雑感・レヴュ集 メタセコイア
RSRレポ

ミュージシャンライヴ名会場記述者記述日
ROCK FESTIVALRISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO(8/16)石狩湾新港唸るバクテリア2003/08/20

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温泉に行くというアイディアもあったのだけれど、体力的にキツいっていうか、朝早く起きたくないなんて思ったわけで、結局暑くて起きたのはAM9時。
晴れた晴れた!てか、暑いよ!!
Tシャツの袖を畳んでノースリーブ状態にしてから、しばらくのんびり。テントの近くで売ってるコーヒー(100円也)飲んだりしたのち朝食兼昼食な感じで叔母さんについてって、橋を越える。
AM11時からだと言われたので、ホクレンでのジンギスカンは「ちょっと待とう」という結論にいたり、しばらく叔母さんと別れて、もらった新聞読みつつかき氷。もちろん、溶けるのが早い
良田氏に電話して(!)(いや、親父からケータイ借りたの)(てか、なんでウチの家族俺以外全員ケータイ持ってるの?)落ち合う手はずをつけ、も一度ホクレンへ。
安くて美味くて、なにより火の用意も片づけもしなくて良いのが素晴らしい(笑)
そんなわけで、美味しく食事してる途中で、良田氏&k⇒y⇒氏登場。叔母さんはグッズを買いに行き、今度は良田氏&k⇒y⇒氏とジンギスカンの続き。
それにしたって、こんな速攻でビールヌルくなっていいんですか?(いいんです)
PM12:30頃までお食事して、遙か彼方のLESURE SITEへ。良田氏が取った場所を確認。なんたって、まったり見るのはここでですから。
そんなわけで、こっから先はまたプログラム時間通りに。

13:00 怒髪天 https://gennari.net/meta/rsr10.htm#dohatsu

こいつらをLESUREで見るなんて愚かなことはしない。意気揚々とSTANDING ZONEへ。
パンフにも書いてたけど、ステージ登場第一声が

2003年夏。最大の冗談。怒髪天、一発目。メインステージ!(細部意訳)」

観客爆笑。俺爆笑。んでもってアゲアゲの増子(兄)
その勢いを駆って、ほとんどノンストップでステージを駆け抜ける怒髪。
ハラショー!ハラショー!
まんまとWESSの策略にはめられた気がしないでもないけど、これ以上の一発目は無いのではなかろうか?
さすがです!怒髪天。
気持ちよい汗を掻かせていただきました。まる。

14:10 押尾コータロー https://gennari.net/meta/rsr10.htm#oshio
今回のRSR。俺的メインのひとつ。押尾コータロー。
GREEN OASISについてみたら、もう既に人が溢れてた(笑)いや、前の方にイス置かれてたからだとは思うんですけど。
そんなわけで、喝采の中登場の押尾先生。
1曲目から、すっかりテントの中は押尾ワールド
ぶっちゃけ、初めてTVで見たときはたいしたことないと思ったんだけど、聞けば聞くほど凄さを感じれるようになった押尾先生。
今回生で見て素でびっくり!んと、知らない人にわかりやすく説明するといっこく堂を初めて見たような衝撃
右手を見てると、どうしても聞こえるはずのない音が聞こえるし、左手を見てると、これまたどうしても聞こえないはずの音が聞こえる。だからって、両手を見たら見たで、出てこないはずの音がある。っていうか、手の動きと音あってねぇだろ!的なね。
スゴいです。どっぷり引き込まれます。
しかもさしかもさ、ヤマトやらドラえもんやらをメドレーやで!
いやもう、お腹いっぱい腹一杯。MCもオモロイし、是非とももう一度みたい所存。
間違いなく今回のベストアクト
押尾先生唯一の欠点はCCCDだってことか・・・

