ミュージシャン | ライヴ名 | 会場 | 記述者 | 記述日 |
the pillows | PENALTY LIFE TOUR | 札幌ペニーレーン24 | 良田 | 2004/02/19 |
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友人がチケットあまってるというので
0.5割引きで購入し参戦した今回のライブ。
会場では1sk氏と遭遇。
思えばペニーレーンは3回目くらいだろうか。
入ると、オフィの情報どおりメンバーが宅録した邦楽カバーがSEに使われている。
特にシンイチロウのアナーキーやさわおのミスチル・aikoは原曲よりよく聞こえる。
発売しないかなあ〜などと思っていると照明が落ち、メンバー参上!
まずは「ペナルティーライフ」の1曲目で幕をあける。
そして「ペナルティーライフ」の中でも自分的白眉の1曲
「Freebee Honey」、そして「ターミナル・ヘヴンズ・ロック」
それにしてもさわおのテンションが高い高い。
「Ride on shooting star」では飛びまくりはねまくり。
そしてこの曲はどうやら、3人が頭や首の動きを合わせるのが定番になっているようで。ちょっと面白い。
とにかく序盤はスピーカーに上るわ客を煽るわと動き回るさわお。
落ち着いて見るつもりだったが、しょっぱなからこんなんじゃ暴れずにはいられませんて。
さわお「おっさんになってもラブソングは書けるもんで・・・」
一同笑。
さわお「いやほんとに。次は書いた時に『これはいいのが書けた!』
って思ったやつをやります」(一部記憶曖昧)
そして「I know you」
自論ですが、本当の意味でのラブソングっちゅうのは自分が誰かを好きだって気持ちさえありゃあやれ自由だとか孤独だとか空や花がどうこうとかいう変に飾ったまわりくどい言い回しなんか必要ないと思うんです。
多分俺がエイベ糞の連中が嫌いなのはそこで、無意味に話をでっかくしようとしてるとこが鼻につくのです。
別にでっかい話が嫌いなんじゃなくて、そのフォーマットに自分を当然のごとく存在させてるっつーか。
うだうだ言ってねえで、好きなら好きって言えや!
話がそれましたが、この曲は本当にまっすぐ。
俺が君を知ってる、俺は恋に落ちてるんだ、それだけのこと。
これがラブソング。
さて、「Sick Vibration」「Moon Marguerite」などを演奏し
さわお「懐かしい曲をやります」
と流れてきたのは、「ペナルティーライフ」のボーナストラック。
あ、これ昔の曲だったのか。
続いては、このツアーが始まった初日に書いたという新曲
「Walking on the spiral」。
正統派ロックナンバーで、かなりいい。
「ウォ〜キンオンザスパイラ〜ル!」
さて、結構とばしてきたところで次はしっとり聞かせるバラードゾーンへ。
「ペナルティー〜」のナンバーに加え、「Please‚Mr.Lostman」収録の「ICE PICK」を披露。
実はこの曲は初体験だったんだが、イイ!です。
しかし徐々に体が冷えてくる。
だがここで出た、同アルバム収録の名曲「TRIP DANCER」
ここから終盤の爆発が始まる。
と、ここで閑話休題。
さわおがあまりにしゃべりまくったので、どこで何をしゃべったか覚えてません。
というわけで、MCをピックアップしてみた。
さわお「久しぶりじゃねえか、札幌!全然寒くねえじゃねえか!」
(さわおは終始熱い熱い言ってて、ガブガブ水飲んでた)
さわお「新庄とか見た?」
観客「今沖縄!」
さわお「今沖縄?それは失礼。実は全然野球興味ねえんだよ」
さわお「シンイチロウ君が、うまいカレー屋を探してるんだよ」
シンイチロウ「『ココイチ』ってのは見つけたけど、これは東京にもあるから違うなーって」
さわお「誰か知ってる人いない?」
観客1「白石!」
さわお「白石?遠いなー。いや、近いか」
観客1「南郷○丁目!」
さわお「あのさ、東京から来たシンイチロウ君に『南郷○丁目』って言われてもわかんねーよ」
観客2「狸○路!」
観客3「北××条!」
さわお「狸○路と北××条?全然違うじゃねえか!」
シンイチロウ「カレー屋なんかねえんじゃねえか?口裂け女みたいに、伝説みたいな」
さわお「小せえ!『実は札幌にはうまいスープカレーが・・・』って、小せえよ!」
さわお「そこの背の高い子、君前のツアーも来てたよね?
『Thank you‚my twilight』のビデオ編集してたら、思いっきり映ってたよ。
君、そんな前に来なくても見えるじゃないか(笑)!」
さわお「北海道ということで、真鍋君何かありますか?」
真鍋「皆、後ろの旗見えますか?」
真鍋のアンプのところに、何かの旗が。
緑・黄・赤の3色に、真ん中に何かのマーク。
真鍋「これはとあるレゲエミュージシャンのものなんですが、
今日どこかで見てくれているうちの兄からもらったものです。ありがとう」
さわお「今お礼言うのかよ(笑)・・・そういやうちの兄貴何もくれねえなあ」
その他にも、結成15周年を記念しインディーズ時代のアルバムが再発されるといううれしいアナウンスが。
何でも、狸○路のキ○ヤの2階のスタジオで録ったという曲も
収録されているとのこと。
そして、増子兄(怒髪天)主演の映画の情報も。
さわおは兄ィと対決するヤクザ役とのこと。
おそらく観客の8割はこう思ったはずだ。
「むしろ逆だよなあ・・・」
さて、ライブ本編に話を戻そう。
「Super Trampoline School Kid」で再び空気がホットになり始め、
「Thank you‚my twilight」収録のマイフェイバリット
「バビロン天使の詩」「Ritalin 202」の連発。
ラストは「Mole Town Prisoner」
ベース鈴木淳のTシャツにも見えるその言葉。
I need to know more about my space PENALTY LIFE
ここから逃げられないぜ、俺もあんたも。
本編終了し、アンコールへ。
思ったより早く登場。
一発目は、後から聞いて知った「HAPPY BIVOUAC」収録の「RUSH」
やはりライブで聞くと、CDが欲しくなる。
こう思わせる力のあるライブは、やはりすごいと思う。
そしてラストは爆裂チューン「WAITING AT THE BUSSTOP」
真鍋がピックを投げ、さわおは最後もガッツポーズで帰っていった。
「バンドの底力」という言葉があるとすればこれほどそれをわかりやすく感じられたライブはこれまでも中々ない。
そして何より、さわおが喋りたがりということが判明(笑)
次のアルバムも期待していいんですか?いいんです!(川平)