雑感・レヴュ集
メタセコイア
映画

何だろう、この虚脱感というか虚無感というか…。
いい言葉が見つからん…何だったっけ…。
ぴったりの言葉があるんだよ…この映画に対する
ぴったりの形容詞が。

あった！あれだ！
「げんなり」だ！（笑）

前フリが長かったけど、なんかわけわからん。
半端にドキュメンタリータッチかと思えば半端に猟奇的な感じもするし。
ようするに半端なんだよ、あの映画。

見に行く２日前に、深夜の枠のテレビでこの映画が釜山の映画祭に出展した時の様子が流れてたのよ。
んで、試写会後の観客の感想の１つに「男の友情が違った形で描かれてた」って言ってたんですよ。
ちょっと待て。
どこだそれは。
どこら辺が友情だ。
何年ぶりかに会って犯罪起こすときに友情が必要なのか？
俺は必要ないね。断言できる。

鈴井さんは「北海道」に固執しすぎてると思う。
使ってる俳優がモロに内輪の人間だからかもしれん。
どーしても大泉とか安ケンとかのお笑いの部分が俳優としての演技を邪魔してると思うし。
次の監督作品も主演・準主演がこいつらだったらまたここで「げんなり」ですよ。

肝心の星ですが、星３つ。
ここまでボコスカに言っておいて３つもあるのは次回への期待を込めている点とアニメ以外の邦画を映画館に行って見たのは人生初なのに、こんな映画だったんで自分の見る目の無さを認めたくないからなのだ。

このレビューを見て「それでも見るんだ」という人のためにオススメの見るポイントを少々。
まず安ケンを見ろ！案外かっこいいぞ。
あとは札幌の町が出てくるんで、「あそこかぁ」とか思いながら見てくれ。