Attention!!
MCなんかは細部曖昧です。ご了承ください。
朝 https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#morning
せっかく北海道に帰ってきたのだけど、昨日までが暑すぎて、東京のがエアコン効いて涼しいよね!と言わざるを得ない深夜2時ごろ一度目が覚めて、小一時間眠れなかったり。
二度寝できないのは、どちらかというと遠足前現象なのだけど、それでも結局5:30に起床したのです。いつものように。
ホントもうね、日常的に起きてる時間だから、まったく苦じゃない5時台起床。
なわけで、髭剃ったりなんなりと準備して6:30ちょっと過ぎに実家を出発。
途中セブンに立ち寄ることとなり、なに食べたいかったら、魯珈プレートでしょ!それが無理なら魯珈のおにぎりでしょ!!!と思うも、そもそも今日は入荷してないとか・・・
これだから田舎は!
それはそうと、8:25ぐらいには新港西1の交差点の右折待ち行列に辿り着き、8:40ぐらいには道道106の右折待ち行列に辿り着く、極めて順調なドライブでした。帰りは軽く事故りかけたけど、なんとか、年一ペーパードライヴァとして、ゴールド免許更新は達成できそう。
で、スムーズに8:55ぐらいに駐車も完了し、荷物を下ろして入場ゲートに並びましょうと。
車を降りると、まぁ、暑い!
結局、RSR2023全体のテーマは「暑かったこと」に尽きるのだけど、にしたって、この暴力的なまでの日差しは・・・
ひとまず、家族には入場列並んでもらって、俺はリスバン交換。
チケットは先行で二人分とテント2区画。一般で二人分を確保したのでリスバン交換が必要だったと。
リスバンもらった時に3つ釘を刺されたのは「
一度締めたら緩められません 」「
紛失再発行は出来ません 」ともいっこなんだっけ?
ついつい、「わかってるよ」言いたくなるのだけど、彼女らも仕事だから厳粛に受け止める。
あっ、そうそう。例年通り、アラウンド70な両親と甥っ子と来ておりますが、あまり詳細に書くのは身バレが怖いので避けております。
過去のレポ全部読めば特定はできるだろうけど、この物量を全部読み返すのはキツいし、甥っ子はそこまで検索能力が高くなさそうなので、たぶん、大丈夫(なにが)
閑話休題。
入場列に合流し、リスバンを締めたりしたら、なにやらサウンドチェックしてる音が聞こえてきましたよ・・・と、音のした方向を見たら
defがデカい!テントじゃない!しかもなんだか、
低音出てる!!
ちょっとビックリ。なるほど、だからAwitchがdefなのか・・・時間短いのだけど。
ともかく、この時点でdefの変更がサプライズだったので、否が応でもテンションは上がる。
まぁ、風があるからすこし音が流れてる。こればかりは仕方がない。
でもって、ずっとトラメガでガナってたWESSスタッフから、衝撃のフレーズが飛び出す。
「
空いてるレーンは空いてます 」
うん。
ホント、いい天気だ。
9:40には列が詰まり、
「 レーン関係なく詰めて並んでください 」
みたいなフレーズも飛び出す。
暑い。暑い。
期待してたバスデは入場待ちの小一時間程度ではかからず。
トラメガオジサンは、「女のスタッフ」と言いかけて「女性のスタッフ」と言い直す。
自分で気づいて言い直しただけマシだけど、すくなくとも、客前に出すタイプではないよね。ホント、そゆトコだぞ。WESS。
そろそろ時間だなぁと、遠目で見れば総合案内の屋根上に人影。
誰が喋るのかと思ったら
「
ライジングサンプロデューサの若林です 」
と第一声。
結局、こういう時前に出てくるのは若林なんだなぁと思いつつ、その後に出て来たScoobie DoのMOBYにテンションは上がる。
ちょうど今さっき、
出演者で一番最初に楽屋入りした人や!!!
