超特急じゃなく「
新感染 ファイナル・エクスプレス」見ました。
面白かったは面白かったけど、期待値高くしすぎてたかなぁ。
結局、ゾンビ映画になにを求めるかという話で、そもそもゾンビ映画にそんな期待してない人だから、特段感慨に耽らないのも仕方が無いんだろうか・・・
高橋ヨシキがパンフでグロ描写の少なさを致し方ないと書いてはいたけど、せめて最後の電車から飛び降りするシーンは影じゃなく、キッチリ撮りきって欲しかったところ。
悪い映画ではないんだけど、もっとブラックでも全然OKと思いながら見てたので、終わり方に物足りなさを感じてるのかもしれない。
最後、韓国軍に撃ち殺されたらヤッホー!言ってたカモしれないのになぁ。
ゾンビより人間のがよっぽど怖いというオチ。
要は「優しさ」だって結論を読み込むのは安直ではあるけど、
命がけで守れる命は3つが限界ってところかもしれない。
まぁ、終止重要なのは冷静さですよね。
「好きだ」と言ってくれる娘を、照れ隠しで「好きだ」と言えなかったのに、最後好きが溢れて一緒にゾンビになる選択は、一番羨ましい選択かもしれないけど、終止「
バタリアン」でこんなの見たなぁ。感があったりなかったり。
全体的に配役(キャラのね)もベタな印象だったしなぁ。ばーさんが扉開けたのだけは意外だったけど。
いくつか、群体行動がギャグに見えるのは、ゾンビ映画のお約束だと思ってるんだけど、その辺は確実にクリアしてくる映画かと。
遠回しに、ファンドマネージャdisと解釈するのは質が悪いか?
帰りに前にいた女の子たち(あまりにピュアな発言してたので馬鹿な男に捕まらないで欲しい)が会話していた通り、
ラスボスの性格の悪さは素晴らしかったですね。まさしく、憎まれっ子なんとやら。
キム・スアンの抜群な芝居は、素直に名女優な未来を感じさせるけど、実は、最初に飛び込んできた女ゾンビが好みな顔だったので、
あの娘の名前が知りたかったり。
あと、パンフ読んで凄い納得したんだけど、あのゾンビの動きはダンスだったんだね!
いちいち反り返って、お前は西川貴教か!みたいなこと思ってたんだけど、そうか、アレはダンスだったのか!
たぶん群体行動のギャグ度がちょっと強めに見えてたのも、キッチリ振り付けされていたことに寄るのかなぁと。