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特別展「古代メキシコ」唸るバクテリア2023/09/15

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行こうか行かないか何回か悩んだけど、やっぱり、生まれ変わったらメキシコ麻薬戦争に巻き込まれて、モブとして死にたい人間としては、やはり行くべきだなと特別展「古代メキシコ」行きました。
もうね。「赤の女王」が圧巻なのです。
カメラ忘れたのもあって、写真OKだけど撮らなくていいか。思ってたのですが、ちょっともう、この空間に到ったら撮らざるを得ない(写真あるけど、他人が写り込みすぎてるので没)
「赤の女王」の間に到るまでの演出(映像説明も手短で良い)もあわせて素晴らしい。5000兆億点ですよ。
そもそもさ、なんで導線がいつもと違うのか?だったのです。
それなりに平成館に来ているので、上りのエスカレータ降りたら左手から第一展示なのは、ある程度染みついてると言っても過言ではないのだけれど、今回は一度回れ右をして物販コーナ側から入る。
と、なるほどこの4K動画で全体を概観したいから、この順路なのか!そう思いました。
しかも、前半戦は全部テオティワカンなのです。
この構成に超ビックリ。
まさかこんなにテオティワカンだとは!
で、アステカは最後ちょこっとなので、アステカガチ勢は食い足りないこと請け合い。
しかし「鷲の戦士像」(陶器!)はいるから、最低限の満足は満たしてくれるんじゃないかと。

鷲の戦士像

そうじゃなく、写真オールOKなので、残念な人たちは一展示一展示全部写真撮るし、なんだったらその場で写真消して撮り直したりするから超邪魔なんだけど、それを飛ばせば、だいぶ展示間隔に余裕を持った広い展示だったので見やすい見やすい。
たしかにテオティワカンは予備知識があまりないので勉強になったし、ここで予備知識を付けてからアステカを見ることで、アステカがテオティワカン依存だったとか、他の国家に疎まれてたから、スペインの侵略に便乗されて反旗翻されまくったとか、結構ビックリなのでした。
なるほど、1000年違えば古代国家の威光は使える!
たしかに「聖徳太子」言いたいもんなトンデモの人は(待て)
間に挟まれたマヤも含めて、というか、ヘッドライナとして扱わざるを得ないチャクモール像や前段の赤の女王もマヤなんだけど、思わず買ってしまった「モザイク円盤」のコースターとか、ツボはだいたいマヤなんですが、なによりメキシコはトウキビが神様なのですよ。トウキビ!
つまり、親近感ありまくりなわけです。そうだよね。トウキビのヒゲを髪飾りにするよね!馬鹿だこいつら(満面の笑みで
今までメキシコ人嫌いになれないし、日本人への無闇な親近感みたいなのを抱いていたのだけれど、違う。
ここまでトウキビ好きなメソアメリカの人々は道民だ。道民に違いない。
ジャガーだって、シャークな弟は札幌にいるぞ(違)
熱帯低地であること以外は、まるで北海道みたいな多神教国家であるメソアメリカは、たぶん、北海道の線対称みたいなもんで、だからきっと、メキシコ麻薬戦争憧れが消えないのだな。俺は(歪)
最後にはビックリするほどの金細工も並んでたけど、総じて、マヤブルー(インディゴ)或いはマヤグリーン(翡翠)が主体な装飾の世界は、交易としてなにかを持ち込むことが富の象徴となるあたりも、極めて北海道的である。
ああ。メキシコ行きたい。メキシコ行きたい。

言うても可愛いチャクモール像

ちなみに・・・メキシコ直輸入な黒のワッペン衝動買いしたのだけど、2000円だった・・・
えっ?ちょっと大きいとはいえ、ワッペンだよ・・・ただのワッペンだよ!!!
あと、主催に並んでるのはNHKなのに、物販の発売元は日本テレビサービスなのでした。カオス!

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