ある意味では、着いたばかりの人を拉致って挨拶させるので、WESSの人使いが荒いとも言えるけど、まぁ、MOBYさんがRSR好きなだけだよね。まったく。
なわけで、MOBYの開場宣言を号砲にダッシュする先頭あたりの若人ら。
今年もテントスペース交換無いのだから、ダッシュする理由なんて・・・ああ、物販か。
もう、先行注文しちゃってるから、物欲を刺激されることもないのよね。
と、思ったが、電気の限定Tシャツはバッチリ買い逃しました。ギャフン(この件は後述)
入場ゲートまではサクサク進んだのだけど、もちろん、仮設跨線橋で渋滞が発生しているのであります。去年も渋滞していた気がするけど、あんまり覚えていなかったため、今年はアンケートで「橋を広くして欲しい」とダメ元な要望を出した。
仮設跨線橋を越えたら、祭さんで写真を撮りもしないでそそくさと、テントエリアを目指す。
なににつけても、地盤が安定しているので、荷運びが楽なのは素晴らしい。
テントスペースは今年2ヶ所確保できてるので、すこし大きめのテントを建てることに。
と思ったら、俺が勘違いしただけで、毎年建ててるめんどくさいの持ってきてたし、労働力が4人いるのに建設がなんだか難航して、向かいのエリアのたぶんご夫婦さんに手伝ってもらったり。
その節はお手数をおかけしました。ありがとうございます。あの時助けてもらった(略)
そんな四苦八苦ありつつも、11:23にはテント完成。
ちなみに、今年のエリアはエリアで好きなのだけれど、来年は違うエリアに引っ越そうかと思っている。
それはそうと、テントができたってことは・・・
びあーーー!!!なのだけど、その前にトイレ。
例年お約束みたいになってるけど、最初は地酒屋さんこと、北のビールと炭焼きソーセージの店でクラフトビールを。だいたいブラウンエールを飲んでいるのです。
山田孝之はビールの色の話をしているけど、黒いビールとか、出してくれる店が無いのよね。RSR。いっそきちんとビアバーやれば、計算できるかしら・・・
ひぐま濃い麦酒出すなら、北海道味も出るしな・・・
閑話休題。
もちろん、この暑さではビールが呑まさって呑まさって仕方がないので、テント戻った時には半分あるかないか。となれば、2杯目行くでしょ?と、次はパーフェクト黒生へ。
ホントは会場内でパーフェクトクラシックが呑みたいのです。正直、黒生はコーンスターチが出過ぎてるでな。泡は優秀なんだよなぁ。泡は。
そんなわけで、行列に並ぶ間、タワレコブースやらなにやらを写真に収める。
並んでる間、オードリーの東京ドームT着てるお兄さんを見かけて、ガチ勢がいる!と思う。
このあと、本文にも登場するけど、もう一人見かけたので、すくなくとも場内に二人はガチ勢がいた。
何気に居酒屋淳二Tは1回しか遭遇せず、やはり節電気グルーヴTは俺しかいない。他にいたらだいぶびっくりするけど。
荷物運び要員で連れてきた甥っ子には、タワレコのミニ団扇をゲットさせ、3人分のビールを注いでもらったら、見事途中でタンクが空いたので繋ぎ替えを見れる僥倖。
ビールフリークなんだから、普通に繋ぎ替えてるの見てもテンション上がるのですよは。流石に洗浄はしないのね。とか、なるほど。たしかにおんなじよなタイミングで、タンク空くハズですよね。とか、やったー!口開けの1杯ゲットだ!とか。
ちゃんと3杯運べるようにトレイもくれたので、優雅に運べたのだけど、まぁ、泡は溢れるものです。こればかりは仕方がない。
口開けの1杯は母に献上し(好感度)、「ビール呑まされるわ」言いながら、しばし休憩。
毛穴という毛穴からアルコールが抜けていく実感はある。たぶん、酔わない(間違い)
もちろん、ビールが呑まさるということは、必然的に温くなるのも早いわけで、我々は、可及的速やかに呑み干す必要に迫れっるわけです。世知辛い。
そんな理由もあり、叔母のテントへ行くというのに付き従って、ホタテ方面へ。
いろいろドタバタしたらしく、前日にはローチケアプリをインストールすらしてない衝撃の事実を知らされたりもしたけれど、なんとか無事にテント設営は終わった模様。
たしかに飲食店街は近いけど、この距離感だと、夜中には周辺に死体が転がってるだろうから踏まないように気を付けてね!というRSR鉄板話を挟み、俺は叔父の分とあわせてビールを買いに。
流石にたしかに、この距離だと零れない!(笑)
叔父と乾杯し、持ち込みのメロンをいただく。ありがたや。
ウチの親族内会議の結果、従弟が来れなくなったのでRSRは晴天に恵まれるようになったということに。
従弟はもうRSR立ち入り禁止!!!(笑)
そうこうしてると
いい時間ですね!ってことで、ビールをもう1杯買い足してから、サンステへ向かいましょう!