15:20 山崎まさよし https://gennari.net/meta/rsr10.htm#masayoshi
クロスフェーダで実は一度語ってるんだけど、U・Bはこの人の大ファンであって、実は今回のセットリストもきちんと取ってあったりする。そんなわけで、ここはセットリスト順に行ってみよう。
 1曲目 Fat Mama
良田氏は
今年は一人でやるって言ったじゃねぇか
と、怒ってらっしゃいましたが、運良くというかなんというか、バンドで登場のまさやん。SUNでアコースティックはさすがにさすがにって判断だと思うけど。
昨日沼澤尚が来てたんだから、そっちもアリかなぁと思ってたんだけど、なんとまぁ、中村キタロー&江川ゲンタといういつものメンバ(嬉)
(ってことは、野外で「パンを焼く」が聴ける?)
と思ったことは秘密です(笑)
それはともかく、やる曲予想で俺が一番目にあげた「Fat Mama」が1曲目に来て俺的には大盛り上がり。
だって、まさやん言って盛り上がる曲ったらこれしか思いつかんかったんやもん(ヲイ)
生で聴くのは久々とはいえ、ちゃんと手のフリとかも覚えてる自分にビックリしつつ、まさやんに見とれる
 2曲目 心拍数
たしか1・2曲目の間に軽いMC。
で、これ。
ヤヴァイですよ。こんな早い時間からこんな曲持ってこられると、どうしていいかわかんないじゃないですか!
さっきまで手をフリ跳ねていた観客が、一気に静かに聞き惚れる
こんなにSTANDINGにいる人間が身動きとらなかったのは、まさやんのステージだけでは?と軽い妄想。
 3曲目 水のない水槽
U・Bの3番目に好きな曲である「水のない水槽」。
あのね、「心拍数」から続けてなんだけど、このコンボはね、俺にとっては一言なんですよ。
ズルい
もう、泣けと。この俺に泣けと?
だから言ったじゃねぇか。まさやんは女と一緒に見たいって。
なんか、体の一部が足りない感じがして、隣にいたキャミのおネェーチャンに抱きつきそうになったじゃねぇか(素)
しかもそのネェーチャン結構好みだったし、泣いてるのか、タオルで顔拭いてたし・・・(ちなみに、オフィシャル掲示板に出ていた痴漢は俺じゃない>当たり前やん>そんなとこで人生棒に振らんわ)
ああ、クソッ。ズルいズルいぞ山崎まさよし!!
 4曲目 ガムシャラ バタフライ
当方すっかりこの曲の存在を忘れておりました。
そうだよ。「Fat〜」以外にもアゲアゲな曲あったじゃん!(滅)
ってことで、それまでの曲調が一転。今まで死んだように聴き込んでた観客が生き返る
客もちゃんと盛り上がり時をわかってる客ばかりだから、やっぱ楽しい。
 5曲目 名前のない鳥
4・5曲目の間にMC。
ここのMCの最後でまさやんが「ダメなMCですみません」みたいなことを言ったのだけれど、それに反応して「頑張って!」などと声をかけた愚か者がいる。
すみません。俺です。
ディープなファンの方はお怒りかもしれません。すみません。「いつものことじゃん」とかだとかけにくかったんですよ。声が。まさやんが「頑張って言うな」って、あんなリアクションするのは知ってたんですよ。
ホント、ディープなファンとまさやんには心より謝罪を。
でも、会話できて嬉しかったのよ。ほほほ(呆)
そんなわけで、良田氏が聴きたがってた「名前のない鳥」
ひゃぁ〜はっはっはっ。
聴けるとは思っとらんかったから嬉し嬉し。
さっきまでの盛り上がりが嘘のように、シーンと静かにみんなで鑑賞
 6曲目 未完成
U・Bは「全部、君だった」唄うと思ってたんですけど、むしろこっちを持ってきたまさやん。
たしかに、この曲順で「全部、〜」持ってきたら重かったことこの上ない(笑)
それはともかく、当然生で聴くのは初めてだったんですけど、そうか、この曲思ったよりもアゲ気味に聴かせる曲なのね。いや、アレンジのせいかもしれないんだけど、こんな感じになるとは思わずビックリ。
これこそライヴの魅力ってヤツですよ。
 7曲目 ヤサ男の夢
まさやんの項、最初あたりに書いたように、「パン〜」だと思ったらこの曲来てちょっぴり残念
でも、なぜだか西日になりつつある空模様とこの曲があうのですよ。
お約束のアヒル笛もきちんと出てきて、♪ヤサ男の夢〜
最後は普通にバンド紹介して、ステージからまさやんは去っていきました。
なんかさ、これで全部満たされちゃった感じ
余韻に浸りつつKEMURIファンを交わしてSTANDINGをあとにする・・・
ちなみに、まさやんがベストアクトじゃないのは思い入れが強いからです(笑)

