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ミュージシャンライヴ名会場記述者記述日
ROCK FESTIVALRISING SUN ROCK FESTIVAL 2001 in EZO石狩湾新港良田2001/08/20

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さあ皆さんお立会い。
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2001 in EZOのライブレポートを行います。
相当長くなるので心して読め。

八月十八日、前日まで合宿で小樽にいてへろへろになりながらも十一時に会場到着。
店が鬼のように並んでてまさにお祭り状態。
とりあえずサザエの出店で一息ついて「leisure site」と呼ばれる場所に敷物を敷く。
昨年来た先輩の「荷物置きっぱなしでも大丈夫」という言葉を信じスタンディングゾーンへ。
ちなみに時間は当初の予定時間で、実際とは多少ずれるのでご了承を。
さらに、私はずっとメインステージにいたのでもうひとつのブースの内容はお伝えできません。
POTSHOTやGONTITIや卓球のレポが見たかった人、ごめん。

12:00 SKA SKA CLUB
まずはオープニングアクト。
名前は聞いたことあるが音源は未経験。
ていうか、人数多!十二人はいるぞ。
ツインボーカルで音はスカパンクの王道って感じ。
メンバーはステージ狭しと動きまくる。
客席後方ではねえちゃん達が踊りまくる。
確かに「ノリがいい」曲である。
この後はスッゴイよ」と言い残し去るメンバー。
火付け役としては申し分なかったぞ。

13:00 NUMBER GIRL
いきなりVo.向井が
蝦夷ロックの成功を願って乾杯三唱!
おいおい、このアル中小僧め。
G.田淵ひさ子もB.中尾もD.アヒトもすげえ演奏。
なにより向井の形相がすげえ。
「透明少女」では観客も熱唱。
俺はこの曲以外わからんかった。予習不足。
ラストはおそらく「OMOIDE IN MY HEAD」
かっこいいねえ〜。やっぱライブで聞くのとCDで聞くのじゃ全然違うね。

14:05 kemuri
シャレでもなんでもなく、砂煙がすごい。
おそらく皆が暴れるからまきあがったんでしょう。
スカスカの時同様、皆飛びまくり踊りまくり。
「kirisame」終了後、Vo.イトウフミオが
また来るか〜?お前らに言われなくても来るか〜?
おう、来てやるぜこの野郎!
そして「PMA」「ato-ichinen」でフィニッシュ。
いつも心にPMA:肯定的精神姿勢を!
って誰に言ってんだ。

15:10 THE MODS
すんません、メシ食ってて見てませんでした。
でも遠くから聞き覚えのある曲が・・・
何とCLASHの「I fought the low」のカバー。
車のCMのあれ、と言えばわかるかな?
森山さんの渋い声と妙にマッチしていた。

16:15 LA-PPISCH
とても四十近いおっさんとは思えない暴れっぷり。
MAGUMIが、恭一が、上田現が走りまわる。
MAGUMIはステージ下りて柵の前まで行ってるし。
ゲストにPOTSHOTのメンバーを呼んで演奏されたのはデビュー曲「パヤパヤ」
全体的に、予想以上に太い音質でちょっとびっくり。

17:20 スピッツ
観客に紛れたらわからんいでたちで登場。
正宗はサンバイザー着用。
ちょうど日も暮れかけで、おいしい時間帯。
「放浪カモメはどこまでも」「涙がキラリ」などで盛り上がってきたところ、正宗が
夏っぽいのをやります
と、その曲は何と
シャネルズの「ランナウェイ」
マーシー復活記念か?などと考えてる間に「ロビンソン」。上がる黄色い歓声。
そして「8823」
この演奏中、ちょうど頭上を・・・っぽい鳥が。
いかん、泣きそう
「メモリーズ・カスタム」「チェリー」で終了。
午前中のベスト・アクトかもしれん。
スピッツ好きじゃないと言っていた連れも聞きたくなったって言ってたしね。

ここで夕方休み。
メシを食いに行こうとしたら何やら人だかり。
何かと思ってのぞくと・・・
そこには元ブランキーの中村達也とアジコのTokieがいるではないか!
後で知ったが、昨日出番だった達也のユニット「LOSALIOS」にTokieも参加しているそうで。
そして始まったジャズ・セッション。
トランペットは達也が「昨日ススキノのジャズ喫茶で捕まえてきた」人らしい。
途中からTokie、レピッシュのtatsuも加わる。
顔見えねえな〜と思っているといつのまにか19:40。いかん、ハイロウズ始まる!
猛ダッシュでステージへ。
途中で花火があがり、思わず立ち止まる。

