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邦画

作品名記述者記述日
鹿の国唸るバクテリア2025/07/10★★★

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特に見る予定は無かったのだけど、ポレポレ東中野のサイト見てたら、なにやら怪しい映画を見つけたのでサクッと「鹿の国」見ました。
思ってたより変な映画だった。
もうちょっと鹿にフォーカスするのかと思ったら、米だった。稲作だった。神事を収録してるのだけど、メインは神事の再現だった。ナレーションはいとうせいこうだった。そもそも本編ナレーションは能登麻美子だった。
なんだこの豪華ナレーション。
変な映画だったのだ。途中眠くなったのはあるけど、ミシャクジが屋号の家族が出てきて、300年の桜の古木を奉ってた。
スゲェ家族だった。でも、高齢化が如実だった。
ミシャクジは祟り神という偏った認識があったので、精霊というか八百万ということであれば、なるほど。たしかにこの国らしいともいえる。
ただ、なんで諏訪なのか?や、鹿が生命力の象徴として、稲作と紐付いたのは何故か?や、鹿の生き神様が少年だったのは何故か?あたりの説明無かったのが残念。
愛知にある諏訪社の分祀に残る神事で、射た鹿の腹から餅を取り出すという、ちょっとした奇祭とかなかなか面白いんだけどなぁ(そして、その餅欲しさに鹿へ飛びつくのは爺という)
御室神事が3ヶ月続いたのだとして、それは寒いからだよね。
早く春になれ!っていう感じは拭いきれない。
そして、映画としては、いろいろやろうとして注意散漫になってしまったのは否めない。
出てくるエピソードはだいぶ尖ってるので、個々の話にフォーカスして欲しかったところ。
なお、パンフ欲しかったのだけど豪華ガイドブック仕様ってことで2000円するとのこと。
ちょっとその物量を読む余裕はないので保留でした。
補助線があった方が良い映画だったなぁ・・・

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