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洋画

作品名記述者記述日
パーム・スプリングス唸るバクテリア2021/05/28★★★★

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マーゴット・ロビー見たさに「ドリームランド」行くつもりだったけど、タイミングが合わず「パーム・スプリングス」見ました。
ホント、何億回でも言うけど、なんで空いてる映画館で、あえて俺の隣にオッサンが座んねん!
思ったけど、終わってみたら結構満席。ビックリ。
そして、エンドロールにビックリ
久々に映画で、これぞセンス・オブ・ワンダー!思ったよ。
脚本が素晴らしい。
事実上の一幕劇だし、これ舞台版もできるね。見たい。
しかして、ヒロインのクリスティン・ミリオティ顔芸映画なんですよ。
あの大きすぎる目とか大きすぎる口とか、凄いオジさんの好みなんだけど、終わってみても見事に顔芸。超好み
序盤の死んだようなビッチ顔から、中盤の楽しさを謳歌してる笑顔で、終盤の物理を修めた賢い顔。
いつの間にか、悟っていたハズの男が生きることに悩み、生きることに悩んでいたハズのヒロインが、ある種の悟りに到る。
反転関係の見事さと、後悔を乗り越えて、ちゃんと生きようとする。
生きようとする。
タイムリープ映画をこの上映時間(90分)でどう納めるのかなぁ。と思ってたけど、手際が見事で見ていて疑問はない。
なにせ説明も無理にしてしない。解決も。
結局、大事なのは決意だし行動なのだ。
そしてなにより、愛だよ。愛
ちょっとこの手の映画としては珍しい音楽のチョイスはオールディーズよりで、ヒップホップもかからない。
コメディの入るタイミングも不意打ちを心がけていて、リズム感がオールディーズに近い。
編集の妙でもあるけど、期待値がそんなに高くなかったので、見た直後に書いてるこのレビュー時点では、今年ベストな感慨。
何度か見直したい。
スタッフにスタントがいて、思わず笑ってしまいました。
そりゃ、スタント必要だよなぁ。この映画。
ちなみにHulu資本かと思ったら、配給権を買っただけ。

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