ミュージシャン | ライヴ名 | 会場 | 記述者 | 記述日 |
ROCK FESTIVAL | RISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO(8/16) | 石狩湾新港 | 唸るバクテリア | 2003/08/20 |
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13:00 怒髪天 https://gennari.net/meta/rsr10.htm#dohatsu
こいつらをLESUREで見るなんて愚かなことはしない。意気揚々とSTANDING ZONEへ。
パンフにも書いてたけど、ステージ登場第一声が
「2003年夏。最大の冗談。怒髪天、一発目。メインステージ!(細部意訳)」
観客爆笑。俺爆笑。んでもってアゲアゲの増子(兄)
15:20 山崎まさよし https://gennari.net/meta/rsr10.htm#masayoshi
クロスフェーダで実は一度語ってるんだけど、U・Bはこの人の大ファンであって、実は今回のセットリストもきちんと取ってあったりする。そんなわけで、ここはセットリスト順に行ってみよう。
1曲目 Fat Mama
良田氏は
「 今年は一人でやるって言ったじゃねぇか 」
と、怒ってらっしゃいましたが、運良くというかなんというか、バンドで登場のまさやん。SUNでアコースティックはさすがにさすがにって判断だと思うけど。
昨日沼澤尚が来てたんだから、そっちもアリかなぁと思ってたんだけど、なんとまぁ、中村キタロー&江川ゲンタといういつものメンバ(嬉)
(ってことは、野外で「パンを焼く」が聴ける?)
と思ったことは秘密です(笑)
それはともかく、やる曲予想で俺が一番目にあげた「Fat Mama」が1曲目に来て俺的には大盛り上がり。
だって、まさやん言って盛り上がる曲ったらこれしか思いつかんかったんやもん(ヲイ)
生で聴くのは久々とはいえ、ちゃんと手のフリとかも覚えてる自分にビックリしつつ、まさやんに見とれる。
2曲目 心拍数
たしか1・2曲目の間に軽いMC。
で、これ。
ヤヴァイですよ。こんな早い時間からこんな曲持ってこられると、どうしていいかわかんないじゃないですか!
さっきまで手をフリ跳ねていた観客が、一気に静かに聞き惚れる。
こんなにSTANDINGにいる人間が身動きとらなかったのは、まさやんのステージだけでは?と軽い妄想。
3曲目 水のない水槽
U・Bの3番目に好きな曲である「水のない水槽」。
あのね、「心拍数」から続けてなんだけど、このコンボはね、俺にとっては一言なんですよ。
ズルい。
もう、泣けと。この俺に泣けと?
だから言ったじゃねぇか。まさやんは女と一緒に見たいって。
なんか、体の一部が足りない感じがして、隣にいたキャミのおネェーチャンに抱きつきそうになったじゃねぇか(素)
しかもそのネェーチャン結構好みだったし、泣いてるのか、タオルで顔拭いてたし・・・(ちなみに、オフィシャル掲示板に出ていた痴漢は俺じゃない>当たり前やん>そんなとこで人生棒に振らんわ)
ああ、クソッ。ズルい。ズルいぞ。山崎まさよし!!