18:40 オリジナル・ラヴ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#ol
なのだが、SUNを出て橋に向かうと・・・ハァ?
橋が人で溢れてるじゃねぇか
しかもしかもですよ、なんとか俺だって耐えて橋越えたんだけど、その向こうにさ人鮨詰め
思いました。
これ行ったら帰ってこれねぇ
そんなわけで、橋を越えたところでUターン。往路と復路で橋分かれてるから帰りはスイスイで、とりあえずLESUREへ。
k⇒y⇒氏がまったりしてたんで、少し雑談。KEMURIが始まる頃テントへ。
テントで叔母さんと後かたづけ絡みの打ち合わせを少々。
叔母は叔母でお出かけの用意。ええ、彼女のメインディッシュはもう少し後なんです・・・
ならまぁどうしようかってことで、テントを出てKEMURIを遠くに聴きつつ会場徘徊。
そういえば、タワレコの方行ってないやぁ。ってな感じでそっち方面へ向かうと・・・某O氏とその彼女に遭遇。
まぁ、こういう時は結構いい引きなんですよ。間は悪いけど引きは強い感じ?(わけわからんがな)
良田氏じゃないが、思ったよりかなり可愛かったのがちょっぴり癪だったが、ノリの良い彼女で。それにしたって、そんな遠巻きにおいらのこと見なくてもいいじゃないかと思ってみたりみなかったり。
いやまぁ、面識のない人相手なんだから当然っちゃ当然でしょうがねぇ〜へいへい。
それはともかく、次なにを見るかという話を適度にして某O氏組と分かれる。KEMURIはあと2曲で、俺はLESUREへ。
LESUREへついてみたら、アレ?k⇒y⇒氏いねぇや。

17:40 SUPERCAR https://gennari.net/meta/rsr10.htm#SUPERCAR
某O氏とその彼女が見に来たのはこれとあとくるりなんで、彼らはSTANDING行ったんでしょう。
ともかく、俺はのんびりLESUREに腰を下ろしてSUPERCARを。
不意に後ろから声かけられたんで見てみると、来てるのは知ってたけど会うとは思わなかった。大学関係の某女史2人組。
そりゃ、会場外テントは遠いし大変でしょうねぇ。うんうん。
叔母と某女史2人組は同じもん見るためにわざわざSUNに来たわけで、場所取りってわけじゃないけど、STANDINGの方へ。
それにしてもさ、SUPERCARはこの道ホント進んでっていいの?たどり着く先はなんもないよ
いいのはわかるよ。でも、それって別にバンドスタイルでやる必然性無いし、客は踊ってるけど、それならMOON CIRCUS行きゃいいじゃん。SUPERCARともども。
いや、ホントダメだと言ってるわけじゃないよ。
MCが無いのだって、結局ヴォーカルのノドを考える必要がないってのもあるわけだし、俺にはコーネリアスの後ろついてってるようにしか聞こえないんだもんなぁ。悪いけど。
もちろん、コーネリアスは遙か前を歩いてるんだし・・・
デビュウした頃とかは結構好きだったんだけどなぁ。SUPERCAR。
ホント、どこ行く?その先は不毛だぞ。撒いた水はすべて砂に吸い取られるぞ。せめて、今なにを見てるかだけでも教えてくれよ・・・

