噂のコロナ禍ロックアウト映画「
ソングバード」見ました。
全然期待値より面白くてビックリしたよ!
でも、俺が警備員だったら、
あのキスシーン見せつけられたら撃ち殺すけどな!(待て)
期待してたより面白かったのは、もちろん同時代性もあるけれども、しっかり予定調和だったからかなぁと。俺にしては珍しい。
頑張ろうとしすぎず、ベタでもこの状況下で
ちゃんとやりきろうとしてる印象が、心地良い。
そうなのです。下手に張り切られるとしんどいのです。
ある種の痛々しさというか。
つか、撮影そのものに相当張り切らねばならない状況だったんだから、他に変な力をかける余裕は無いよね。
iPhoneだけじゃなく、GoProにインターフォンのiPad。
ありったけの今なガジェットで撮った映像。
妙に都合の良い味方登場とかも、まぁ、許しましょうぞ。不如帰。
しっかり悪役(ブラッドリー・ウィットフォードも良いけど、ピーター・ストーメアが最高)で、しっかり殺されて、伏線もわりとしっかり張られていて、都合良く必要な人が生き延びてもいいじゃない。
ドーザー as 僕らのポール・ウォルター・ハウザーは、どんなに良い関係なれそうでも、
直接は意地でも会わないんだぜ!
それでこそ俺たちのポール・ウォルター・ハウザー!
しかもだ、ムカつくことに主人公二コ as KJアパはちゃんとイケメンで、ヒロインのサラ as ソフィア・カーソンは美人なんだぜ。まったく。厭になるね。
あとはもう、ロックダウン中のロサンジェルス颯爽ですよ。
バイクも良いが、どうしてもちょっとした仮面ライダーみを感じてしまうので
自転車の方が楽しい。
にしたって、あのLAのディストピア感ったら!
そう。似たようなのを、ほとんど人がいない歌舞伎町で感じたよ。
このまま世界が滅んでしまえばいいのにって、思ったよ!
こういう世界を生き延びるのは楽しそうだなぁという、荒んだ欲望もある。
真っ先にとっ捕まって殺されそうだけどな!
それならそれで、精一杯悪役をやろうぜ。