雑感・レヴュ集
メタセコイア
FIFA W杯

試合名記述者記述日
GL F組 アルゼンチン対イングランド唸るバクテリア2002/06/08

本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。

さてと、TBSに腹を立てつつも今大会最初のメインディッシュこと、アルゼンチン 1-0 イングランド@札幌ドーム。
現時点での今大会ベストバウト。
後半25分ほどイングランドが完全守勢に回ったことへ腹を立てている人が多い予感があるけど、でも、あれはしかたないというか、この試合がGLで行われた弊害なんだよ。
これがなんも関係無い国際Aマッチだったら全然違う結果だったと思うんだ。
閑話休題。
ナイジェリア戦の時、あれほど強く見えたアルゼンチン。
スウェーデン戦の時、かろうじて勝ったイングランド。
でも、そんなの全然関係なかった。
なんか因縁説でみんな語ろうとするのがもの凄くプロレスみたいでヤなんだ。俺は。
もっと純粋にフットボールを見よう。
解説の金田さんが言ってたけど、好敵手同士が自分たちの持ちうる力を存分に発揮してぶつかり合った好ゲーム。
オーウェンのシュートはポストに嫌われ、サネッティのシュートはギリギリでGKに弾かれる。
スコールズの弾丸ライナーは、並みのGKだったら骨折してただろうね。
前半の前半で急遽投入された形になったシンクレアがもの凄いスピードでサイドを駆け上がり、悔しそうな顔でベンチに引き下がったベロンとは対照的に、後半の猛攻を引っ張ったアイマール。
終始ボールを追っかけ回したイングランドFW陣と、それを必死で防いだシオメネ+DF陣。
カバジェロもシーマンもナイスセーブを連発し、PKを取ったのがオーウェンで、決めたのがベッカム。
アルゼンチンが押しまくってるときに時計を見てしまった自分を恨んでしまった。
なんで、残り時間が20分しかないのだろう?
久々に抱いたこの気分。
ドームを囲んでフーリガンが暴れることを期待し、あわよくばヤラセをしてでも決定的瞬間をフレームに収めようと企む、フットボールを知らない馬鹿マスコミを黙らせ、ルックスだけを追っかけるミーハな女・子どもをフットボールの虜にしただろう、この試合。
ああ、この試合。
生で見れるなら10万出しても惜しくなかったな。

P.S 俺的MVPはコールに!


BACK

雑感・レヴュ集 メタセコイアBANNER
(C) Copyright Unaru Bacteria,2002
e-mail bacteria@gennari.net