半年ぶりにピカデリー来てみたら、売店の動線が驚愕の頭の悪さで、まさか、新宿でサーヴィスが劣化するなんて‼とあんぐりし、帰りに階段使ったら、いつの間にか地下に着いてて、MUJIカフェのお兄ちゃんが驚くくらいだったんで、
ホントもうピカデリーうんこだな。うんこ中のうんこだな。
思ったけれど、「
キングコング:髑髏島の巨神」見ました。
もう、嬉しくなるほどの
ダメ映画。
ここまでダメなの見るのは2年ぶりぐらい?
オッサンどもが皆褒めてるから、話半分で聞いてたけど、パンフでは中島かずきまでが褒めてるけど、
驚愕なまでのダメ映画。
もう、その程度のトリビュートで満足しちゃいけないというか、
愛を表現する手法が安直に過ぎないか?
日本特撮とか日本アニメ好きは存分にわかるけど、南の島行くのに蚊の話とかしといて、肌出してる時点で無しでしょ。
いくらなんでもリアリティラインが無理。見れない。
シリアスにフィクションが混じり合うのが特撮だろ?
そこが適当なのにリスペクトは送れない。
庵野秀明とアメリカ特撮好きの決定的な違いはそこ。
カット割だけ見るといいんですよ。コングをかっこよく撮れてんですよ。
でも、ドラマパートが壮絶的にまでうんこ。
良く読んだら、ドラマパートはちっとも褒めてないんだやんの。オッサンども。
「地獄の黙示録」とか言ってるから、キャッキャしてたけど、あくまでもヘリコプタアクションを褒めてるのであって、
なんであんな墜落してるのに無傷よ!とか、そゆとこはスルーなのな。
<font size=“5”>ズルいぞ。オッサン!!</font>
ダメなところを並べるとキリがないんだけど、唐突なギャグパートよりも、やっぱり、最たるは主人公カップルを殺せないことかと。
最後に、コングの手のひらの中でメイソン・ウィーバーが潰れてたら星5つにしても良かったけど、やっぱダメでしたね。
ブリー・ラーソンのパイスラごときで許さんって。
パイスラは好物ですが。
ヴィクター・ニエベスの切断シーンとかは、まだ良かったんだけど。
MIYAVIはやっぱ驚くほどの美男子なんだけど、日本刀の使い方がまったくなってなかったんでビックリした。
せめて東宝から殺陣師借りてこいよ。ホント。もう。外人が日本刀使えないのは見逃すから。オーロラとか見逃すから。
で、コングの話をしましょう。
言うても俺ビビりだから、驚いて見てるんですよ。
まず、予告編にもなってる、コングの殺陣は良かった。
んで、水飲みからタコの踊り食いも良かった!
ギャグだけど。
川ダコって!
スクリュー振り回してスカル・クローラー殴った瞬間は、やった!ハイパーハンマーだ!思ったんだけど、そう思ったのは、どうも俺だけだった模様。
からので、スクリュー手に巻いて殴った時には、当然のように「パシフィック・リム」を思い出しました(ありがち)
もっとコングのアクションを見たかったよ。コング。
ちなみに、コングの縮尺がカットごとに無茶苦茶なのは、アングルがカッコ良ければそれでいいんです!コングがカッコ良ければそれでいいんです!!!
ああ。ピカデリーが最低だったせいで、余計に最低の映画だよ。
結局のところ、コングはヘリしか壊していないんだよ。
もっといろいろたくさん壊して欲しいんだよ。
実は俺は、怪獣vs怪獣ではなく、怪獣に破壊と殺戮を求めてるんだよ。
だから、「シン・ゴジラ」はあんなに良かったんだよ!
ともかく、もっとコングに萌えたかったよ。
もっともっとコングに萌えたかったよ。
もっともっとコングに萌えたかったよ。
あっ!最後のキングギドラの壁画には、ちょっと萌えた。