ミュージシャン | ライヴ名 | 会場 | 記述者 | 記述日 |
サンボマスター×銀杏BOYZ | 「さよなら中野サンプラザ音楽祭」サンボマスター×銀杏BOYZ | 中野サンプラザ | 唸るバクテリア | 2023/07/27 |
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・銀杏BOYZ
ほぼオンタイムでフィードバックノイズが響き渡り、まさかビックリ銀杏が先行だとは!
ガッツリ銀杏を見るのは、もしかしたら、最初の武道館ぶりかもしれない。
最初、「NO FUTURE NO CRY」で、ちっともボーカルが聞き取れなかったのはマイクのせいじゃ無い気がするのだけど、ヘッドが凹んでたらしいし、たしかに交換したら聴き取りは良くなった。
いくつか、聞き覚えのない曲があるのだけど、いちお、全部アルバムは持っているので、単に覚えていないだけなのは請け合い。
やはりどうしたってハイライトは、ちっとも聴けると思ってなかった「佳代」なのです。
あやうく泣きそうになったけど、じっと堪える。
「佳代」を聴きながら、ああそうだ。峯田を見る度、過剰に命をライブに注いでるのと、それが一瞬虚構に見えるんだよな。と、思い出す。
前の銀杏Tな女の子や、ずっと腕を掲げる男の子を見ながら、たぶん、だから峯田を見る度、心が動かされるのだろうし、まだ若い子がファンでいるのだろうし、それが重たいと離れた中年ファンがいるんだろうなと。
兄ィの命のはり方と違うところはどこなんだろうとか、「佳代」の次の曲「人間」を聴きながら考える。
どうしたってパフォーマンスに目が取られるけど、それはわかりやすいからにすぎないし、ちょいちょい入るアドリブはサービスなのだけど、それこそが芝居に見える元凶なんだろうなぁとは分析する。
でも、じゃあ、峯田に作為があるか?というと、たぶんそうじゃなくて、純粋に音に体を動かされているだけだろうし、サンプラザへの敬意がある。
そうじゃなければ、今日「佳代」は歌わないよ。
高円寺の隣町で「佳代」が鳴ることは、それだけで充分価値がある。
なにより、「佳代」ほどリアルな歌詞を、後にも先にも峯田は書いていない。
記憶が正しければ、これぐらいの分析は過去に銀杏を見る度に書いていた。
ちっとも新しいことや深いところを読み取れていない。
峯田は相変わらず遠く、俺はなにも成長していない。
「BABY BABY」のイントロで、70000人入った国立でこの曲を唄うと峯田は言い放った。
野心。
或いは夢。
夢の中で僕等 手をつないで飛んでた
目が醒めて僕は泣いた
(from「BABY BABY」銀杏BOYZ)
銀杏BOYZ 6/25 中野サンプラザ セトリ
— ソノダマン (@yoppeleah) June 25, 2023
1. NO FUTURE NO CRY
2.東京少年
3.エンジェルベイビー
4.佳代
5.人間
6.GOD SAVE THE わーるど
7. BABY BABY
8.少年少女
9. DO YOU LIKE ME
・サンボマスター
15分の転換を挟み、峯田が「 世界で一番好きなサンボマスター 」という、ちょっと日本語的にアレなMCを送ったサンボ。
のっけから笑顔の強要、幸せの強要、踊りの強要で、見事に会場内をサンボ色に染め変える。
峯田が最後にツッコんでたけど、強要祭のトドメは説教タイムだったので、ホントもうオジサンにはしんどい(笑)
とはいえ、セットリスト的には初期のサンボが多めな印象で、やはり「青春狂騒曲」だの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」だのを続けざまにカマされたら、上がらざるを得ない。腕を振らざるを得ない。
いや、この左腕、筋肉痛治ったばっかなんですけど・・・
サンボマスター 6/25 中野サンプラザ セトリ
— ソノダマン (@yoppeleah) June 25, 2023
1.輝きだして 走ってく
2.ヒューマニティ!
3.青春狂騒曲
4. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
5.そのぬくもりに用がある
6.ラブソング
7.できっこないをやらなくちゃ
8.花束
encore
9. NO FUTURE NO CRY w/ 峯田和伸
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