ってことで、東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」行ってきました。
時間指定13:30なのに、入場までに20分！絶望した！！！
一通り見終わって、時間見たら15:24！！！約２時間！！！！！！
待って。次の予定を15:50に入れてるんよ。俺。またギリギリタイトローパーじゃないか。そろそろ、マークされるぞ。マジで。
それもそのはずで、序盤ずっと、トーハクの国宝が並ぶじゃないですか。
どれもヘッドライナー級ではあるのだけど、中には雪舟なのに地味な「秋冬山水図」みたいのもいるから、地味なヤツ見ながらウハウハするじゃないですか。
「花下遊楽図屏風」なんか、右隻中央欠落してて、ホントはこんなだよ。みたいな写真展示してたりで、どうして、そんな中途半端？みたいな説明は無いし、あっても文字説明は遠目すぎて読めないし（笑）
もちろん、ググったらちゃんと説明に行き当たったけども。
書跡なんて見てると、
「 あっ、これ、超字巧いから国宝ね！ 」
みたいなノリで私信を宝物にされてしまった人の気持ちを考えたくなるし、「納涼図屏風」みたいに、その気は無いのに絵のモデルになったら国宝にされて何百年後も、ちょっとダラッとした姿を見られる家族の悲劇とか、考えただけで笑いがこみ上げてくるのです。
でもって、究極気付いてしまったのが、
「 俺、埴輪に顔にてる！ヒャー 」
なんてやってたらですよ、刀剣乱打で人混み凄くて斜め見しただけなのに、超長い名前があったのだけど、出品も暗くて見てもわからんし、国宝セット終わった次に、トーハク重文オンパレード＆金のしゃちほこレプリカとキリンの剥製。
「舞楽面 陵王」なんかはスーパー戦隊の合体ロボのモデルだし、和宮の表着や天皇の鳳輦とか、結構な大ネタ仕込んできたと思ったら、「赤坂離宮花鳥図画帖」の流麗さったら！！！
とか思ったところで、松方コレクションの浮世絵まで乱打してきて、広重の「月に雁」の構図に驚きつつ、その上に「一休和尚像」だの「遮光器土偶」で押し込み、平気で最後の方で岸田劉生「麗子微笑」とかぶっ込んでくるのな。
で、トドメがみんな大好き尾形光琳「風神雷神図屏風」と酒井抱一「夏秋草図屏風」に、写真OKな「金剛力士像」に菱川師直「見返り美人」ですよ。師直。
写真撮っていいと言われたら、「金剛力士像」の構図取るじゃないですか。オリジナルフレームとかどーでもいいわ！ヲタク舐めるな！
と、膝立ちで写真撮ってたら、周りが真似する真似する。
背中まで見れる立像とあったら構図を探せ！
お前らはヲタク力が足りん！
