イヴェント名 | 記述者 | 記述日 |
盲腸日記 | 良田 | 2007/11/13 |
本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。
明日は卒業というか修了レポート提出日。
ここ数日は歯痛やら何やらでろくなもん食ってなかったり、夜と昼逆転したりですっかり生活が乱れておる。
が、無事書き終わってあとは提出するだけ。
学校で装丁しつつ、皆さんの様子でも窺いましょうか。
・・・・・・ヤバイ。めっちゃ痛い。
何か腹全体っつうかみぞおちが痛くなってきた。
そしてこの痛みを俺は去年あたりにも味わった気がする。
とりあえず「腹痛 症状」とかで片っ端から調べる。
ああ・・・やっぱりアレか?再発?
前回もそれっぽい症状で、結局薬処方したらよくわからんうちに治ったんだけど。
そうこうしてるうちに痛くてもうじっとしてらんなくなる。
これは寝ても治らん。つーか寝れん。病院だ。
調べた結果、盲腸なら一週間〜10日で退院できるらしい。
ということで、やることもやったし、手術→入院コースも予想してたはずだが、急遽入れたのは携帯の充電器くらい。
これで後々面倒なことになるとは考える余裕もありませんでした。
あと念のため金3万ほどおろしとく。
着いたはいいが、もう受付待ってる余裕が無い。
お願いして、寝かせてもらうことにする。
しかし寝てたからといって当然症状は改善しない。
とりあえず先生に症状やら前回のことやら伝える。
あ、盲腸って腹を押して離した時に痛み(反跳痛)があるらしいんですよ。
で、触診されたんですが先生曰く「 やわらかくて分かりづらい 」
ビバメタボ。
んで検査なんだが、血液・尿・レントゲン・CT・エコーなどなどもう何かオールスター。
相当しんどそうに見えたのか、移動は車椅子。正直助かった。
んでとりあえず、今日は検査入院みたいなこと言われる。
胃カメラ飲む日にちがいついつとかも。
だがその後寝ながら会話を聞いてると、どうやら盲腸っぽい症状を見て、外科に回す流れっぽい。
んで外科の先生登場。
エコーやらレントゲンやら見ても明らかと。
で、手術でいいね?みたいな感じで聞かれる。
もう覚悟してたんでOK。
今日の夕方やっちゃうらしい。病名:急性虫垂炎。
いよいよ手術。
手術着?に着替えて、例のアレ。
剃毛タイム。
皆さんあれでしょう、色々想像したりするでしょう。
はっきり言おう。痛くてんな余計なこと考えてる余裕ない。
担当はおばちゃんだったけど、でもそんなの関係ねえ。
若かろうがなんだろうがあの状況じゃそれどころじゃないですよ。
あ、一応言っとくけど剃るのは上の方だけね。
そんなこんなで手術終了。
後から聞いたら時間にして約1時間ちょいだったらしい。
虫垂見る?と言われたんだが、正直ちょっとイヤとか言いつつ何か結局見ることに。
メガネないからよく見えなかったが、6〜7センチくらい?
何か通常より上に上がってて見つけづらかったとか何とか。
10月31日(入院2日目)
麻酔はほとんど切れたものの、やっぱりしんどい。夕方、友人に頼んで、寝巻きや歯磨きセットやタオルやらを買ってきてもらう。
今日はレポート締め切りだったらしいが、動向が心配された約1名は裏技使って何とか提出した模様。
うーん、どんな修羅場か見てみたかった。
ついでに、暇潰し用に何か持ってきてもらうようお願い。
その友人には後日同意書にサインもしてもらいました。多謝。
夜。昨日に比べれば大分ましとはいえ、やっぱ痛い。
それでも割と寝れました。
本日から飯がおかゆに。とはいえおかずは普通。
正直家にいる時よりずっとまともな飯なわけで。
昼間は鶏肉のハーブ焼みたいの出たんだけど、もうこんなの食ってOKなのか。早いねしかし。
さて、そういえば俺は歯も痛い。
やたら食うのに時間かかるがしょうがない。
そして本来なら明日歯医者行く予定だったんだがこの通りなので、予約取り消し電話入れる。
夕方に最後の点滴。
ちなみに今朝まで入れっぱなしだったのが栄養?の点滴で、これは抗生剤ね。
点滴射して歩いてると結構不便なんですよね。
点字ブロックに引っかかったりとか。
夜は知恵の輪やったり漫画読んだりして適当に就寝。
しかし消灯9時半でも、意外と気になんないのね。
というか横は11時くらいまで余裕で起きてるし。
本日は点滴もないし飯も普通だしでほとんど通常生活。
ただしまだ大が出ない。
大して飯食ってないから当然だろうけど。
寝たり漫画読んだりタバコ吸ったりほとんどニート生活。
痛みはまだ残ってますが、経過はいたって順調のよう。
あれだよね、病院側にしてみたら盲腸なんざスライムやゴブリンみたいなもんなんだろうねえ。
というわけで、いつ退院するか聞かれる。
明日でもOKとか。早。じゃあ遠慮なく。
痛み止めとか・・・まあいらんのか。
唯一心配なのがやっぱ大の方らしく、念のため下剤処方される。
夕食の最中、誰かがベッドの所に来た。
何と研究室の助手。
何か花持ってきてくれたんですが。
飯の最中だったので長話はしませんでしたが、とりあえず予想外だったのでびびる。
いくら学校から歩いて5分とはいえ、ねえ。
しかしこの分だと相当話広まってるな。
身の回りを少し片付けて就寝。
11月3日(入院5日目)朝一で大の方も出て、とりあえず一安心。
久々に普段着に戻り、友人待ち。
10時半ごろ退院とあいなりました。
久々に外出てチャリ押して歩いたんだが、結構しんどい。
たかだか5日とはいえ、入院してると体力落ちるってのは本当ですね。
帰宅後はとりあえず寝る。
体力回復のため、というか動く気がせずダラダラ過ごす。
11月5日久々の授業。
当然ながらどこに言っても質問される。
誰かが「 多分一生ネタにされる 」と言っていたが絶対そうだろうなあ。
だって同じように腹切って未だにネタになってる人、知り合いにいるもん。
ということで、これから腹切ブラザーズでよろしく<心当たりのある方
抜糸。
ちょいとチクチクするが、あっという間に終了。
何か患部にテープ張られまして、某友人がそれ見て「治り早くするテープ」って言ってたんだが、そんなんあるんかいな?
本日は風呂NG。
テープはがされて終了。
確かに10日で終わってるねえ。
しかし人間の腹って案外早くくっつくもんなのね。
と、こんな約10日間でした。
今回学習したことをいくつか。・盲腸の痛みは腹全体→みぞおち→右下腹部と移動する
・さらに微熱と吐き気が出る
・薬で散らすのは爆弾抱えるのと一緒、不摂生してると再発する
・一人暮らしは入院セットどっかに用意しとけ
・剃毛に幻想を抱くな
・屁は案外すぐ出る、漫画みたいに出て大喜びとかねーよw
・経過さえよければ一週間以内で退院できるので、融通きくならなるべく切れ