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特別展「人、神、自然―ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界―」
住友財団修復助成30年記念 特別企画「文化財よ、永遠に」
唸るバクテリア2019/11/15

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御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」が、まさかの50分待ち聞いて、もちろん日和る。
いや、待つ気しないじゃないですか。11月ですよ!
ってことで、東洋館の特別展「人、神、自然―ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界―」から、本館の住友財団修復助成30年記念 特別企画「文化財よ、永遠に」へのハシゴ。
「人、神、自然」展はカタールの王族コレクションという恐ろしいものだけれど、さり気にトーハクが自分とこのミイラを出してきてるあたり、科博のミイラ展と勝手にコラボしてたりで、エロい!
なにより、知らなかったナイジェリアのノク文化!知らなかった!!
しかも、この顔が超可愛い。
ググったら、ここのページで紹介されてたけど、この顔の物販あったら買ってた。
東洋館地下の東南アジアの仏像見てたから余計にだけれどアレだね。仏像というか、顔はやっぱり地元の顔になるわけで、今の時代、あのデザインはもしかしたらポリコレ的にアウト言う人いるかもしれないけど、そりゃ、モデルにする顔はそれしかないわけだから当然じゃないか!っていう。
あと、「スターゲイザー」に反応するのは、厨二病な(ドヤ顔で)
前3300年って、ちょっと数字がおかしいけどな。
んで、リュトンってなに???
思ってたら酒器なのね。最後に説明見つけて納得。
なお、オフィシャルでも紹介されてる金銅のクマが、めちゃんこカワユスなので、誰か俺に買い与えて!(待て)
で、ハシゴした「文化財よ、永遠に」展だけど、これがまた凄い。
なにを持って修復なのか?っていう命題に対して、こう考えてますよ!っていう素直な回答だし、なるほどなぁ。と、素直に感心した。
人工的な資材を使ったところでいいじゃないかっていうのは、たしかに正しい。
昔の復旧が彩色を艶やかにするのも間違ってなかったのだけど、たしかに木材の持っていた説得力や、退色してしまった金の在りし日を想像して、できる限りのベストみたいな形を再現するのも正しいと思える。
たぶん文化は、こうやって、都度の修復の記録を指すんだ。
高成寺蔵の千手観音菩薩立像はその最たる感じ。
ちなみに、ベトナム国立歴史博物館蔵の阿弥陀如来立像は、来歴がなかなかなので映画化希望

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