作品名 | 記述者 | 記述日 | 星 |
ナミビアの砂漠 | 唸るバクテリア | 2024/10/25 | ★★★★ |
本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。
それはそれとして、階段落ちするとは思わず声が出たのだけど、テーブル上でのアクションとか、ちょいちょいビックリするよなアクションシーンがありました。そゆ映画だったの?
あとやっぱり、男どものしょーもなさというかは良くて、ハヤシ as 金子大地もホンダ as 寛一郎も同性として感じる凄まじきリアリティ。
そして、東高明 as 中島歩の糞しょーもない精神科医っぷり!みたいな感じはありました。
ああいう時に、男はホント役に立たなくて、とはいえ、そゆ描写は腐るほど見てきたから、そろそろ誰か立ち振る舞いの正解教えて!(駄目人間)
それと、喧嘩し疲れて、ご飯食べよう言い出すリアリティは監督の実話かしら?
という余計な妄想もしました。
さえぼー先生が書いてたとおり、部屋の中の固定カメラがブレるのは心理描写の比喩っぽいのだけど、気に出したらウザいのですよね。
画角がずっと4対3のスタンダードサイズなのは視野の狭さの隠喩かな?という深読みもあるのだけど、それはそれで読みすぎかな?とも。宇多さんはその読みでしたが。
なにより、ナミビアの砂漠のエンドロールなわけですよ。
じゃあ、あの小さなオアシスは劇中のどこにあったのか?という疑問の回答は見つけられない。
そもそも、オープニングのイチカ as 新谷ゆづみとの会話で、周りの声が聞こえてくるあたりは、そもそも、カナがADHDかスギゾだからだよなぁとか。自分がADHDでスギゾだから余計にそう感じるわけだが。
集中力の薄さというかは如何にもなんだけど、当人にその自覚は永遠に無いのだ。
それは小さなオアシスにやってくる動物たちの、そこはかとない微笑ましさや、「平和」さみたいなモノとは関係が無い。
それにつけても、パンフのゆっきゅんのレヴュは素晴らしい。みんな大好き森直人のレヴュよりも一段高い。
それはたぶん、ゆっきゅんにとって抜群にリアルな物語だったからであろう。
歩く姿や走る姿、キャンプファイヤーの上を飛び回ると、あの動き方にシンパシーのようなモノを抱くのだろう。リアルなのだ。
カナ=河合優実が生きている映画だったのは間違いない。
そして、一番の衝撃は「キャンプだホイ!」の作詞作曲がマイク眞木なことでした。
知らんかった。
エンドロール見てて「マジか」言ってしまった。
広告