アナログフィッシュワンマン「『荒野 / On the Wild Side』10th Anniversary Tour」行きました。
初めての渋谷TOKIO TOKYO。17:30開場を17:00と勘違いして、結果的に東急ハンズで時間を潰すの巻。
いくつか気になるモノはあったけどお買い上げはせず。
TOKIO TOKYOは普通のビルの地下階みたいな廊下で、ちょっと半笑い。
隣は普通に歯医者が入ってて、よくぞまぁ、ここをライヴハウスにしたな。スゲェ。
ドリンクはソフトだけだけど400円。ビール呑みたいけど、まだ仕方ないかね。
前のおにーちゃんに流されて、コーラを数億年ぶりに頼む。
キャパ的にはFEVERの七割ぐらい?思いの外ステージが大きいが、この感じは在りし日の三茶Chromeみたいな。
まだ、ちょっと内装したてな臭いがある。
それはともかく、気がついたらいつものように左端の二列目とかにいたり。
「TEXAS」ではじまったのだけど、「戦争がおきた」と「TEXAS」って対応関係なんだなぁとか、何気に気づいていなかった事実に気づく。
「ロックンロール」があまりにも早い段階で演奏されたので、大丈夫か?と思ったのだけど、健太郎曲は新曲多めの構成。
新曲聴いてなかったんだが、まさかのThe Weekndみ。マジか。魂消た。
時代の最先端な80年代エレクトロ路線を国内で早い内に手を出すバンドでアナログフィッシュが出てくるとは思わんかったぞ。
サビの健太郎ファルセットは厭で仕方がないのだけれど。
アレやねんファルセットって「逃げ」にしか聞こえないんだよ。単に発声練習サボってるだけじゃねぇか!っていう。健太郎は声が出る人だから尚更。
とはいえ、安定の「アンセム」で腕グルングルンしてたの見て、そうか・・・俺、「アンセム」で泣ける人だったんだなぁ・・・なんて。
いや、泣かなかったけど。
それを言うなら、「TEXAS」で泣ける人だという自覚が生まれたのでビックリ。
コロナ禍のライヴで大好きなロックバンドはアナログが久々だったせいもあるやも知れぬが。
いや、今年見てるのはラップかポップばっかやねんって。
おかげで、
首がライヴ中から痛い!
こないだのソウルセットも痛かったが、アナログは痛くなるのが早い。
そうそう、スピーカの配置が良くて、天井のぶら下がりスピーカからヴォーカルがメインで出てたのは聴きやすくて最高です。
ギターもベースも上のスピーカに混ぜてはいるけど、キャパ的にアンプの直音でいいや。ってのもナイス判断。
ミキサブースが音聴きにくそうなだけに、アレはサウンドチェックで作り込みが必要ですな。やるねぇ。
閑話休題。
ラスト、「PHASE」、「アンセム」、「Hybrid」の流れで、何故か健太郎曲は新しい曲なのか謎だったのだけど、だったら他にも曲はあるだろうと小一時間。
別に、近い時期なら「ハローグッバイ」でいいじゃないか。
とか思うわけだけど、今のモードが違うんだろうな。
で、本編ラストはやはり「荒野」
この10年の支えであり、向こう10年の道しるべでもある「荒野」
ワイルドサイドを躊躇うな。ワイルドサイドを。
で、アンコールは「さよならガールフレンド」
シティポップの文脈で理解してたのだけど、今回のライヴで見ると、もしかしたらエレポップで理解することもできるのか。などと。
ただ、ど真ん中で盛り上がってた女の子(呑み友達にちょっと似てたがたぶん違う)が言ってたとおり、時間的にもダブルアンコールあると思ったんだけどなぁ・・・
だって、「さよならガールフレンド」だぞ。「荒野」の10周年で。
なお、下北沢シェルター30周年ワンマンで売れ残ってるのはアナログとギターウルフだけらしい(笑)
何気に、スキカウエントリされたら仕事サボるつもりだったんだが・・・
なお、
12/8にNEWアルバム発売。