みんな大好きポール・トーマス・アンダーソンってことで「
リコリス・ピザ」見ました。
ポイントが貯まっていたので無料。
何故かピカデリー系ではポイント貯めるのにTOHOシネマズは即使うのな。
それはともかく、
快心の期待外れ。
たしかに
試写の感想でさえぼーセンセイが駄目だ書いてたけど、まさかこんなにも外れだとは。ビックリ。
途中で何度も帰ろうかと思ったよ。まったく。辛い。
さえぼー先生に全面同意。
超いけすかねぇ。
なにが駄目だったのかをきちんと整理しよう。
まず主役二人の顔がちっともピンとこない。わからん。
偏見全開だけど、小太りの餓鬼ことゲイリー・バレンタイン as クーパー・ホフマンが
嫌いなのだ。なんであんなののキスシーンを金払って見なアカンねん。
ヒロインのアラナ・ケイン as アラナ・ハイムは単純に好みな顔じゃないだけ。
ただ、家族総出なのはちょっとした「
マイスモールランド」感。
キャラ的には弟がイケメンだったのだけど、あの子はこれから来るかしら?
それはともかく、ストーリーはさえぼー先生が書いてるとおり、金持ってる男の子のサクセスストーリーでもあるので、そりゃ気に食わないわけだが、なにより、ゲイリー・バレンタインの良さがちっともわからない。
多少ウイットはありそうだけど、所詮餓鬼の言動。大嫌い大嫌い大好き!になるポイントが見当たらない。なにが良いのか?ちょっとした悪事の共有ぐらいだろうに。
うーん。
結局、マセた糞餓鬼の歳上幻想でしかなくて、フェミ棒(あえて俗な言い方をしております)で叩くのは
こういう映画な気がするのだけれど。
アカデミーになんでノミネートされたのかサッパリわからん。
とはいえ、良いところが無いかというと、各シーンそこら中で走っていて、
劇中全速力で走る映画はいい映画なんですよ。
いい映画なハズなんですよ。
それなのに・・・それなのになぁ・・・