14:00-14:50 Creepy Nuts(SUN STAGE) https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#Creepy
ビール買って、サンステへ向かう道すがら、甥っ子が
「 スクラッチでサウンドチェックしてない? 」
とかいうので、ついつい、
「 松永は寝坊するけど、サウンドチェックはしない 」
と断言したのだけど、ちゃんとサウンドチェックでスクラッチしてました。ごめんなさい。ごめんなさい。
そんなわけで、サンステ向かって右のPAテントちょい前ぐらいに陣取ったら、松永のサウンドチェックが終わり、ステージ監督WESS南と、ezorockの草野さんと女の子、んで、WESS若林の4人が現れる。
もちろん、万雷の拍手。
で、南さんが話してる間に、なんだか無性に泣きそうなって、ぐっと堪える。
ezorockの女の子が「花川南中学校吹奏楽部」の卒業生だというので、さらに泣きそうになる。
つか、これを書いていても泣きそうになる。
そうそう。たしかに、
花川南中学校の卒業生がezorockに入ったって記事を読んだ記憶はある。
ちょうど
直前に道新の記事にもなってた。埼玉在住か・・・(遠い目)
一人でも、何人かでも、こうやって続いていくのであれば、ちゃんとそれは記録に残しておこうとも思う。
で、そこを受けた若林さんが噛み噛みだったので、すべては帳消しとなる(笑)
俺の感動を返せ!
それはそうと、呼び込まれたCreepyだけど、まさかいきなり
トンボを指に止まらせる松永。
俺はなにを見ているのか。これだから田舎者は!(待て)
1曲目から「
真っ昼間に相応しい真夜中の歌 」とRがかまして「よふかしのうた」からはじまるセット。
まさか2曲目に「助演男優賞」を持ってくるとは思わずビックリしたけど、ビックリ具合では、ラスト3曲が「かつて天才だった俺たちへ」「のびしろ」「ビリケン(新曲)」と、わりとコア目なセットで、存外RSRが行けるフェスだと思ってくれてる感も伝わってきて、良い驚きでした。
しかし、しかして、ハイライトは中盤のMCで、RSR初出演時のエピソード。
Creepyの出番あとに、みんな大好き稲川淳二が出演で、見これがライジングサンか!と見に行ったって話からの「耳無し芳一Style」が、如何にもCreepy Nutsっぽくて良かったなぁと。
もちろん、「耳無し芳一Style」なんてやるとも思ってなかったけども。
気合い全開でやってくれた結果、Rは熱中症で翌日のロッキンをお休みしてしまうぐらいだったので、
ド真夏昼間のライヴで黒服良くない!(違う)
セットリスト(ソースは手元メモ)
- よふかしのうた
- 助演男優賞
- 堕天
- 2way nice guy
- 耳無し芳一Style
- 生業
- スポットライト
- かつて天才だった俺たちへ
- のびしろ
- ビリケン(新曲)
そういえば、ちょうどヒップホップ生誕50周年だったから金曜はヒップホップ勢が多かった気がするのだけど、Rからその手の言及無かったな・・・フェスだから?