4曲目 ガムシャラ バタフライ
当方すっかりこの曲の存在を忘れておりました。
そうだよ。「Fat〜」以外にもアゲアゲな曲あったじゃん!(滅)
ってことで、それまでの曲調が一転。今まで死んだように聴き込んでた観客が生き返る。
客もちゃんと盛り上がり時をわかってる客ばかりだから、やっぱ楽しい。
5曲目 名前のない鳥
4・5曲目の間にMC。
ここのMCの最後でまさやんが「ダメなMCですみません」みたいなことを言ったのだけれど、それに反応して「頑張って!」などと声をかけた愚か者がいる。
すみません。俺です。
ディープなファンの方はお怒りかもしれません。すみません。「いつものことじゃん」とかだとかけにくかったんですよ。声が。まさやんが「頑張って言うな」って、あんなリアクションするのは知ってたんですよ。
ホント、ディープなファンとまさやんには心より謝罪を。
でも、会話できて嬉しかったのよ。ほほほ(呆)
そんなわけで、良田氏が聴きたがってた「名前のない鳥」
ひゃぁ〜はっはっはっ。
聴けるとは思っとらんかったから嬉し嬉し。
さっきまでの盛り上がりが嘘のように、シーンと静かにみんなで鑑賞。
6曲目 未完成
U・Bは「全部、君だった」唄うと思ってたんですけど、むしろこっちを持ってきたまさやん。
たしかに、この曲順で「全部、〜」持ってきたら重かったことこの上ない(笑)
それはともかく、当然生で聴くのは初めてだったんですけど、そうか、この曲思ったよりもアゲ気味に聴かせる曲なのね。いや、アレンジのせいかもしれないんだけど、こんな感じになるとは思わずビックリ。
これこそライヴの魅力ってヤツですよ。
7曲目 ヤサ男の夢
まさやんの項、最初あたりに書いたように、「パン〜」だと思ったらこの曲来てちょっぴり残念。
でも、なぜだか西日になりつつある空模様とこの曲があうのですよ。
お約束のアヒル笛もきちんと出てきて、♪ヤサ男の夢〜
最後は普通にバンド紹介して、ステージからまさやんは去っていきました。
なんかさ、これで全部満たされちゃった感じ。
余韻に浸りつつKEMURIファンを交わしてSTANDINGをあとにする・・・
ちなみに、まさやんがベストアクトじゃないのは思い入れが強いからです(笑)
17:40 SUPERCAR https://gennari.net/meta/rsr10.htm#SUPERCAR
某O氏とその彼女が見に来たのはこれとあとくるりなんで、彼らはSTANDING行ったんでしょう。
ともかく、俺はのんびりLESUREに腰を下ろしてSUPERCARを。
不意に後ろから声かけられたんで見てみると、来てるのは知ってたけど会うとは思わなかった。大学関係の某女史2人組。
そりゃ、会場外テントは遠いし大変でしょうねぇ。うんうん。
叔母と某女史2人組は同じもん見るためにわざわざSUNに来たわけで、場所取りってわけじゃないけど、STANDINGの方へ。
それにしてもさ、SUPERCARはこの道ホント進んでっていいの?たどり着く先はなんもないよ。
いいのはわかるよ。でも、それって別にバンドスタイルでやる必然性無いし、客は踊ってるけど、それならMOON CIRCUS行きゃいいじゃん。SUPERCARともども。
いや、ホントダメだと言ってるわけじゃないよ。
MCが無いのだって、結局ヴォーカルのノドを考える必要がないってのもあるわけだし、俺にはコーネリアスの後ろついてってるようにしか聞こえないんだもんなぁ。悪いけど。
もちろん、コーネリアスは遙か前を歩いてるんだし・・・
デビュウした頃とかは結構好きだったんだけどなぁ。SUPERCAR。
ホント、どこ行く?その先は不毛だぞ。撒いた水はすべて砂に吸い取られるぞ。せめて、今なにを見てるかだけでも教えてくれよ・・・
♪余計な、モノなどないよね〜
k⇒y⇒氏が叫ぶ。♪ヤー!ヤッヤー!ヤッヤヤヤー!!
良田氏は自分が音楽に入った起源をチャゲアスとB'zに置いていたが、俺だって、チャゲアスなら「恋人はワイン色」か「ロマンシングヤード」だろうぐらいな話は出来るし、「デビュウ曲がひとり咲きって、やっぱスゴいよね」程度のことは言える。
19:50 ↑THE HIGH-LOWS↓ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#hl
これを見なけりゃ死ねぬ?