18:50 CHAGE and ASUKA (BREAK) https://gennari.net/meta/rsr10.htm#caa
昨日までは、斉藤和義行こうと本気で考えていたのだけれど、あの橋の渋滞を見せられて移動する気力を無くす。体力温存。夜は長い
そんなわけで、これまたLESUREでチャゲアス。
ああ、STANDINGにいたらチャゲに「ハゲー!」叫べたのに・・・(ヲイ)
んでまぁ、KEMURIの誘惑に耐えられずSTANDING行ってたk⇒y⇒氏やたしかthe pillows行ってた良田氏&1sk氏が戻ってくる。結構みんなドキドキで見てたんですよ。チャゲアス。
みんな受け入れてくれんのかなぁ?的な。
去年の陽水ん時も結構ドキドキしてたんだけど、最近言葉は悪いけど落ち目な感のあるチャゲアス。しかも、BREAKに急遽入ってきた感のあるチャゲアス。
1曲目・・・なんか聞いたことあるけどなんだっけ・・・
大丈夫か?チャゲアス?
でもでも、遠くで見る限り、こんなチャゲアスファンいたっけ?ぐらいの勢いでSTANDINGに人がいる。
古い曲ならだいたいわかるけど、最近の曲はやっぱわからんのな・・・なんて思いながらみんなと見ている。
k⇒y⇒氏はディスプレイに映し出されるチャゲとアスカを見て、
「変わんねぇ〜何年前から変わんねぇ〜のよ(細部意訳)」
なんて呟く。たしかに変わんないよなぁ・・・でも、ぶっちゃけ、アスカはデビュウ直後からほとんど変化ない気が・・・
1曲目が終わる。
終わったのね、的な拍手。
その拍手が・・・変わった!
そう、この曲は・・・SAY YESだ!!
LESUREも総立ち、みんな総立ち。STANDINGは気持ち悪いぐらいそろって手が揺れる。
土手を歩いていたヤツらまでみんなそろって口ずさむのさ。

♪余計な、モノなどないよね〜

k⇒y⇒氏が叫ぶ。
「やべぇ、懐かしい。何年前よ。変わんねぇな(細部意訳)」
異常なまでの一体感。良田氏が言ってたけど、たぶんここにいる内の30%前後はこの曲をリアルタイムで聴いていない。俺たちだってリアルタイムで聴いてた中ではもっとも下の世代だろう
でも・・・これはなんだ?
SAY YESが終わる。割れんばかりの拍手。簡単なMC。
なにかわからないものに取り憑かれた感のある俺たち。
3曲目はチャゲメインで。
「いくらなんでももうわかりやすい曲はこないだろう」とか、「SAY YES2曲目って早くね?」みたいな話をウチらはしていた。
「やっぱ、場違いなのわかってるし、気ぃ遣ってんじゃないの?(細部意訳)」
良田氏が言い、俺は俺で
「来年あたりチャゲだけマルチマックス(スペル失念)できたりして」
なんて、軽口を叩いていた。と・・・照明が変わる。ターンと、抜けの良い音が会場に響き渡る・・・
YAHYAHYAHだ!
わずかにユルんだ人たちも全員腕を2本突き上げる天に向かって
そして・・・みんなが・・・声を合わせて・・・

♪ヤー!ヤッヤー!ヤッヤヤヤー!!