にしても、Creepy見てるのバッツリ抜かれてるとは思わなんだ・・・
全然、オフィシャルに写真撮ってもらえないけど、こういう時は映るんだよなぁ・・・
15:40-16:30 ハナレグミ(RED STAR FIELD) https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#hanaregumi
ちょっとだけ時間があるので、いったんテントへ戻る。
EARTHの音がボチボチ聴こえるので、SHISHAMOで涼もう思うも、陽射しは鋭く、西日になる気配も無いので、ちっとも涼まらない。
ひとまず、クーラーボックスに水はあるので、水を飲んで水を飲む。
ここで水分摂取したから、このあと保った気がする。
甥っ子が、普段からは想像つかないぐらいCreepyはしゃいでたのを、両親に報告もする。
ここからしばらくテントへ戻る予定もないので、手荷物用の2019年パスケースを持ってREDへ。
SHISHAMOはまだまだやってる最中で、いいなぁ。楽しそうだよなぁ。朝子結婚しちゃったもんなぁ。思いながら、道すがらのPROVOを写真に収める。
たぶん、この数年は、会場内で一番風景写真を撮ってるんが俺です。
まだ開場して5時間程度しか経ってないのに積み上がってるゴミの量に慄きつつ、リスバンチェック前に、今年のピースマークをパシャリ。
ちゃんとリスバンが今年仕様になっていてキュート。
表は祭さんデザインだけど、裏返して写真撮る分には、事前にUPしてもバレないんじゃないかしら?とか。やらんけど。
それはともかく、やっぱりリスバンチェックやってるのか!思いつつ、ワンチャンREDでなにか食べようと思ったけど、人混みが凄くて近づけず。
仕方が無いから、ずかずかと脚を伸ばして、RED STAR CAFEでモスコミュール600円。
今年は大半をカード決済にしてたので、まさかアメックスのタッチ決済試す日が来るとは思わなかったけど、ここは列の都合で現金払いだったので値段をメモってたり。
この暑さだと氷入りのドリンクがありがたい。
受け取って、ふと目を上げると、すぐ目の前にモリ夫がいたので、危うく声が出かける。
凄いな。この時間からカウンタに立ってるんか!
軽い動揺を抱えて、サウンドチェック中のRED真ん中ちょい左あたりのユルく全体が見れる位置に。
本編は2018年以来の出演と言って「ハンキーパンキー」はじまり。
目の前には、お約束でしゃぼん玉を飛ばす人や、Creepyでも見かけたオードリーの東京ドームTの娘。
ヤだ。趣味が近い。
そうじゃなく、こんなの
暑すぎる以外は最高に決まってんじゃんかね。
途中も「My California」を「マイ・石狩フォルニア」と唄ったり、完璧にオリジナルな曲として馴染んでしまってる「オリビアを聴きながら」終わりに「
こんな日が来るとは思わなかったと倒れそうになった 」笑わせてきたり、絶妙なユルさと楽しさ、気持ち良さ。
最後は2003年に初めてRSRに出演したってMCから「家族の風景」に着地。
キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景
何を見つめてきて 何と別れたんだろう
語ることもなく そっと笑うんだよ
(from「家族の風景」ハナレグミ)
やっぱり、RSRにはRED STAR FIELDが必要で、このステージにハナレグミはハマってるから気持ち良いなぁと。
16:30-17:50 OFFICIAL GOODS 会場受取先行予約 https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#buppan
程良いホクホク感で歩き出したら、右足になんだか違和感・・・いよいよつま先のソールが剥がれた(笑)
この靴、だいぶ酷使してはいるので、来るべき時が来た感は強いのだけど、しかし、この時間を考えたらなかなかしんどい・・・
ハッ!つま先のソールが剥がれた写真撮るの忘れたぁぁぁ!
