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作品名記述者記述日
ボルテスV レガシー唸るバクテリア2024/12/13★★★★

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わーいわーい。「ボルテスV レガシー」の公開なわけです。
と、ご機嫌でバルト9へ。
なにが一番ムカつくって、帰りまだ21時だってのにエスカレータ止まってて、エレベータでしか降りられないことです。
やっぱりバルト嫌いだわぁ。新宿の映画館で断トツで嫌い。
それはともかく、このあとテレビシリーズやることもあってか、途中で終わるのだけど、芝居が単調なのは置いといて、編集が下手糞なのである。
長いテレビシリーズの編集版で、こんなにリニアにつながらないって、素人か!と叫びたくなる勢い。
ドラマチックなところで着地させたいのはわかるし、妥当な終わり方だとも思うのだが、エンドロール見ると、個々人の活躍シーンみたいなのも結構あるわけで、あんな無駄に人だけがバタバタ死んでくとか、母親がただの気違いにしか見えないとか、仮に原作リスペクトが強いといっても、編集でなんとかするのが映画なんじゃないですかね!
と思ってパンフを見たら、もともとこの編集だったっぽいので映画巧くないなぁとは。
白倉か。白倉のせいか!と、当初思ってたのは本気で偏見だった。白倉に申し訳ない。
ただ・・・<font size=“5”>シートベルトちゃんとしろ!</font>

しかして、ボルテス愛が深いなぁと言うのはよくわかる。すくなくとも俺の1無限大数倍強い
主題歌「ボルテスVの歌」を使うタイミングは「お前わかってるな!」とサムズアップしたくなるし、ボルテスが決める場面では見事なカットで両手でサムズアップしたくなる。
ジュリー・アン・サン・ホセは日本語ネイティブにしか聴こえない。
CGも気合いが入っていて、ボルテスVはカッコいいんだ!って思いに溢れている。
もちろん、鎧銃士(ビースト・ファイター)もカッコ良く描かれてるので、本当に好きが詰まっていてよろしい
妙に駒落ちするシーンや、頑張ってるんだけど爆破シーンがあまりカッコ良くなってないとか、悔やまれるシーンもいくつもある。
それは笑って馬鹿にするようなモノではなく、次はさらにいいシーンが撮れるよ!と応援したくなる仕上がりなのだ。悪くない。
致命的に悪いとこがあるとすれば上述の編集と、原作が古いことなのだけど、如何せん、たぶん、意味のないホログラムとか、戦略も戦術もないアホな戦闘とか、無闇に特攻させたがる(これだから皆殺しの富野は!)とか、そういうのはきっと原作準拠なのだ。そうに違いない。
嗚呼。ゆるさまじ昭和
パンフで藤津さんも御大に言及してるので、やっぱり藤津さん。そこは外せないよね!とも。
ちなみにこのパンフ、1500円もするのだけど大百科調の外箱が傷み印刷されていて、頭悪くて最高です。
中も大百科調で、さらに辻真先御大にまでインタヴュしてるので、1500円払った甲斐はあったよ!嬉しいね。今年ベストパンフ。

なお、予告で見た吹替は微妙だったのだけど、実際に見たら吹替で良かったので、迷った結果、吹替で見たのは正解でした。
あと女の子全員カワイイので、ちょっとビックリでした。
ジェイミー・ロビンソン as イザベル・オルテガは勿論のこと、マリアンヌ・アームストロング as カーラ・アベラナもだし、なによりザンドラ as リーゼル・ロペスの谷間が最高なのです。
挟まれたい。挟まれたい(下衆
しかしてなにより、プリンス・ザルドス as マーティン・デル・ロザリオがホントのホントにイケメンなので、素晴らしくナイスチョイスと。
あと、ズール as エピ・クウィゾンが掛け値無しでズールな感じで素晴らしい。
でもって、リチャード・スミス as アルバート・マルティネスって、似た顔した日本人俳優いるよね!
そうそう。
どうせだったらボアザンに破壊される都市、東京も入れて欲しかったなぁ。
それと、フィリピン語と英語のハイブリッドに、言語が使いさばきされてるの、流石フィリピンだなぁと。

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