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邦画

作品名記述者記述日
大長編 タローマン 万博大爆発唸るバクテリア2025/10/31★★

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金を払って見る映画か?というと甚だ疑問なのだが、TOHOシネマズのマイル貯まってたからマイル使えば良かったのをレポ書き出してから気付いた、映画「大長編 タローマン 万博大爆発」を見ました。
ビックリするほどトイレが壊れていたので、歌舞伎町怖い!と思いましたが、それはともかく、やっぱり金を出して見る映画ではなかくて、隣のおねぇーちゃんは開始5分でグッスリだったぞ
しかし、凄いシーンが2つだけあったぞ。ビックリしたぞ。
ひとつはタローマンが画角を広げたんだぞ
4対3だと思ったら、シネスコになったぞ(笑)
たしかにはじまった時に額縁上映だとは思ったが、TV画面オマージュだと思ったが、額縁で「明日の神話」を殴ってたぞ
なんだこれは!
もうひとつ、渋谷の「明日の神話」前で満面の笑み浮かべて存在しない変身シーンの話をする山口一郎だぞ!
本気でアレな人は油断ならないほどアレなんだぞ
アレを芝居でやってると思ったら、山口一郎はアカデミー取れるぞ。
本当の本気で怪人だぞ
いや、全然俺が覚えてないだけで、変身シーンあったのかもしれないけど。
パンフにも変身シーン掲載されてるし。
ちなみに「明日の神話」の怪獣デザインは凄い好き。4体並ぶシーンはエヴァだけども。

それにしてもだ。
後ろに座ってたおばさんは爆笑してたのだが、映画の尺としては長い
どうしたって、ストーリーを展開する以上、まともじゃなきゃいけない時間が長くなるのだ。
実際、パンフで監督藤井亮が書いているとおり、映画にしようとしてしまったのだから仕方が無い。
それはマイナスに飛び込んだのか?とも思う。
だからこそできるデタラメもあるのだけど、それよりは圧倒的に秩序が勝る
それではタローマンたり得ないのではなかろうか?
結局、デタラメを気取れたのは、上述の画角メタ構造ぐらいだったりする。
樋口真嗣が言っているとおり、藤井亮は藤井亮でしかないのだ。岡本太郎ではない
そういう意味では、人間の限界かもしれない。
悔しいなぁ。
別にタローマン8兄弟は構わないし、元ネタがあるのかもしれないけど、「地底の太陽」を出すなら、やっぱり、タローマンのバリエーションではなく、岡本太郎のオリジナルで兄弟を組むべきだ。
うーん。
エンドロールで「2001年」パロディは良かったんだけどなぁ・・・氷川竜介のパンフ解説は見事なのだけども。
なお、タイトルのとおり、たしかに大爆発はしてました。
犯人はタローマンだったのだけども。

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