とりあえず、騙し騙し歩けばなんとかなるべ。と、やり過ごすことに。
REDから一周コースでテントに戻るべく、Hyggeから
greentopeへ流れて、
シナモンウィスキー。
注文してから、ここのシナモンウィスキーって、ショットサイズだったよな・・・とか、ホンノリ不安を抱いたのだけど、ちゃんとロックで出てきて一安心。
今必要なのは氷なのです。アルコールではない!(断言)
そのままdefを通過して、先行予約会場受取を引き取る。
もう、あの行列に並ぶのは厭だと富豪プレイに走るようになって幾星霜。
だったら配送してもらえばいいじゃん!という話は重々わかっているのだが、いやいや、場内で予備Tシャツ発動に迫られる時のために買ってるんだと、現地調達主義を再確認。
もちろん、今年のビニルバックももらい、これで明日のお風呂の準備もできるなと。
グッズは大行列だけど、バッチはそこまで混んでなさそうだったんで、財布に入ってた100円玉5枚をすべて缶バッチガチャへ。
結果、まさかのデリコ被り。
なんでや・・・なんで5回しか回してないのに被り出るんや・・・
とはいえ、デリコ1つとReiちゃんは嬉しかったので、ボチボチの勝率。
一瞬、ガチャの前で広げられていたプチ交換会に参加しようかと思ったけど、まぁ、これはこれで・・・
そのまま物販を眺め、電気のコーナで前の人にTシャツ売切言ってるの聞こえたから、「
じゃあ、ステッカー 」言ったら、ステッカーも売り切れでした。
ギャフン。
仕方が無いので、仮設跨線橋渡ってヘブンズエリアに戻ると、祭さんの姿が見えず。
あとで、祭さんもくたばっていたことを知る。
妖精さんでも、この暑さはキツいよね。仕方なし。
軽くテントエリアで面白いのを探したりしつつ、みよしの界隈まで歩くと、
石屋が空いてるじゃないですか!
ってことで、北海道コンサドーレ札幌のスポンサ様であらせるところのみよしの様ではなく、石屋様に課金してシェイクとライジングサンド(どら焼き)
シェイク飲むなんて何年ぶりでしょ?どら焼きの餡は、俺のソウルフードであるところのサザエ食品だそうな。魂まで震えるは。
ちょうど、ホルモンがはじまったので、ステージ横からサンステを撮ったら、食べ飲み歩きつつテントへ。
お約束の「
三度の飯より飯が好き 」を叫べたので優勝です。
テントに着く頃には見事シェイク融けてたけど、ほぼ飲み終わってもいたので、セーフ。
にしても、ナオの「楽屋のエアコンあるエリアはトイレだけ!」って話は爆笑でした。いい話だな。
ホルモンBGMに買ったグッズをテントで整理し、お水を飲んだら、また会場半周するぞ!
17:50-18:20 Chilli Beans.(def garage) https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#CB
ちょうど夕飯時が近いせいか、そこここのテントで火が熾され、この暑い中に熱を追加していく。
defへの道すがらはテント街を抜けて仮設跨線橋を渡る、来た道戻る的な順路なため、あまりエピソードが無いのだけど、たしか、このタイミングでバッチ交換所の幟を見かけて、近所かよ!思ったハズ。
そうこうしてたら、まだ辿り着いてもいないのにジングルが聞こえてきて、慌てて立ち位置決めてる間に曲が始まる。
Oh こっちに来ちゃえば
単純なストーリー
It's my faultでしょ
(It's my fault?)
(from「School」Chilli Beans.)