19:50 THE HIGH-LOWS
ロックンロール!
ヒロトのシャウトで幕開け。
早速披露される新曲「十四才」
突然「これがGで、これがFで・・・」とコードを解説しだすヒロト。
ちなみにこれはアンガス・ヤングのギターです!
とりあえず盛り上がるオーディエンス。
「日曜日よりの使者」「青春」でそれも最高潮に。
そして「相談天国」では、やっぱりやってくれた。
ヒロトがパンツ脱いで出しやがった、アレを。
さすがにスクリーンには映せず。
「ミサイルマン」でハイロウズは終了。
そろそろ足がやばい・・・

21:00 UA
さっきとは一転、静寂に響きわたるUAの声。
ストリングスを引き連れて「太陽手に月は心の両手に」など、どの曲でもこちらが引き込まれそうな雰囲気。
そしてまたまたカバー曲。
井上陽水の「傘がない」
以前NHKでもやってたね、そういえば。
異様にUAの声とマッチしてるな、これ。
「歪んだ太陽」「スカートの砂」とおなじみのナンバーでフィニッシュ。
う〜む、夜が似合う女だねえ。

22:10 eastern youth
こっからは熱いぜ〜。
しかしまた予習不足でイマイチノリきれん。
だが、予習なんぞなくてもイースタンの曲はカッコイイぜ。
「踵鳴る」「雨曝しなら濡れるがいいさ」などの波状攻撃でまたウルウルきだした。
そんなところに吉野さんのMC。
のってなくたっていいんだよ、見上げればほら、満天の星空。なんちゃって
いや吉野さん、思いっきり曇ってますよ。
でも、そうだ。この空の下でこの空間を共有できただけで素晴らしいじゃないか。
ありがとう、イースタン。

23:20 thee michelle gun elephant
ついにこの時が来た。
これだけを見に内地U・B注 本州のことです)から来た奴もいるかもしれぬ。
セッションから始まり、合間のチバの声。
ハローベイビー、俺は今を愛してる
一曲目は「暴かれた世界」
ロデオ・タンデム・ビート・スペクターにいきなり頭をかち割られた気分。
「デッド・スター・エンド」「ゴッド・ジャズ・タイム」「赤毛のケリー」
勢いは全く止まらん。砂煙も半端じゃない。
そして「武蔵野エレジー」ならぬ「石狩エレジー」
歌詞の武蔵野を石狩に変えて歌うという粋な演出。
「スモーキン・ビリー」の後、そろそろ佳境だと思っていると、突然空を切るギター。
まさか、まさかとは思っていたが・・・
世界の終わり
二年前、同じ場所で鳴った曲が再び甦る。
終了後、涙ぐんでいたのは砂煙のせいではなかったかも・・・

00:55 SHERBETS
俺の連れは「生ベンジーが見たい」というのでかなり前の方に行ってみる。
紫のコートでベンジーついに現る。
オープニングは「人がわからないよ」
「Let's Party!」の一言で続けざま演奏されたのは「HIGH SCHOOL」皆暴れまくる。
「タクシードライバー」「Merry Lou」などののち、余りのベンジーコールの多さからか
We are SHERBETS」とベンジー。
じゃメンバーの自己紹介を・・・嘘嘘
嘘かよ!ベンジーも自分で苦笑い。
ラストは「ジョーンジェットの犬」
アメリカなんてぶっとばせ」の一言で突然曲調が早くなる。
すげえよ、シャーベッツ。
でも「水」「38 special」が聞けなかったのがちょっと心残り。

2:05 鬼束ちひろ
こっからはメシ食っててほとんど見てません。
オープニングは「月光」だった。
しかし、やたら終わるのが早かった。
だってこのメンツでどう考えても浮いてる気がするもん。

2:55 Boom Boom Satellites
テクノとロックのイメージがあったが予想以上に音はロック。
しかも日の出時の一番おいしい時間。
音と朝日の相乗効果で雰囲気抜群。
しかし、連れが寝たので少し離れて鑑賞。
やばい、俺にも睡魔が・・・

4:10 THEATRE brOOK
いよいよラスト。
鬼に金棒、早朝にシアターブルック。
タイジの声が朝に映える。
しかし・・・
四曲目で睡魔に負けて眠りについてしまう。
1sk、すまん。


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