いやさ、曲がりなりにも音楽サイト名乗ってるのに、ハイロウズ見たことないのは、さすがにいかがなものか?って気がしない?しない。あっそ。
でも、俺はするわけで、まぁ、これが今回の準メインディッシュ。
良田氏に連れられてSTANDINGへ。彼に客をかき分けさせ、前の方へじわじわと進出。いや、怖いから最前列にまでは行きませんよ。ええ。夜は長いし(笑)
ところがどっこい、あとで聞いた話だと、ウチの叔母様は2列目にいたとか・・・さすが、ハイロウズ見に来ただけある(!)(いや、実はハイロウズのライヴに結構行ってたりする)
ともかく、ファンの「GO!ハイロウズGO!」のかけ声に圧倒されつつ、どんどんステージへ。
あんま俺、ハイロウズ知らないんだけど大丈夫かしら・・・と、思ったのも束の間。俺結構知ってたわ(笑)
いやさ、暗かったおかげか、あんま客が無茶しなかったのもあったけど、楽しかったですよ。ホント。なんか、ハイロウズだけは観客の勢い違うし、こうなるんだって感じ。
いつの間にか良田氏とははぐれて、俺は俺で腕を振り上げて、近くにいた娘が
「 ヒロト細いよねぇ 」
ホント、アイツもう40だよねぇ。たしか。細いとかそういう次元じゃねぇよ。ッタク。
やっぱさ、カッコいい。
惜しむらくは、期待の御開チンがなかったことか・・・(蹴)
22:10 SAMURAI III https://gennari.net/meta/rsr10.htm#s3
急いでRED STARに帰ってきたら・・・ハァ?入場規制?・・・お前らいいからバンプ見に行けよ!(笑)
人間柵やってるバイトの誘導に従って少し遠回りをしつつ、RED STARを仕切る柵の最前列ステージよりをキープ。一番手前は見えないが、全部見えないよりはマシ!!
ちょうど車いすの人がいたんで、この人の側にいたら押されずに済むだろうなぁ。なんて邪悪な計算をしつつ、ひたすら待つ。
しばらくすると、突然後ろの方が賑やかになって、見てみると・・・あっ、人間柵が崩れてる・・・(汗)
聞いてる感じだと、どうやら規制をいったん取っ払ったらしい。おかげで押し合いへし合いのマドモアゼルたち(by SDP)
いや、別に俺は俺の場所がキープできてるからいいんですけど。車いすの人がいたおかげで押されずに済んでるし。
で、溢れんばかりのスシ詰まりなRED STARから救助される女性陣を眺めて、悔しいだろうなぁと思いつついると、お三人さんが登場して一瞬押されたわけだが、すかさず声が上がって押し合いは収まる。
ちなみに、SAMURAI IIIって、Charとまさやんと民生のWESS限定ユニットのことね。
楽しそうにギター弾きながら「侍」「侍」唄っててますよ。なんか、客に手拍子させてますけど、この人混みじゃ手拍子もできないですよ。悪いッスけど。
とりあえず、真ん中がCharであることだけはわかる。
アレ?なんか、押されてるよ・・・
ん?バカか?デブ女ゴルァ!!押すなってんだろ!!
と思ったら、その人も救助されたかったらしい。ならもっと早くからそう言えよ・・・言わなきゃただの迷惑デブだとしか思われないんだから・・・(セクハラかもしれんが事実は事実)
ってオイ!今度はバカな酔っぱらいのガキか!!押すんじゃねぇ!!
車いすと、その介助の人が叫んでも聞く耳持たず。スタッフ呼ぼうかと思ったら、隣にいたカップルの男が先に大声をあげる。
う〜ん、先越されたけど、いい人だ。待ってる間の話盗み聞きして「知ったかか?」と思ったことは謝ろうゾ。すんません。
そんなわけで、押されてるのを必死で堪えて、車いすの人が救出されるスペースを維持する。いや、最初っからステージ側に引き上げてくれてりゃ良かったんですよ。WESSさん。その人俺より先に来てたんだし。
♪さ〜むらいのう〜たが、き〜こえ〜てくぅるよ
とかなんとか唄ってる間に、なんとか車いすの人と介助さんは無事救出され、スタッフさんが柵の上でウチらに向かって叫ぶ。
「押さないで。みんなで仲良く安全に見ましょう(意訳)」
いや、あんたがいるから見えないし・・・そもそも後ろが押してくるんだから、後ろに言えよ・・・
23:20 SPITZ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#spitz
SAMURAIでエラい目にあったんで、ホントはSTANDING行こうと思ってたけど、無理しない決心。
とりあえずテントまで戻ってダウンジャケットを着こむ。
で、LESUREでk⇒y⇒氏とSPITZ鑑賞。まぁ、k⇒y⇒氏は途中で寝てしまわれたのだが。いや、ここで休んだせいで眠くなったんだけどな。俺も(滅)
それはともかく、なんかマサムネさん無理して声張り上げてるように聴こえたんだけど、これは俺の気のせい?そこんとこどうなの?ディープなスピッツファンの皆様。さらにはコードも間違えちゃうし・・・
なんか、真面目に見てなかったせいかもしれないけど、今ひとつ食い足りず。やっぱもうちょい明るい時間の方がスピッツはいいんじゃ?
