原作小説は傑作と名高い「
ザリガニの鳴くところ」見ました。
ああ。このオチだから、みんなキャッキャ言うのね。なるほど。
これはたしかに、小説の方が衝撃度が大きい気はする・・・映像ではボヤかしたってのはわかるのだけど。
それは兎も角、結局のところ、
無闇に言い寄ってくる男は所詮たいしたヤツじゃないので、好きでもないなら、尚更付き合ってはならないと。
DV野郎は殺すしかない。
なんて極々当たり前な結論に至るのなんでだろう。
そりゃそだろ。
途中、間男 as チェイス as ハリス・ディキンソンの顔が好きくないのもあって、いちいち虫唾が走ってしかたが無かったのです。
しかも、あの早漏っぷり。
そもそも、処女にあんなスルッと入るもんですかね。チュッチュしまくってたから(以下、自主規制)
駄目だよね。ホント。辛い。
てっきり、殺したのは本命君ことテイト as テイラー・ジョン・スミスだとばかり(性格の歪み)
本命君だって、あそこまで行っといてチンコ入れずに我慢できるとか無くないッスか?
なんなの?超人なの?(馬鹿の発言)
閑話休題。
ある意味において、DV被害者の子どもがDV男を捕まえる傾向の話とするならば、なんでこんなステレオタイプなん?ってところですが、糞みたいな男が死んだことを事細かに説明されただけと取りたくなるほど、嫌いなタイプの男なので、どうしてくれようかと。
あの手の男は生理的に無理。
いや、そうじゃなく、主人公カイア as デイジー・エドガー=ジョーンズいい鼻してるなぁ。
好きでもないのにチュッチュしすぎというか、解放されたのち、本命君脱がすの恐ろしく早くて、なんなん?
エロビデオにしたいの?この監督?情緒とかないん?って気にはなりました。
監督オリヴィア・ニューマン、プロデューサのリース・ウィザースプーン。もちろん、原作ディーリア・オーエンズ含めて、スタッフほとんど女性だけども・・・その意味で、たぶん、この映画は監督が駄目なんだと思う。
えっ?動物や昆虫が繁殖のために存在するから???
いくら「沼地の娘」だからって、60年代の終わりで下着着てないとかあるんかね?
「軽くない」とカイアに言わせといて、結局チュッチュさせてるんだから、わけわからんじゃないか。
つか、
チュッチュしたい(馬鹿)
ただ、この監督、たしかに絵作りは抜群に良いのです。
CGなのモロわかりなのだけはいただけないけど、朝昼晩と空の移ろいが抜群に見応えがある。
鳥の一羽一羽の造作が、超カッコいい。
なので、映像化した甲斐があるかないかで言えば、ある。
別に「アバター」なんぞ見んでも、
俺はこう言うのでいいんだよ!とは思う。
となればだ、
なんで物語にあの濃密な映像が生きなかったんかね。勿体ねぇ。
ちなみに、エンディングのテイラー・スウィフトは書き下ろしらしいのだけど、すんばらしいのだが思いっきりネタバレなので、映画なり原作なりを消化してからのがいい。
そして・・・好いてくれない女の子に好き好き言ってる身からすると、回り回って刺しに来るので辛い。
単に自己顕示欲というか、男性性の象徴として、女が言うこと聞かないのムカつく的なのとは違いますからね!