雑感・レヴュ集 メタセコイア
邦画

作品名記述者記述日
夜明け唸るバクテリア2019/02/08★★★★

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同い年というか、ほぼ同じ誕生日な旭川人、YOUNG DAISを見に「夜明け」見ました。
空いてたせいもあり、隣の隣に座ったオッサンが最低だったので、ホント、心から死ねばいいのに。
と、見てる最中ずっと思ってたんだけど、明るくなってみたら、まぁ、なんと妖怪みたいなオッサンで、ならば仕方ない(諦)
それはともかく、完全になーめてーたー映画
もう、柳楽優弥の芝居が素晴らしい
この一言に尽きる。
完璧なまでに圧倒的。
なんなの?あの子。
120%の出来映えで、シンイチを他にできる役者が思いつかない。
ちょっともう、なんなん?
柳楽優弥恐るべし
パンフで
こういう骨太なインディペンデントの作品に出られる俳優でいよう
と言い切るあたりも見事。
ちょっとやられすぎたので、他の感想に言葉が回らないんだけど、ラストカットまでが長すぎるかな?って気はする以外、初監督作品でこれは上々なのでは?
役者に支えられてる気はするけど。
そう。柳楽優弥と小林薫という名優を相手に、YOUNG DAISが100%いい田舎のあんちゃんをやってて、なんて適役!っていう。
あんなあんちゃん田舎にいるよね(田舎の人間の発言)
パンフのインタヴュで監督が言ってたけど、一周回っていい人の典型のよう
最後のセリフも言い切らせていないとこが良かった。
つか、この木工所、YOUNG DAISと鈴木常吉って、どんだけ音楽づいてるんだ?
火事の件は、この映画にしてはすこし喋りすぎな印象だったけど、総じて、説明しすぎず、細い稜線を辿り続けるような良作でした。
結婚式のシーンは、ずっと痛かったなぁ・・・

「誰にでもある不毛な時間を大切に描きました。」広瀬奈々子

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