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作品名記述者記述日
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー唸るバクテリア2023/06/09★★★★

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そりゃ、世代というか、初代ドンキーコングと同じ歳(生1981)の人間としては見ないわけには行かなかった「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(任天堂ユニバーサル)」見ました。
素敵。94分。子どもが見るから長くは出来ない。
でも、吹き替えばかりで、字幕が無いよ!IMAX対応してるみたいだけど、別に3Dで見る必要は無いよ!!!
見事に子ども(いろんな意味で)ばかりなロビーだったけど、半分はコナン君の客でした。
字幕版に幼児連れてくるのはどうよ?と思わではない。吹き替えの本数多いんだからさ!いや、英語ネイティヴは仕方ないけど
と隣に思ってたら、どうもチャイニーズな幼児だった。
そゆ意味では、せめて都内は多国語版出しても良かったんじゃ?
つか、相変わらず、TOHOシネマズ新宿は入場が下手くそすぎて泣ける。「お一人ですか?」って、誰か連れてるように見えるのかアホんだら
それはともかく、ファンムービーとしては満点では?
もちろん、帰りに聞こえた
レインボーロードではレインボーロードの曲かけて欲しいな
ってのはその通りではあるんだけど、各マリオ楽曲のアレンジは素晴らしかったし、隣のチャイニーズな女の子たちも結構笑ってて飽きた気配無かったし、チコ as ルマリー as ジュリエット・ジェレニックのブラックさが、なかなかに油断ならない感もあったし。
つか、ブラックですよ。ジャック・ブラック as クッパですよ。超エモいクッパなのですよ!!
ピーチピーチ連呼で最後はエンドロールまで持ってたあの人ですよ。
流石の芸達者っぷり。素晴らしいことこの上ない。
もちろん、今、強い女の子やらせればナンバーワンなこと請け合いな、アニャ・テイラー=ジョイも見事にピーチを演じていて、好感しかない。狡い
なお、パンフ見たらアニャ・テイラー=ジョイが
私が出てきた映画の多くは、子どもにふさわしくない作品
発言していて、思わず笑ってしまいました。
何気に、マリオ as クリス・プラットとドンキーコング as セス・ローゲンの友情モノの様相を呈したし、実は、父親に認められたい男の子物という、ある種のエディプスコンプレックス映画で、さらに、行きて帰りし物語という映画の構成としてベタベタだけど、エンタメとして教科書みたいに手堅いシナリオ
ちゃんと伏線を回収して、ブルックリンを救う物語にするとか、全体的に映画が上手
宮本さんのコントロールもあるだろうけど、現代ハリウッドというか、揺るがないイルミネーション感。彼らは絶対的に、ダークサイドを見つめる人たちだという認識。
伊達に、ガス室をゆるキャラに仕立ててないぞと(誤情報らしいけど
で、やはり、NESだと思うとアがるじゃないですか。マリオがやってるゲーム。「パルテナの鏡」っぽかったけど、違ったかしら?
なほ、「パンチアウト」には気づかなかった、もしくは忘れておりました。
パンフ読んでて思い出させてもらったけど、パンフで思い出させてもらったといえば、「Take On Me」かかってた。たしか「hero」もかかってたよ!
ビースティまでかかったのは、多少違和感あったけど、でも、忘れるな。ここはブルックリンだ。そゆ映画なのだ。
ある種のホワイトウオッシュと見なす手もあるが、穿ちすぎ。
キノピオの可愛いアピールは存外予告編ほど露骨じゃなかったし、字幕も丁寧に映画の感じを訳しており、任天堂の監修も入ってるから変な字幕も無し。
実は、オープニングで日本語吹替脚本がヨーロッパ企画上田誠と知って、見る気欠片もなかったのに、ちょっと見てもいいかと思った。ビバ!関西魂

でね、実は、映画本編の前に流れた任天堂のCMが、如何にも今の任天堂らしい素晴らしい広告でした。

ザ・任天堂が作るCMで、揺るぎなき任天堂のCMだった。
任天堂にしか作れない任天堂のCM。
映画本編より、ここがクライマックスだった。

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