良田氏は自分が音楽に入った起源をチャゲアスとB'zに置いていたが、俺だって、チャゲアスなら「恋人はワイン色」か「ロマンシングヤード」だろうぐらいな話は出来るし、「デビュウ曲がひとり咲きって、やっぱスゴいよね」程度のことは言える。
邦楽がもっとも売れた時代に、きっともっとも売ったミュージシャンの一組だろうチャゲアス。
ウチらの幼い記憶にたしかに刷り込まれてるチャゲアス。
でも、この盛り上がりはそれとは違う。
たぶん、きっと、これはフェスだからだ。
ちょっとでも知っていれば、それで盛り上がろうとみんなしてたから・・・だから・・・
5曲目に「太陽と埃の中で」が来て、良田氏は歓喜していた。
会場自体も盛り上がっていたが、しかしそれは、「太陽と〜」の盛り上がりではなく、むしろ「YAHYAHYAH」の余韻な気がしたのは、はたして俺だけだろうか―
正直、俺は5曲じゃ物足りない。来年もう一度来てくれよ!

19:50 ↑THE HIGH-LOWS↓ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#hl
これを見なけりゃ死ねぬ?
いやさ、曲がりなりにも音楽サイト名乗ってるのに、ハイロウズ見たことないのは、さすがにいかがなものか?って気がしない?しない。あっそ。
でも、俺はするわけで、まぁ、これが今回の準メインディッシュ
良田氏に連れられてSTANDINGへ。彼に客をかき分けさせ、前の方へじわじわと進出。いや、怖いから最前列にまでは行きませんよ。ええ。夜は長いし(笑)
ところがどっこい、あとで聞いた話だと、ウチの叔母様は2列目にいたとか・・・さすが、ハイロウズ見に来ただけある(!)(いや、実はハイロウズのライヴに結構行ってたりする)
ともかく、ファンの「GO!ハイロウズGO!」のかけ声に圧倒されつつ、どんどんステージへ。
あんま俺、ハイロウズ知らないんだけど大丈夫かしら・・・と、思ったのも束の間。俺結構知ってたわ(笑)
いやさ、暗かったおかげか、あんま客が無茶しなかったのもあったけど、楽しかったですよ。ホント。なんか、ハイロウズだけは観客の勢い違うし、こうなるんだって感じ。
いつの間にか良田氏とははぐれて、俺は俺で腕を振り上げて、近くにいた娘が
ヒロト細いよねぇ
ホント、アイツもう40だよねぇ。たしか。細いとかそういう次元じゃねぇよ。ッタク。
やっぱさ、カッコいい
惜しむらくは、期待の御開チンがなかったことか・・・(蹴)

21:00 キリンジ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#kirinji
♪は〜るばる来たぜ、EARTH TENT〜
ってな具合でして、SUNがモンパチだから、オリラヴん時ほどは橋混まないという予想が、まぁボチボチ的中してくれ、なんと始まる前に着いてしまったキリンジ。
それにしても、こんな混むとは思わんかった!(素)
メンバ自身でのPAチェックを、EARTHの柱にもたれかかりながら眺める。
ふっと照明が落ちて、歓声が上がって、曲が始まる。
なんかね、さっきのハイロウズが興奮剤だとしたら、キリンジは温泉みたいに皮膚の隙間から染み込んでくる感じ
ベーシックな部分で、俺にはキリンジの方があってるんだろうけど、でもやっぱ、どっちか片方ってよりは両方欲しいなぁ
ヒーリングミュージックとかって、ああいう、まったり系な曲が多いんだけど、そればっかだったら飽きるし、なにより、弛ませてばっかじゃ張ることできない
張るから弛ませる大切さがわかるんだし、普段弛んでばっかなヤツらはたまに張った方が癒される(笑)だろ?
そんなことを考えながら聴いてました。キリンジ。
とりあえず、かけ声が「お兄ちゃん」だったのが笑ったナリ。
いいなぁ。キリンジ。いい加減アルバム揃えようかな・・・
EARTHから溢れた人たちもいっぺんにくるんでくれたキリンジの時間はあっという間に過ぎ、はんなりして・・・るヒマもなく移動。油断すると混む!
でもでも、あんとき余韻に浸っとけば良かったと・・・このあと思うのだった・・・

