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ミュージシャンライヴ名会場記述者記述日
毛皮のマリーズ毛皮のマリーズ TOUR 2011 "Who Killed Marie?"日本武道館唸るバクテリア2011/12/06

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毛皮のマリーズ TOUR 2011 "Who Killed Marie?"@日本武道館
全席指定だったから、眼鏡を持ってきた武道館@二階席
普段は暴れるかもしれないから、メガネとかナッシングなのねん。
客層が今ひとつ読みきれない中、前の人々が立っちゃダメとの脅しに屈するのかどうか、様子を伺う。
帰って来て調べたら、立っちゃダメだとわかった上でチケット買った人たちだったので、写真撮ってる以外のマナーはすこぶる良かった。
それはともかく、最前列は柵が低いから立っちゃならんのですな。なるほど。

6分押しぐらいで始まったのだけど、ほぼノーMCで、むしろこっちがビックリするぐらいDJ的なつなぎを見せたり。
「JUBILEE」のあたりは、照明の加減もあって、ちょっと魅入ってしまいました。
最初のクライマックスはやっぱり「Mary Lou」だったんだけど、この曲の特別さは、志麿くん個人の感慨に依存しすぎてる気がするのです。
それはともかく、「HEART OF GOLD」をライヴで聴いてて、改めて、このバンド解散するんだなぁと。
別れは出発だと、声高らかに唄うこの曲を聴いて、この解散は計画的犯行だと思ったんだよなぁ。
さすがに、当時の感慨は深読みしすぎだったけど。
にしても、「THE END」からの楽曲は、まだこなれきってなかったなぁ・・・
本編最後は意外でもなんでもなく「ビューティフル」

 ビューティフルに ビューティフルに
 生きて 死ぬ、ための 僕らの人生 人生!

(from「ビューティフル」毛皮のマリーズ)

ひざまづいて、なにかに祈るように唄う志麿くん。
マイクスタンドを投げつける志麿くん。
ここも照明が良くて、「ビューティフルに」と叫び続ける様が、綺麗だなぁと。
ここではないけど、影が天井に映って、それもカッコよかったなぁ・・・
つまり、この解散はビューティフルに生きて死ぬための解散なんだよ。

アンコール最期に「ジ・エンド」のイントロを西くんが弾きはじめた時、ホントに終わるんだなぁっていう。
この曲以外に終わる曲は無いから、アンコール2回目も無し。
絶対に無し。
まるで予定調和のようにマイクを投げつけ、
西くんがギターを置き、ハウリングノイズだけが残され。
結局、「志麿、辞めんな!」とは叫べなかった・・・
解散するために仕組まれたライヴは、やっぱり解散するためのライヴで、受け入れるしかないのは、なんとも悔しかったのでした。
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