東京に20年ぐらいいるのに、なかなか入る機会のなかった下北沢本多劇場へ。
空虹さんを拉致って、入り口どこだか遭難しつつ、
渡辺えり 古稀記念2作品連続公演「鯨よ!私の手に乗れ」「りぼん」見ました。
もちろん、そのあとに
サッカー談義もしました。月内もう一回会うんですけど。
それはともかく、前から2列目ほぼセンター。
連続公演というから、2時間で2本やるのかと思ったら
期間中に2本やるってことだった!勘違い。
で、我々が見たのは「鯨よ!私の手に乗れ」でした。
なに?この超ハイカロリーなお芝居。
久々にグッタリ。頭も使うし、情報量の多さも、ある種、グッドオールドフューチャー。
空虹さん曰く「
これぞ!感はあるよね 」
渡辺えりはどちらかというと主演というより演出がメインで、パイセンたる2人、木野花と三田和代がメインと。
とくに、オープニングシークエンスのリプライズを、ラスト2人でやってるのは良かったなぁと。
鯨が最後、ステージに鎮座してたのも、結果的には良い演出。
しかし、木野花はホントに美術の先生だったし、三田和代は岸田森のパートナだったのか!マジか!(ウルトラヲタの動揺)
もう途中面倒臭い理屈を端折りまくって、
投げっぱなしジャーマン的に話を着地させる力業は、見事の一言に尽きる。
スゲェな。そう着地させるのか。
前のおねぇーさんが、しばしば泣いてらっしゃったのだけど、これは泣く舞台か?
渡辺えりの早着替えとかまで入ってたり、
お約束だろうアトリブのグダグダさとかも、メタボケが入り乱れすぎていて、時空の歪みが凄い。
とりあえず、渡辺えりの芝居愛はよくわかった。
あと、
認知症なんて怖くないみたいな。あるいは、
認知症になってしまった方がファンタジーで最高。
空虹さんが仰るとおり、本多劇場という劇団の聖地にかける芝居としては、これぞ!という感じはたしかにあって、40年前たって、たかが80年代なんだから、実はこの芝居のテーマはもっと前なんだけどなぁとは思う。
その辺の考証は野暮と承知な上で、面白いか面白くないかで言えば面白い。あるいは圧倒されるお芝居でした。スゲェ。
なお、北村岳子は本当に60過ぎててビックリだし、黒島結菜は声が小さくてビックリでした。でも、細い!
そして、宇梶剛士はホントに大きいし、
ラサール石井とは目がガッツリ合いました(気のせい)
あと、アイザワアイの目の強さは良いな。