雑感・レヴュ集
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映画

作品名記述者記述日
その街のこども 劇場版唸るバクテリア2011/02/06★★★★

なんだろね?上手いこと言えんのだけど、なにかが確実においらの心にヒットして、よくわかんないけどジュンとした映画でした。
ホント、たまたま生きている実感とたくましさとはちょっと違うんだけど、人間ってやっぱスゴいなぁっていう、無闇な説得力を感じました。
あとはね、男はそうやって土壇場で日和るんだよなぁとか、20代とはいえ、若い命が走ってると絵になるよなぁ。とか。
結局、走ること自体が生命力の隠喩なんだよね。
持ってた荷物が、人生の重石の隠喩なのと同じように。
だから美夏はゆっちのお父さんに会えるし、勇治は最後まで荷物を背負い続ける。
きっと、あの二人は二度と会わないだろうけど、来年勇治はあの家を訪ねて、友達の子どもを抱っこして、んで、もしかしたら、東遊園地で美夏と会っちゃうんじゃない?
なんて妄想。
忘れてしまうことと、乗り越えることは違うし、忘れないことと、引きずることは違うっていう。
何気にサトエリは同い年だから、いろいろいらんレベルで共感というか、感じ方に同世代感みたいなものを見出だしたりしました。

そしてもって・・・サトエリいい女だなぁ・・・
アレな感じも含めて。

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