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「日本画」の前衛 1938-1949唸るバクテリア2011/01/31

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「日本画」の前衛 1938-1949」行ってきました。
カンディンスキー展行かなかったんだけど、ホントは行った方が良かったげ。これ行く前に(苦笑)
基礎知識が無いッスからねぇ。こゆところは。
それはともかく、面白かった!
そもそも洋画と日本画の違いを今ひとつ理解できてないんだけど、シュルレアリスムから戦争までの加速というか展開がダイナミックで、おそらくバックグラウンドにあるだろう、攻めぎあいとか悔恨とかが見え隠れして、
そんなのを妄想したりで、気がつけば閉館時間まで見てたり。
展示作一覧をもらい忘れてきたからアレだけど、ネットに全部上げてくれてた
ビバ!国立近代美術館。
やっぱりね、アレぐらい広くて、それほど人がいないと、見るのが楽だし、一枚一枚じっくり見れるね。
ここ数年で、バウハウスだとかシュルレアリスムだとか、わかんないなりに数見てきたけど、結論としては屏風絵は良いね。と。
見応えというか、魅入り応えがある。
寄って見ても、引きで見ても楽しい。
フライヤにもなってる船田玉樹「花の夕」は言わずもがなだけど、福田豊四郎の「濤」とか山崎隆の一連の戦地シリーズとか、飲み込まれてる感すらあって、素晴らしかったなぁと。
なんだかね、前衛展のわりにそこまで抽象抽象してないというか。
山岡良文の「シュパンヌンク」や山崎隆の「象」、あと最後の「パンリアル」なんかはシュルレアリスムのパブリックイメージなんだけど、全体的にはケンコバの名言で言うところの「ルールの中で暴れろ!」を実践してる印象。
ってまぁ、冒頭の感想とループするわけですが。

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