22:10 SAMURAI III https://gennari.net/meta/rsr10.htm#s3
急いでRED STARに帰ってきたら・・・ハァ?入場規制?・・・お前らいいからバンプ見に行けよ!(笑)
人間柵やってるバイトの誘導に従って少し遠回りをしつつ、RED STARを仕切る柵の最前列ステージよりをキープ。一番手前は見えないが、全部見えないよりはマシ!!
ちょうど車いすの人がいたんで、この人の側にいたら押されずに済むだろうなぁ。なんて邪悪な計算をしつつ、ひたすら待つ。
しばらくすると、突然後ろの方が賑やかになって、見てみると・・・あっ、人間柵が崩れてる・・・(汗) 聞いてる感じだと、どうやら規制をいったん取っ払ったらしい。おかげで押し合いへし合いのマドモアゼルたち(by SDP)
いや、別に俺は俺の場所がキープできてるからいいんですけど。車いすの人がいたおかげで押されずに済んでるし。
で、溢れんばかりのスシ詰まりなRED STARから救助される女性陣を眺めて、悔しいだろうなぁと思いつついると、お三人さんが登場して一瞬押されたわけだが、すかさず声が上がって押し合いは収まる。
ちなみに、SAMURAI IIIって、Charとまさやんと民生のWESS限定ユニットのことね。
楽しそうにギター弾きながら「侍」「侍」唄っててますよ。なんか、客に手拍子させてますけど、この人混みじゃ手拍子もできないですよ。悪いッスけど。
とりあえず、真ん中がCharであることだけはわかる。
アレ?なんか、押されてるよ・・・
ん?バカか?デブ女ゴルァ!!押すなってんだろ!!
と思ったら、その人も救助されたかったらしい。ならもっと早くからそう言えよ・・・言わなきゃただの迷惑デブだとしか思われないんだから・・・(セクハラかもしれんが事実は事実)
ってオイ!今度はバカな酔っぱらいのガキか!!押すんじゃねぇ!!
車いすと、その介助の人が叫んでも聞く耳持たず。スタッフ呼ぼうかと思ったら、隣にいたカップルの男が先に大声をあげる。
う〜ん、先越されたけど、いい人だ。待ってる間の話盗み聞きして「知ったかか?」と思ったことは謝ろうゾ。すんません
そんなわけで、押されてるのを必死で堪えて、車いすの人が救出されるスペースを維持する。いや、最初っからステージ側に引き上げてくれてりゃ良かったんですよ。WESSさん。その人俺より先に来てたんだし。
♪さ〜むらいのう〜たが、き〜こえ〜てくぅるよ
とかなんとか唄ってる間に、なんとか車いすの人と介助さんは無事救出され、スタッフさんが柵の上でウチらに向かって叫ぶ。

「押さないで。みんなで仲良く安全に見ましょう(意訳)」

いや、あんたがいるから見えないし・・・そもそも後ろが押してくるんだから、後ろに言えよ・・・
それでもスタッフの声が届いたのか、刹那の間は収まるも、予想通りさっきの酔っぱらいが前に進行してきたんで、軽くヒジを立てておく(笑)
あのね、酔っぱらって暴れるのはいいさ。なにせロックフェスなんだし。ダイブ推奨モッシュ推奨。けど、場所を考えなさい。ここはそのノリで見るステージじゃねぇ!!
ただまぁ、半分ぐらいまで来た頃には酔っぱらいも諦めたらしく、今度は隣の小さなおねぇちゃんが「民生見えない」言い続けてるのと、「酸素が足りない」言うのにドキドキしつつ。
押されてる間にいちお三人見える立ち位置に来てたから、場所譲ってあげてもいいんだけど、これ、俺の背だから見えるんであって、おねぇちゃんじゃ見えないだろうなぁ・・・てか、そうね、その身長だと、酸素足りないのね。今、初めて知った
オフィシャルの掲示板で、女性専用スタンディングゾーン作れみたいな話があったんだけど、今回見ててその気持ちがようやくわかった。やっぱ背の順番とかにすべきなのか?いや、思い切って携帯酸素売ればいいんじゃ?そういう問題じゃない?
居酒屋の打ち合わせとか無理した侍口調とか、民生の緩さとか、MCも曲も全体的なダルさもオモロかったんだけど、いかんせん手も振り上げられなきゃ拍手もできない環境故、そこらをあまり覚えていられなかったんです。
とりあえず、終わってみて、周りの人たちが倒れてなかったんで一安心してRED STARをあとに。