「School」で始まった30分のステージは、もちろん、ゴリゴリする時間もあるんだけど、想像よりも可愛さというかが前に来て、そのクセ、それぞれがそれぞれのパートを務める時間が多く、なんというか、溶け合ってる時間が欲しいというか。
西日直だから、3人揃ってサングラスかと思ったら、向かって左のギターLilyは違ったかしら?ステージ向かって結構右にいたんで、そこまで見えず。
個人的な印象として、一番地味なMotoがセンタでタトゥーまみれ。っていう組み合わせは、面白いなぁと思ってたりはする。
「シェキララ」だったかで、ドラムを3人で叩きに行ったのは、パフォーマンス的に好ましいんだけど。
本編で「L.I.B.」やってくれなかったのはともかく、全般的に音楽は面白いのだが、それから先が見えてこなかったので、不完全燃焼。
ライヴが面白いバンドだと期待してたんだが・・・
19:00-20:00 電気グルーヴ(SUN STAGE) https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#DG
「来た道戻るの大嫌い!」(C) 竹原ピストル なのだが、次は今日のメインこと電気なんだから仕方が無い。
仮設跨線橋戻ってきたら、祭さん櫓の周りが結構死屍累々で、とっくにKAMOMEは閉店しとった。
なにか冷たいものがまだ欲しいと、歩いて歩いてねもちゃんまで辿り着いたらハイボール。
会計にシールが置いてあって、「ご自由にお持ち帰りください」だったので、ありがたく一枚頂戴する。
全然作るとこ見てなかったのだけど、味的にジャックハイだったので、ジャックハイと宣言するも、翌日にもう一杯呑んだ時に見えたのは白いボトルだったんで、ジムビームだったかもしれない・・・(それでもウィスキー検定2級か!)
ともかく、ユラユラするのに必要な酒もゲットしたことだし、さぁ、電気だ!
どうも、サウンドチェックでギターの音が聞こえるので、誰?思いつつ、いつものように、ステージ向かって左のスクリーンとステージ両方見える場所を確保。
柵に寄し掛かるより、周りが適度に背が高すぎないポジションを探す。
そばに、エロいカッコしたおねぇーちゃんと、電気の伝の時も知らない取り巻き二人が現れて、ついつい聞くと話に会話を聞いちゃうし、エロい話には耳そばだててしまう41歳。
若干、闇メイクみな女の子なんかも現れて、古き良きサブカル感のオーディエンス。
たしか、これぐらいの時間になでしこ負けたの知って、軽く凹んでたらスタンディングはビッシリ人が立ち並び、エロいおねぇーちゃんとは離れてしまう。
しかし、電気ですってば。
むっさいオッサンですってば!
1曲目から「人間大統領」で、一見さんをきょとんとさせること請け合いなセットリスト。そのくせ、2曲目に「Shangri-La」ぶっ込んでくるから質が悪い。
って、そうじゃなく、「人間大統領」で早速サポート紹介があり、agraphとギター吉田サトシ。
吉田サトシは
MISIAでもギター弾いてたのね。
「Shangri-La」中に、チュッチュ、チュッチュと投げキスを飛ばす瀧は、そのくせ、昭和の高校球児らしい守備範囲の広さを見せつけ、ステージの端から端まで、それこそスクリーン前まで移動して、客を煽る。
R指定はそこまでのフィールディングが無いため気づいてなかったんだけど、今年はスクリーン前までオフィシャルに動線確保されいる事実に驚く。
とくに、たしか「SHAMEFUL」で、ガンガン瀧が煽ってきて、しゃがませては跳び跳ねるをスクリーンの前で永遠に繰り返す。
もちろん、映像は信頼のDEVICEGIRLSで、リアルな映像と新ネタがスクリーン上でごった煮されていく。
いや〜、
楽しい!
あまつさえ瀧はステージを降りたりもして、実はそこにも導線が用意されていることに驚いたのだけど、流石にクラウドサーフはしないが、瀧は瀧の役目を充分に果たす。
で、みんな大好き「N.O.」で卓球が何度目かのDJブースからフロントに出てきたあたりで、過去何度も見てきたカントリーサインルーレットが回り、
「
北海道の若者のすべてがここに集まっています 」
と、「レアクティオーン」の声ネタがぶっ込まれたらそりゃ、上がりますよね。
もう若くはないけど。
やったー!優勝だー!!!思いましたよ。
もちろん、心のどこかでは「富士山」無いんか・・・という気持ちはあったが。
つなぎや展開的にも、ここで終わりでいいじゃん。ってぐらい、良い展開だったんだけど、まるで
「
どうせアレでしょ?みんな『富士山』やりたいっしょ?ウチらもやりたいし 」
と言わんばかりに、蛇足感全開だけど待ち焦がれられた「富士山」でフィニッシュ!
