実はまだクリアしてないのです。
残り9日(ゲーム内時間)ほど残して、どうやらHappy Endになれそうにもないので、まぁ、その気晴らしに少しは原稿を書こうかと(笑)
なんか主題歌がバカ売れして、個人的にストロベリーフラワーには「巨人のドシン」の主題歌を歌っていただきたい大もう今日この頃なんですが、それはともかく、
U・Bにとってこのゲームは「
恐怖」以外の何者でもないのです。
「癒し系ゲーム」などとこのゲームに関する雑誌・及びライタは信用すべきではないと心から思うのです。
それはナゼでしょう?
決定的な理由を
U・Bはわかっているのですが、それはちょっとプライヴェートに深入りする(アリに似てるからという理由ではない。つーか、似てないと
俺は思う)ので、それとは違う視点で語りたいと思うのですが、なにがイヤだってアンタ、
俺のせいでピクミンが死んじゃうんだよ。しかも一気に多量に!
あの、初めて「希望の森」に降りたって数秒でピクミン全部
水の中に落として全滅させたときの空しさ!霊体が浮上していく悲しさ!なんで、
俺がゲームの中の一キャラクタ集団の
命を背負わなあかんねん!!!!
今までそれなりの数のゲームこなしてたけど、妙な
トラウマができちまったよ。マジで。
それ以来、どこ行くのもおっかなびっくり。
GCで表示される映像はすべてマスクというか、誤魔化しがかかってるわけで、「ルイージマンション」を初めてやったときに、それがリアルさを生んでるなぁと思ったんだけど、そのリアルはなにより「ホラー」にむいてるんだよね(だから「バイオ」はかなり楽しみだったりする。というか、GC画像の「怖さ」を感じたら他のゲーム機で「ホラーゲーム」はできないと思う。その怖さの理由は簡単にいってしまえば「はっきりしない恐怖」なんだけど、そのうち別項で書きませう)。で、あのとぼけた顔のピクミンどもや原生生物どもが異様に「怖い」のさ。
「はっきりしない恐怖」を生む性能に長けたGCで出たアクションアドベンチャゲーム。
そう、「未知への恐怖」がもの凄く刺激されるのがこの「ピクミン」
現実に存在する生物をモデルに作られた原生生物たちが、だからこそ圧倒的な恐怖を与える。
ずっとコントローラを話したくない自分とその恐怖に疲れ果て、もう二度とコントローラを触りたくない自分。
どこが癒し系だ!こんな疲れるゲーム生まれて初めてだぞ!(素)
そんなわけで
U・Bにはリーダせいをはかっているようにも感じられず、ただただ、未知の世界で必死に生きることを感じさせられる。
いや、ホント、こうやってゲームできるなんて平和だよな。日本って・・・みたいな(笑)
でも、実はこれピクミンだけにあるわけじゃない。プレイヤが操作する主人公キャラ「オリマー」にもある。
それが、また・・・まだどうなるか知らないんだよな(苦笑)
今まで200匹以上殺してきたピクミンに黙祷。
どうせ「レミングス」だろ?みたいに思ってた過去の俺に黙祷。
こんなゲーム作りやがった宮本茂に、よりリスペクト。
ああそうか・・・生きることってやっぱ残酷性なんだよな・・・
ヘタな理科の教科書よりも、社会の教科書よりも、このリアルさを君に。