何億年ぶりかに訪れた北海道立近代美術館。
「
北海道151年のヴンダーカンマー」展を見ました。
いろいろ客商売とは思えない状況だったんでアレなんですけど、明治維新の写真がずいぶんと面白かったし、三代歌川広重が北海道の錦絵を書いてたのにビックリしました。
アレはヤヴァい。普通に売ってたら買ってた。
長万部写真道場なんて、素人の写真も面白かったんだけど、「
北海道俯瞰図」というパンクな絵が素晴らしい。
道民は一度アレを見るべき。
小宮伸二という現代美術家の作品も面白くはあるんだけど、「内村鑑三のアワビ標本」ってタイトルのパンチの強さ！
流石にこの強さは頭おかしい。
んでもって、グロ注意の警告後に登場する、天然痘のムラージュ!!
日本国内で克明な天然痘を見れるのはこのムラージュだけ。
これって相当なパンチだけど、ちっともビジネス意識無いのが怖い。
道立だからとかどーでもいいから、もっとちゃんとお金稼ごうよ。
博物画のポストカードだけでも、あれば俺買ったのに！
でさ、目当ては炭鉱だったのだけど、夕張だけだったので酷くつまらんかった。
なんだそれ。
産炭地舐める。
鉄道は、ヘッドマーク３つが、どれも乗ったことのある車両でテンション上がったし、祝祭の札幌五輪がどれだけ、北海道にとって大事なイヴェントだったか。
HI HI NIKKAなんて、現物初めて見たよ。ヒャー！
しかし、しかしだよ・・・なんだよ。
こんなもんかよ！北海道!!
俺の知ってる北海道はこんなもんじゃねぇぞ。
ヴンダーカンマーなんて、ハッタリじゃないか。
甘えるな。
試される大地だなんて、その、恵まれた環境に甘えるな。北海道！
