で、見てきました。「
ミッドナイト・ガイズ」☆4.5
良い映画。渋谷はライヴかアップルストアぐらいにしか来てなかったから、久々のヒューマントラスト(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」以来だから5年ぶり)で軽く遭難。
誘導のおねぇーちゃんが眼鏡っ娘で萌えな感じだけど、よく考えたら1sk嫁とキャラ被りしてる気が・・・
閑話休題。
2時間無いんだから、いい映画なのは自明なんだけど、それにしたってアル・パチーノ!クリストファー・ウォーケン!!
男臭いというより、むしろ
加齢臭臭い(実際隣の席がじーさんだった)のだけど、でも、そこで光輝く
朝陽!
邦題が完全にアウトで、下ネタ的にも、原題がジャストなこの映画は、あんなに食事シーンがあったハズなのに、あんなに娼館が出てきたのに、ちっとも
その行為自体を映しはしない。
そもそも、アクションシーンすら、必要最小限。
なにせラストすら・・・(墓すら掘らせない!)
しかし、確実に人は怪我をして死んでいく。
つまり、この遅れてきた青春は幻であり、生きている証拠は会話にのみ残されて、映像には残されない。
フィクションであることのリアリティ。もしくは、リアルよりリアリティ(from「14才」)
人生50年とすれば、とっくに折り返してる人生なので、自分の死に様をボンヤリ思い描いている人間には切々と染みるわけですよ。
ああ、なんで吊しのスーツなのに、そんな腹出てるのに、裾を切らずとも、そんなに似合ってしまうのだ!ズルいぞアル・パチーノ!!!
今年見た良い映画の大半は、残りの人生の節目で、きっと見ることになる。もしくは、もう一度見ることが節目となる。
そんなことを考えているのでした。
アメリカでの評判が悪かったみたいだけどなー
あと、監督があの「ザ・コーヴ」のプロデューサだけどなー
それはともかく、ジョン・ボン・ジョヴィの「Not Running Anymore」は映画によく合っておりました。