なんて
楽しくて頭の悪い時間なんでしょ。
近年稀に見るほどサンステも低音が効いていて、「富士山」なんか、音で体が揺れるのわかるぐらい。
サプライズみたいなことではなく、電気グルーヴが電気グルーヴであることを誇示した1時間。
ようやく俺はこう言えるのです。
お帰りなさい。お待ちしてました。
セットリスト(ソースは手元メモ。サウンドチェックで「FLASHBACK DISCO」やってたらしい)
- 人間大統領
- Shangri-La
- Missing Beatz
- モノノケダンス
- The Big Shirts
- Fallin’ Down
- SHAMEFUL
- 猫夏
- Baby’s on Fire
- FLASHBACK DISCO
- N.O.
- レアクティオーン
- 富士山
20:30-21:00 Awich(def garage) https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#Awich
すっかり日も暮れて、そうだ。RSR暗いんだった!と極めて馬鹿みたいな感想抱きながら、ミニライト光らせてトイレへ。
その脚で、ウーロン茶250円とモヒートを買い込む。
微妙に現金レーンを分けてる店と分けてない店が、それぞれ店任せなので結構、判別が難しい。あと、カードもタッチでできる機械なのに、店員さんがタッチ決済を知らない場合があるので、ここも難しい。
ともかく、defを目指してまたぞろ歩き始めたら、なんだか後ろからいい匂い。
なんだ。ラーメン歩き食べしてる剛の者がいるのか?思ったら、プラのカップではなく、片手鍋でラーメン歩き食べしていたので、思わず「
マジか 」と声が出る。しかも、急いでるらしく、前の人を交わしながらラーメンを啜り、俺を追い抜いていく。
これが、ジャパニーズ忍者!?!?!?
と、動揺が隠しきれず、俺はもしかしたら疲れて100キロ婆みたいな都市伝説に遭遇したのかもしれないのだが、いずれにせよ、今年のMVPは彼に決まりで、彼より剛の者に遭遇はしませんでした。
ホント、RSRは凄い人間がいるフェスだよ。まったく。
それはそれとして、次の導線も考え、ステージ向かって左から回り込んでAwich。
Awitchのプロテストソングであり、所信表明であるところの「Queendom」からはじまった30分は、周りの男の子たちが終わったあと
「
ヤヴェ、有名な曲ばっかだよ! 」
と、歓喜していたぐらいのセットリスト。
ニューヨークエンディング(RHYMESTER用語)乱発でも構わないから、コラボ曲のワンバースでも押し込む。
完璧にアウェイの想定で、自分のことを知られていない前提で、でも、自分のバースは、パンチラインは知ってるだろうと曲をチョイスし、ひたすら印象に残ることだけを考えた攻撃性は、つなぎのニューヨークエンディングと相まって、ある種のオールドスクール感も感じて好ましい。
そのくせ、
「
サザンから好きって言われた 」
とか可愛いとこも見せてきて、一番ガッツリかましたのは、無名だけど沖縄から連れてきた戦友こと、鳴響美(とよみ)ちゃんとの「TSUBASA」
自由に飛んでみたいんだ、青く広がる空を
失くしたものとか
会いたい人とか
さぁ、見つけに行こう
僕らも翼広げて
(from「TSUBASA (feat. Yomi Jah)」Awich)
そりゃね、夏休みシーズンだし、北海道のフェス出るったら娘連れてくるよね。
たしかMCでAwichも言ってたけど、南から北へ娘を連れてきて、でもって、一緒に「TSUBASA」をドロップすることの意義深さよ。
俺、フェスで子どもとデュエットしたの見るんは、ソウルセット以来で、どっちもヒップホップだし、どっちもRSRだってんが、なんとも個人史的にも感慨深い。
ステージング全般、Awichの力が入りすぎてるぐらい入っていたので、むしろ見てるこっちが心配になるぐらいだったけど、これはやはり大きなステージでやらせてあげたかった。
でもって、男性客が前にいたのだけど、お前ら下がれとは。
ちゃんとAwichを見たい女の子にかぶりつかせてやれよ。
21:20-22:10 くるり(EARTH TENT) https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#quruli
てなところで、HyggeからREDを抜けてEARTHへ向かう道すがら、流石にちょっと疲れを感じたり。
またこの道戻ってSTUTS君は・・・見たいけど、正直めんどくさいな・・・
と、ようやくREDの飲食に空きが見えたので、これはチャンス!とOLIENTAL DINER はんでカラーゲ頼んでみたら
「
売り切れです 」
えっ・・・?