23:20 SPITZ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#spitz
SAMURAIでエラい目にあったんで、ホントはSTANDING行こうと思ってたけど、無理しない決心。
とりあえずテントまで戻ってダウンジャケットを着こむ。
で、LESUREでk⇒y⇒氏とSPITZ鑑賞。まぁ、k⇒y⇒氏は途中で寝てしまわれたのだが。いや、ここで休んだせいで眠くなったんだけどな。俺も(滅)
それはともかく、なんかマサムネさん無理して声張り上げてるように聴こえたんだけど、これは俺の気のせい?そこんとこどうなの?ディープなスピッツファンの皆様。さらにはコードも間違えちゃうし・・・
なんか、真面目に見てなかったせいかもしれないけど、今ひとつ食い足りず。やっぱもうちょい明るい時間の方がスピッツはいいんじゃ?

00:30 カルメン・マキ&サラマンドラ
ちょっぴり眠くなった体を引きずってRED STARへ。
橋手前のトイレがようやく開放されたんで、我慢し続けてた用を足す。
それにしても、今回重機使ってまで水回りの工事したりと、器用さは増したようだが、そもそものセッティングにミスがあるからどうしようもないよなぁ
でもまぁ、ここはすんなり列が進んだんで、さほど急がずともカルメン・マキには間に合いました。
あと、マグマにも書いたけど、あのキノコの照明、そこら中に置いたらどうよ?>アートスペースの皆様
思ったより人がいなくて、もしかしたら今までで一番前かもしれないぐらい前でカルメン・マキを見る。
いや〜、若ぇ(笑)
って、そうじゃなく、もうこれでもかというほどフォーク・ロック。これがフォークじゃなくてどれがフォークだ?
ここまで十全たるフォークを聴かされるとは思ってもみず、全4曲のクセして、1曲10分ぐらいあるんでやんの。
良かったですよ。その名前に偽りなく熱い演奏のサラマンドラもスゴかった。
ああいうふうにバイオリンが入るのってかなりアリだよなぁ。カッコいいなぁ。
ただ、体が少しずつ睡魔に犯されてい・・・

01:40 ROCK'N'ROLL GYPSIES https://gennari.net/meta/rsr10.htm#gypsies
ヤヴァイなぁとボンヤリした頭で感じてたんで、素直にステージ向かって左端の柵へ移動。そこによしかかって仮眠を取る。
「わぁー」って歓声で意識を取り戻してそのまま立ち上がって、2曲目まで聴くも、すんません。体がリズムについて・い・か・な・い・・・
このままではファンにもジプシーズにも迷惑かかると思い、柵の根本に座って仮眠。
クソー!ルースターズも唄ったのね。、悔しい・・・
唯一の救いは、客がステージに殺到してくれてたおかげで、俺が座ってる姿がジプシーズには見えなかったことぐらいか・・・

