雑感・レヴュ集 メタセコイア
洋画

作品名記述者記述日
大頭脳唸るバクテリア2020/12/25★★★★

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アトロクで紹介されてたからってだけでもないけど、ジャン=ポール・ベルモンド傑作選「大頭脳」見ました。
なんでオッサン、客の少ないイヴェントで人と人の間に席取ったねん。キモいわぁ。
というのをじっと我慢した。
ホント、デブヘイトが増すから止めて欲しい。
それはともかく、ホント、ルパン。スゲェ頭悪いの最高!
敵も味方も全員頭悪いけど、人が死なないという。
しかもなに?あの超絶派手さ。
飛行機、ヘリ、船、車、列車に自由の女神だもんね。
あの時代の映像で、まさか自由の女神の首を傾けさせる想定以上の合成。
つかね。想定以上って意味では全編映像が異常に綺麗だったんだけど、あれは別にリマスタしたわけじゃないよね?リマスタしても需要が凄まじくあるわけじゃなし。
カット割りもさ、どーでもいいシーンなのに凝ってるし、なによりあの時代の大きなカメラでどうしてそういう映像撮れるんですか?不思議。
ちょっと撮影風景が見たくなる。
これがさ、21世紀の日本で撮ったら、超安いカットと脚本でわざとらしく笑いを取りに来て、主人公はEXILE系なんですよ。きっと。
それはそれで間違いじゃないけど、ドリフみたいなそれこそ、今見たら手垢つきまくったリアクション芸を恥ずかしげもなくできるかっていうと、正直難しい。
でも、だからこそ、なんの衒いも無いように見える、しょーもない笑いの連発が最高なんですよ。めっちゃ笑った。
コメディ映画見に来て笑うな!ってなら、お前を殺して俺も死ぬ。
にしたって、ホントもう、しょーもないなぁ。金あるなぁ。
リアタイだったら、絶対馬鹿にして見ない気がするなぁ。
金と体をかけた笑いが見たいし、見てると楽しいなぁ。馬鹿だなぁ。

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