01:40 ROCK'N'ROLL GYPSIES https://gennari.net/meta/rsr10.htm#gypsies
ヤヴァイなぁとボンヤリした頭で感じてたんで、素直にステージ向かって左端の柵へ移動。そこによしかかって仮眠を取る。
「わぁー」って歓声で意識を取り戻してそのまま立ち上がって、2曲目まで聴くも、すんません。体がリズムについて・い・か・な・い・・・
このままではファンにもジプシーズにも迷惑かかると思い、柵の根本に座って仮眠。
クソー!ルースターズも唄ったのね。、悔しい・・・
唯一の救いは、客がステージに殺到してくれてたおかげで、俺が座ってる姿がジプシーズには見えなかったことぐらいか・・・
04:40 ウルフルズ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#ulfuls
押せ押せだったRED STARが終わる頃には東の空が白み始めていた。
いやね、スケジュール的にはみんな期待してたんですよ。この時間にRED STARでシークレットあるんじゃないか?って。
俺は民生をSAMURAIだけのために呼ばないと予想し、民生だとか(良田氏と一緒に)O.P.KINGだとか言ってたんだけど、BRANKYだって噂もあったようで。
ともかく、そんなもんはまったくなく、とぼとぼとキャンプサイトへ。
SOFT BALLETを遠くに聴きつつ、LESUREに寄ってからテントで荷物を回収。叔母さんはすっかり撤収を済ませており、結局俺はホントに泊まらせてもらっただけ(軽い罪悪感)
さてと、LESUREに荷物を置いてきましょうか・・・アレ?某O氏じゃございませんか。
なに?蟹汁?アレ?彼女は?へぇ〜、車ん中で寝ちゃってるって。でもでも、SUPERCARとくるり見に来たんじゃなかったっけ?へっ?結局一人でくるり見たって?ふぅ〜ん。残念だったね(軽い負け惜しみ・笑)
気がついたら太陽が姿を見せ、蟹汁を一口飲ませてもらって暖を取り、一緒に某O氏が取ったLESUREスペースへ。
行ってみたらみたらで、某O氏の友達が某O氏の寝袋にくるまって寝てた(笑)
某O氏は某O氏でこれからウルフルズまで寝るというので、そこで某O氏とは別れることに。はたしてその後彼は起きれたんでしょうか?今さらながらぎもんぬ。
てことで、俺は荷物を置きにLESUREへ。
ちょうどLESUREに戻ったら1sk氏がいたんで、1sk氏と今度はSTANDINGへ移動。トリはやっぱSTANDINGにいたいじゃないですか!(誰に呼びかけてる?)
それがまた、人いっぱいいる割りに前行けたんだ。これが(笑)
おかげで結構いい感じでウルフルズ。
いや、もう、いい意味でも悪い意味(どんな意味だ?)でもウルフルズはウルフルズでした。
跳ねた跳ねた。叫ばされた叫ばされた。
みんな叫ぶんだ。
「 お帰り!ジョン・B! 」
予想通りや(笑)
ともかく、もうこれでウルフルズのライヴ行っても恥ずかしい思いしなくていいぐらいフリは覚えたゾ!
トリに相応しいウルフルズ。さすがにもう一回トータスコールさせられたら切れてたかもしれないけど(笑)
アレ?なんか、声が、出にくいよ?ってな感じで、今年の夏が過ぎていきました。
ああ、今年も俺はいい女に出会わんかったか・・・(それがオチか?)
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