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イヴェント名記述者記述日
私たちのフォロン唸るバクテリア2024/09/27

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ずっと違う展覧会に行こうかと思ってたんだけど、超混んでる噂を耳にし、ふと、東京ステーションギャラリーを見てみたら・・・
「私たちのフォロン」展!ヤだ。楽しそう!!!
ってことで、「私たちのフォロン」展を見ました。
これが良かった。正解。勝ち組。ステキング
フォロンのポスター3連発
なにが素敵ってったら、ユーモアがそこにちゃんとあるのです。
グリーンピースとかナチとか矢印とか露骨なのもあるけど、でもユーモアのある作品には敵わない。
思わず声か出るのは、そこにユーモアがあるからなのです。
ホントの本気に怖いものはなにか?という話ではあるのだけど、そんな己の恐怖を作品へ還元する際に、ユーモアを挟まなければならない感慨は、クリエイターでもアーティストでもないけど、ひたすら消費者として嫌いになれない。わかるとは言わない。
なので、見てて楽しくて仕方がない。
50分程度のあっという間に見終わってしまって、これで終わりかと思ったら物足りなくて仕方がない。倍よこせ。倍
ステーションギャラリーじゃなかったら、万単位の金が物欲に屈したに違いない。
久々に小物しか買ってないけど2000円以上飛んでったぞ。
Tシャツ買わずに済んでセーフ思ったもの。

で、個人的なハイライトは世界人権宣言なのです。
不勉強を悔いる人権宣言の内容。
ちゃんとサイトにフォロンのイラスト掲示しろよ国連仕事しろ!
なんだかさ、世の中で問題になってることのほとんど全部が、世界人権宣言ちゃんと批准してれば解決すんじゃね?っていう。
ちゃんと押さえておこうと思ったし、フォロンの絵とあわせることの価値は計り知れないなぁと。
あと、ラスト直前並べられた絵はがきが素晴らしい。
マジか。
あんなの届いたら泣くぞ。狡いじゃないか。
きっと「格好いい大人」って、フォロンみたいな人のことだ。
ちゃんと怖がっていて、ちゃんと怒っていて、ちゃんとユーモアがある人。
ちゃんと苦しんでいて、ちゃんと手を伸ばした人。
本当にステーションギャラリーは油断ならないわぁ。

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