新国立劇場で、バレエ「
くるみ割り人形」見ました。
結局、全然予習できてなかったので、超漠としかストーリィわかってないんだけど、面白かったのは間違いなくて、眠いのは単に体調の問題。
とはいえ、
ほぼストーリィの進まない第二幕は単純に踊りを楽しむしかなかったんで、その辺のレベルが低い当方には、若干しんどかった・・・
Wikipedia見たら、もともと
そゆ原作なんだな・・・
閑話休題。
まずはなんといっても、
無茶苦茶音がいい!
凄い。
音だけ聴きに見切れ席でいいんじゃなかろうか。それぐらいいい。
あと、クラシックなステージだと思ってきたんだけど、実際は
フレッシュな演出が随所に見られて、さすが21世紀!って感じ。
これもWikipediaで知ったけど、なるほど。新演出が許される演目なんだ。
実際のところ、バレエは漫画で読むぐらいで、本物を見たのは初めて、
ドレスコードとかドキドキしてたんだけど、最下層で俺の格好よりチョイ上ぐらいだったので、
そんなに緊張しなくて良いかも。
あと、ひたすら台詞なくて、踊りと曲だけで演出していくので、解釈力が必要になる以上に、
芝居力が試されるなぁと。
つまり、バレエって、ダンス力が一番で、次に表現力だという認識でいたんだけど、なにより芝居力が一番重要なジャンルなんじゃないか?と。
存外、普通に芝居しなきゃいけない場面があったりするし、今回だと中国人役の人とかのコミカルさは、単なる「表現力」の語では表しきれない印象でした。
見た回でクララ役だった
五月女遥さんは、身長低いせいか、クララがむしろピッタリで、好感でした。
帰り際に聞こえた会話にもあったんだけど、
クララが主役だと思ってたよ。俺も。バレエとしては、金平糖の精が、主役なんねんなぁ。びっくり。
それと、拍手のタイミングが難しい。
第二幕は上で書いたとおり、踊りメインだからわかりいいんだけど、第一幕で拍手してる人たちは、なにをトリガにしてたんだろ?
2・3箇所ぐらいはまだ、連続回転だからわかったんだけど、全然わからないタイミングで拍手起こってたんだよな・・・
それとそれと、なんであんなにカーテンコールやってんの・・・?