ようやくお酒のイヴェントも復活し、たまには日本酒ということで、「
熟成古酒ルネッサンス2023」行ったのでレポ。
赤煉瓦酒造工場に3500円で入れる!ってのが一番大きかったのだけど、やはり、この施設のインパクトが凄い。
明治のセンスですよね。この辺は。
なにせ日本酒百年貯蔵プロジェクトの見学で紹介があったけど、明治当時の税収、40%が酒税だったらしいからね!
お酒大好き。国民性やで。
ちなみに、日本酒百年貯蔵プロジェクトだけれど、100年寝かせた日本酒は見学にいた人誰ひとり呑めないだろうけど、再来年ぐらいには、20年前に寝かせた80年古酒が100年なるとのことなので、これはもう「熟成古酒ルネッサンス」サボれなくなって参りました。
まったく旨い酒になってる気しないのだけどな!
で、一通り呑んだ中では、
岩の井酒造の山廃古酒ってのもおいしかったのだけど、まさかの
一ノ蔵「madena」がおいしかった。
鳴子温泉の温泉熱を活用とか、アイディアも面白い。
しかし、さらに驚いたのは、
ほぼ古酒専門の達磨正宗。
なに?そのギャンブライズム。しかも、古酒蒼然とした感じも、古酒感の無いのも取り揃えてるという。攻めっぷり。素敵だわ。
あと、名手酒造店の黒牛が、10年寝かせてもちっとも熟成感の無い、ある意味、裏切りのようなフレッシュさを保ってて、これはこれで面白いなぁと。
そもそも、名手酒造知らなくて、
地元に6割下ろしてるとか言うぐらいの酒蔵なのだけど、当然のように詳しい御仁がいらしてたりして、いろいろ話を盗み聞きできるのが良いです。
ちなみに、こないだ行った阿佐ヶ谷の居酒屋に黒牛入っててビックリしました。おいしかった。
あとは、いつから寝かせてるのかよくわからないとかいう、熟成マニアが保持してた松竹梅とは思えないぐらい黒ずんだ松竹梅や、
古酒に木片を沈めて1か月の呑み比べ(もちろん、ミズナラに一番反応する)とかですけど、最高だったのは奥の松酒造の「奥の松 20XX Vintage2008」です。
近日発売。
1本20000円。
たまたま東日本大震災で被災を免れた、奥の松のラインナップに無い生酒を、長期低温熟成させた奇跡のお酒。
イヴェント中リピータ続出らしく、実際にリピートさせていただきました。
たぶん、オイラも残りの人生で呑むことはない。
いやぁ〜、
素晴らしかった。
しかしてしかして、買ったのは
下越酒造の「時醸酒Vintage 2003」
怖いわぁ。
2003年が20年前やで・・・
なお、「時醸酒2001年」の原料米の違い”山田錦70%”対”高ね錦60%”の比較が面白かった。
個人的には山田錦は想定の範囲内の味わいだったので、高ね錦60%のがインパクトが大きい。
しかしてしかして、個人的ハイライトは、入場でチケット確認してくれた
adidasジャージの娘が、チョイ病みメイクとはいえ美人さんだったことでした。
何故か遭遇する度、ちょいちょい目が合ったし、会釈したぞ!
8000円の古酒なんて買っちゃったのも、この娘がいたからだしな!!(馬鹿)
誰の娘さんなのかしら?(スタッフはだいたい関係者という偏見)