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ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」唸るバクテリア2017/09/28

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なわけで行ってきた、ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
赤レンガ倉庫→横美で回ったんで、まずは赤レンガ倉庫から。
もうなんと言っても、クリスチャン・ヤンコフスキーの「重量級の歴史」と「アーティスティック・ジムナスティック」
それと、キャシー・プレンダーガスト「アトラス」の頭の悪さ!
現代アートを見に行くってことは、あまりの頭の悪さに拍手したくなるモノや理解が追いつかないぐらい変なモノを見に行くことだと理解しているので、あまりの頭の悪さに拍手したくなる「アーティスティック・ジムナスティック」と理解が追いつかないぐらい変な「アトラス」でもう大満足です。
あとでパンフ見たら「アトラス」は、あの黒塗りの地図をヨーロッパに見立てて並べてたんね。気づかんかった!これが今回最大の見落としかな。
中学ん時、もの凄い大変な写真を一枚模写したことがあるんだけど、実はアレって現代アートの枠に押し込めたんじゃなかろうか。実家のどっかにあるかなぁ・・・アレ・・・
あとは、ドン・ユアン(董媛)「おばあちゃんの家」は、何気にカンバスを打つのが大変そうで、よくやったなぁと。
小西紀之の光の感じと匿名性もなかなか面白かったんだけど、地味に、窓そばに掲げられた戦争体験談がアートの枠で語ってはならない気がするけども、一番グッと来た。
そうそう、赤レンガ倉庫でオクトーバーフェストの準備してて、ビールが呑みたかったです!
それはともかく、散歩しながら横浜美術館へ。
もちろん、入り口のアイ・ウェイウェイ(艾未未)のゲートは写真撮ったんだけど、密かに最後飾られているマウリッツィオ・カッテランの自殺と、アイ・ウェイウェイの蟹の集合「He Xie」のコラボがヒャー!と思った。
「怖い」が一番近いのかもしれないけど、テーマの「接続性」と「孤独」が一番しっかり感じられた組み合わせだったんじゃないかと。
あとは、「マップオフィス」にしろ「ヨコハマラウンジ」にしろ、本来、横浜美術館の階段である場所にフロアを作って展示するという困惑。
ザ・非日常!
これと、プラバワティ・メッパイルの糸を張っただけなのに、自然に不自然な非日常感は、群を抜いてたなぁ。
川久保ジョイの壁削っただけという斬新さも、なかなかでしたが。
畠山直哉は久々に見て、「テリル」は何度目かだけど、300度ぐらいで見渡せる陸前高田と、最後にさらりと描かれたら素描!
素描は思わず写真撮ってしまいましたよ。まったく。
風間サチコやサム・デュラント、ザ・プロペラ・グループのある意味質の悪いパロディと本物の「ペリー提督横浜上陸の図」!流石、横美所蔵!!
伝ヴィルヘルム・ハイネって初めて知りましたよ。
ザ・プロペラ・グループのレーニンパロディは、完全に一人だったら爆笑してたこと請け合い。他にも人いたけど、声殺して笑うのがしんどかった。
それでも、やはり平日の美術館は空いていて本当に見るのが楽
パオラ・ピヴィのカラフルな熊さんやケイティ・パターソンの「化石のネックレス」もゆっくり見れたし。
オラファー・エリアソンのワークショップは、ちと参加したかった。
そして最後に、横浜まで行って、
中野産 a.k.a パパブブレの飴を買って帰る倒錯!
これも現代アート!!

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