いよいよこの日が来た・・・劇場公開50周年特別記念上映「
パンダコパンダ／パンダコパンダ 雨降りサーカス」見ました。
星付ける映画でなくね？50年前だぞ。
とくに竹藪がいい。
つか、同じ回をスゲェエッチぃ格好したおねぇーちゃんが見に来ていて、普通にびっくらこいた。レイヤーちゃんかもしれんが。
いや、そんなことはすべて吹き飛ぶのです。
完膚無きまでの狂気！スゲェ恐い。
とくに竹藪がいい。
本気で子ども向けアニメとして作られたにもかかわらず、なんたる狂気か。
作画の結果、パパンダは左右の目が大半の時間あらぬ方向を向き、ワカメちゃんやハイジの如く、常にパンツを露出してる幼女ミミ子は、テンション上がると逆立ちしてさらにパンツを露出する。
んで、パンにお母さんと呼ばせ、パパンダにはパパと抱きつく。
脚本はもちろん、
日本が誇る世界の変態こと、パヤオ。宮崎駿。
なにもかもを「素敵」の二文字で済ませる
言葉の暴力。
とくに竹藪がいい。
いくら50年前でも、こんな狂気許されて良いのだろうか？いや、良くない。
すべて受け入れる高畑勲演出。
忘れられたライオンは、いつの間にか象の檻にいたけど、あの車両サイズでライオン入るわけないじゃないか！（リアリティラインが違う）
ホラーですよ。ホラー。
素で狂ってる変態の人たちがナチュラルに狂ってる物語を本気で作ってるわけだから、普通の人では飲み込まれざるを得ないですよ。恐い。
とくに竹藪がいい。
ああ。映画館で見て良かった。
多くはない客入りだったけど、これ見て笑ってるのが俺ひとりじゃなかったよ。
狂ってるのは俺だけじゃないし、映画だけでもない。
生まれて初めてクラスで、孤独じゃなくて良かったと思った。
なお、主題歌はもちろん70年代アニソンのミューズ水森亜土。
サビというか、全編にわたるループが、脳味噌にこびりついてこちらも狂える。
とくに竹藪がいい。