02:50 くるり https://gennari.net/meta/rsr10.htm#quruli
足を蹴られて目が覚める(笑)
蹴ったのは女連れのにーちゃん(某O氏ではない)
まぁいいけどさ・・・お休み・・・って、寝れねぇし!
潔く起きることに。気がつくとRED STARはまた人で溢れていた。
良かった場所取りしてて(蹴殴蹴)
そんなわけでくるりである。
前もって断っておくが、個人的にはあまり評価の高くないバンドである。
否、「あった」と過去形にした方が正しいかもしれない。
正直、かなり良いステージを見せていただいた。
しかし、しかしだ。ここでU・Bは悩むのである。
これははたしてくるりが良かったのか?それとも、サポートに入ってた外人のドラマ(名前失念)が良かったのか
俺には、あの速度であんな曲をあそこまで正確に叩いていたから良く見えた気がしてならない
そこら辺どう?>見てた人たち
どうも今回は、沼澤尚にしろゲンタさんにしろ、いいドラマの音を聴けたからドラムの音が結構気になったわけで。
マジ、あのドラマは良かったぞ。MCの絡みも微妙だったし(笑)
そんなわけで、くるりは一度きちんと記憶とつきあわせてみようと。
てか、あのドラマを正式メンバに入れなさい。したらCD買うから(素)

04:40 ウルフルズ https://gennari.net/meta/rsr10.htm#ulfuls
押せ押せだったRED STARが終わる頃には東の空が白み始めていた
いやね、スケジュール的にはみんな期待してたんですよ。この時間にRED STARでシークレットあるんじゃないか?って。
俺は民生をSAMURAIだけのために呼ばないと予想し、民生だとか(良田氏と一緒に)O.P.KINGだとか言ってたんだけど、BRANKYだって噂もあったようで。
ともかく、そんなもんはまったくなく、とぼとぼとキャンプサイトへ。
SOFT BALLETを遠くに聴きつつ、LESUREに寄ってからテントで荷物を回収。叔母さんはすっかり撤収を済ませており、結局俺はホントに泊まらせてもらっただけ(軽い罪悪感)
さてと、LESUREに荷物を置いてきましょうか・・・アレ?某O氏じゃございませんか。
なに?蟹汁?アレ?彼女は?へぇ〜、車ん中で寝ちゃってるって。でもでも、SUPERCARとくるり見に来たんじゃなかったっけ?へっ?結局一人でくるり見たって?ふぅ〜ん。残念だったね(軽い負け惜しみ・笑)
気がついたら太陽が姿を見せ、蟹汁を一口飲ませてもらって暖を取り、一緒に某O氏が取ったLESUREスペースへ。
行ってみたらみたらで、某O氏の友達が某O氏の寝袋にくるまって寝てた(笑)
某O氏は某O氏でこれからウルフルズまで寝るというので、そこで某O氏とは別れることに。はたしてその後彼は起きれたんでしょうか?今さらながらぎもんぬ。
てことで、俺は荷物を置きにLESUREへ。
ちょうどLESUREに戻ったら1sk氏がいたんで、1sk氏と今度はSTANDINGへ移動。トリはやっぱSTANDINGにいたいじゃないですか!(誰に呼びかけてる?)
それがまた、人いっぱいいる割りに前行けたんだ。これが(笑)
おかげで結構いい感じでウルフルズ。
いや、もう、いい意味でも悪い意味(どんな意味だ?)でもウルフルズはウルフルズでした
跳ねた跳ねた叫ばされた叫ばされた
みんな叫ぶんだ。
お帰り!ジョン・B!
予想通りや(笑)
ともかく、もうこれでウルフルズのライヴ行っても恥ずかしい思いしなくていいぐらいフリは覚えたゾ!
トリに相応しいウルフルズ。さすがにもう一回トータスコールさせられたら切れてたかもしれないけど(笑)
アレ?なんか、声が、出にくいよ?ってな感じで、今年の夏が過ぎていきました。
ああ、今年も俺はいい女に出会わんかったか・・・(それがオチか?)

「来年もライジングサンであいましょう」
的なフレーズに、勢いのまま応えてしまうからWESSを図に乗らせているのかなぁと、ふと思った帰り道。
いや、好きです。RSR楽しかったです。RSR文句は有り余ってるけど最高ですよ!RSR!!
はいはい。
結局行きますよ。行ってやりますとも!来年もさ!!待ってろ!!!RSR!!!!

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