「
ホイットニー〜オールウェイズ・ラヴ・ユー」見ました。
予習まったくしないで行ったのが大失敗。
思ってたより、だいぶ凄い映画だったというか、
ホイットニー・ヒューストンという人の人生が凄まじかった。
途中、虐待話が出てきた時はテンプレ話になるかとヒヤヒヤしましたが、テンプレを突き抜ける凄惨さというか、
現実の恐ろしさ。
金で崩れる家族怖い。家族怖い。
やっぱ、薬怖い。薬。
現代アメリカの問題点が全部詰まってるんだよ。
この人の人生。
黒人。ドラッグ。貧困。女性差別。LGBT。戦争。
本当に美しくて、本当に歌がうまい人の愁嘆場まで、しっかり見せていて、しかし、最後に思うのは、
CD買おう!だし、
「ボディーガード」見よう!だった。
何気に見てないんだよな。「ボディーガード」
にしても、圧倒的な才能に食い殺されるってのも、なんだか極めてアメリカ的というか。
天に二物を与えられても、
幸福に死ねるとは限らない。
「
アリー/スター誕生」見たばかりというのもあって、リアルな相似形が、アメリカの今の危機感にも見えたり。