ピーズ出たことないけど、カラーゲだけは皆勤みたいな生活をずっと送っていたのに・・・と、打ちひしがれる。打ちひしがれる。
僕はもうなにも食べられないんだ・・・と、なにも買わずにくるりへ。
当然、EARTHは結構な動員で、人を交わしつつ、向かって右のスピーカあたりを確保。
PROVOからのビートがガンガン聞こえる中でステージはじまったのだけど、流石に岸田もMCで言うぐらいだったので、せめてEARTHはじまったらヴォリューム下げるぐらいはやった方がいいんじゃないでしょうか?
閑話休題。
ライヴは噂の初期三人体制復活ではなく、現在のライヴ編成みたいな感じで、
ドラム石若駿のRSR童貞を奪ったと誇らしげに岸田がライヴ終わりに申しておりました(笑)
セットリスト的に要だったのは、3曲目の「Morning Paper」と、最後の「ロックンロール」だったかなと。
とくに「Morning Paper」は白眉で、「くるりとはオルタナバンドである」と万人に宣言するよな圧巻さ。
そして「ロックンロール」のアンセム感たるや。
何度もこの曲をライヴで聴いてるのだけど、ここまでアンセム感が強い曲だとは思ってなくて、もちろん、タイトルに「ロックンロール」を背負ってしまってるのだから、致し方ない部分もあるのだけど、アルバム「アンテナ」が、ここまで今のくるりの骨格にあるとは、岸田も思ってなかったんじゃないかなぁと。
ロックフェスで見たいロックのライヴってこういうのだよね。
そんなライヴだった。
あと、ステージに赤いライトが映えていて、それも新しい発見だった。
sleep https://gennari.net/meta/rsr20230811.htm#sleep
うん。もう無理。疲れた。
と、脳内会議の結果が出たので、じゃあ、寝る前になにか食べようと。
選択肢は2択で、エスパーイトウのスープカレーにするか、Yellow Magic Spiceのカレーにするか。
ネタ的には、やはり前者か・・・ご飯ツイートにいいね押されてたし・・・
で、疲れた脚を伸ばしてみたら、カレー1250円・・・
高ッ!
いや、普段食べてるお気に入りのカレーとか、もっと高いやん。とかいう、自分内ツッコみもあるんだが、まぁ、仕方ない。
野菜多めのスープカレーって選択肢は正しいのだけど、如何せんもうちょっとスプーンで解せるレベルまでチキンを煮込んでくれてないと、スープが飛び跳ねて仕方がない。
もちろん、辛さを自分でコントロールだから、辛みが足りないのはあるんだけど、もうちょっとスパイスみがあるかと思ったら、そこがあまり前に来なかったので、せめて、辛さは味見してから足せるようにしてくれないと・・・
とはいえしっかり完食。ご馳走様でした。
テントへ戻り、サン横のトイレで歯を磨き、放尿済ませてまたテントに戻り。
そういえば、この時間でも映像が壁に映し出されていたのは、こどもひろばか・・・
遊具の設置は無いってことになってるけど、麦わらロールはあるんじゃん。
って、こんだけ歩けたなら、STUTS行けたんじゃね?と、セルフツッコミもしつつ、おやすみなさい・・・zzz・・・
ちなみに、この日はiPhoneによると33,711歩歩きました。