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作品名記述者記述日
レンタル・ファミリー唸るバクテリア2026/04/10★★★★

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3月は見なきゃいけない映画が多くて天手古舞いなのだけど、そんな中、上映時間110分!ありがたや!!!と、「レンタル・ファミリー」を新宿ピカデリーで見ました。
うーん、いい映画なのだけど、古いなぁ。というのが帰りのエレベータでの感慨で、結局、タイトルの通り、疑似家族モノなのである。
結果的にと言うべきか。会社名が「レンタルファミリー」って、ストレートすぎてセンス無いだろ。どう考えても。
疑似の入れ子なのは、なかなか面白いし、生前葬と本当の葬儀の対比。疑似家族に入ったばかりの時と疑似家族の再生の対比になっているのも面白い。
映画巧いなぁ。ってヤツなんだけど、しかして、映画の巧さみたいなところがあんまり生きていないというか、うーん。
個々のパーツは良いんだけど、レンタルファミリー社長、多田 as 平岳大の疑似家族もだけど、その前のシーンで「 俺には家族があるんだぞ 」とか言わないの伏線だったと後で気付くタイプのヤツで、やっぱり映画は巧い
しかして全編を通すと微妙なのだ。
となると、編集があまりよろしくないともいえる。
なまじ舞台が東京なものだから、小田急の乗り換えとか、北鎌倉からシレッと浅草にお好み焼き食べに来るとか、北鎌倉から天草までだったら新横浜から新幹線じゃなく飛行機使えよ!とか気になってしまうのである。
パンフ見たら、天草だって言ってたのに熊本で撮ってたりするのである。
パンフで「ロケーションが物語の感情やテーマと密接に結びついており」って書いてるんだけど、いや、これはただの嘘じゃね?っていう。
その意味ではたしかに「レンタル・ファミリー」という嘘だし、映画という嘘でもあるのだけど、誠実さは何処にあるのかね?っていう。
新幹線使いたいのは富士山撮したいだけなのである。むー
新郎のレンタルは海外逃亡するなら正解だと思うんだが、どう考えてもバレるのは目に見えてるのに父親レンタルしてもなぁ・・・とかは、ある意味でそこまで追い詰められている人たちの物語でもあるので、終わってから振り返れば致し方なし感もあるのだけど、全体的に歪なのだ。
オムニバス的に作ってるのがよろしくないともいう。
LOLA as安藤玉恵は、おそらくデリ嬢なのだけど、たぶん大久保か歌舞伎町のデリなので、一番安くて60分9000円ぐらい?(ホテ別)
でも、あんだけ馴染みになるってことは60分じゃなくて120分は取ってると思うんだよねぇ。なので18000円ぐらいで、あとは月何回呼んでるか?みたいなことを考えると、歯ブラシマンでどんだけ稼いだんだ?って気にもなる。
もちろん、おそらく持ち家だろう南新宿あたりの1Kマンションだって、それなりの金額だしなぁ・・・とか。
結構みんなツッコんでるっぽいけど、あんな隣のマンションから覗かれるのに、カーテン引かない家あるか?東京。
ワシ、東京住んで最初級の驚きは、どこの家も昼間からカーテン閉めてることだったぞ。マジで。
あと編集という意味では、音楽の付け方も異常にウザかったのだ。
音楽が悪いわけでなく、音楽が過剰に物語を説明しているのだ。too muchなのだ。どうしようもない。ヨンシーの無駄遣いにすら思える。
閑話休題。
フィリップ as ブレンダン・フレイザーの顔芸はわかりやすいぐらいわかりやすくて良いのですが、それよりもやっぱり美亜 as ゴーマン・シャノン眞陽が良かったのです。
あの懐きっぷりがないと成立しない映画なので、いっそ、ゴーマン・シャノン眞陽ありきの映画といっても過言ではない。
化猫フェスティバルは知ってたけど、行くの棚上げしてたので行きます。
神楽坂まつりだけじゃないのだよ。神楽坂は(なにを)
似たような話では、中島 as 山本真理と寺田 as 木村文コンビも良かったのだが、なんといっても長谷川喜久雄 as 柄本明なのです。
さすが柄本明!といった名演。これは何処かで助演賞取るべき。
あとそう、エンドロールに川上なな実を見た気がしたのだけど、あの川上なな実じゃないのかしら・・・?
ググっても出てこないんだよなぁ・・・

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