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へばっている
土日は実家に帰り、
今日から来週まで実習、
それ終わったらまた実家帰る。
いきなり激流に飲み込まれた感が。
エゾレポ、終わりません。
中途アップするにも中途半端なぐらいしか書いてないので
どーしよー。
実家帰ったらなんもできんし。
ちなみに初日分はダラダラとやったから
累計12時間くらいかかってる。
できるだけ早めにアップしますんで、ご容赦下さい<U・B殿
Coccoが来年曲出すとか。
来年こそ来いよー、RSR。
そのためにも日程は19・20で頼む<山本
ていうか、12・13とかだったら
やつのゴミ拾いうんぬんってより
また親父が渋い顔すんだって!
あと桜井和寿が小林武史とユニット組んで
カバーアルバム出すって。
邦楽ばっかだが
岡村ちゃん、ヒートウェイヴ、陽水、大貫妙子、エンケンなど
結構聞きものかもしれん。
あとはー、怒髪天メジャーデビュー。
テイチクらしいが、大丈夫か?
まあ多分大丈夫だろう。
にしても最近、メジャーデビューするってやつは
どいつもこいつも糞ニー行ってる気がするんだが
気のせいか?
あー、ほんと公取入ってくんねえかな。
あ、まだあった。陽水のトリビュート。
・・・って思ってミュージックマシーンからHMV飛んだら
また例のアレだよ。
陽水も何か反対してくれやあ。
もともとフォーライフって、あんたや泉谷で作った会社だろ?
何か今年はアレですか?
天変地異の前触れですか?
猛暑・台風・噴火・地震・・・
とりあえず、年内あと4〜5回は台風来るに20000ペリカ。
東海・近畿の人や、今台風来てる九州の人とか
気をつけてくださいね。マジで。
ていうか、こんなん続くなら学会行くのやだ〜。
北海道から出たくねえ〜。
あー、明日の分の下調べ。めんどくさい。
本日のBGM:ZAZEN BOYS「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」
これだよ、これ。
1stん時はまだ脳内にナンバガがこびりついてたのも
あったからかもしれんけど。
こういう派手なのを待ってたんだよ。
この曲はアルバムん中でもわりと聞きやすい方だが、
それでもアヒトの確変中のような暴れっぷりとか
わけわからんとこまでいきそうな爆音っぷりとかは十分出ている。
そして向井より林檎の声の方が目立っている(苦笑)
これも収録されている2ndはかなりいいぞ。
強いて言えばアルバム後半ちょっとダレるのと、
「くりかえされる諸行無常 よみがえる性的衝動」は
いい加減しつこいということ。
朝日新聞の販売員ばりにしつこい。
2004/09/06 19:04
RSRレポ2日目・1
小出し&長期戦で行くことにしました。
とは言え、なるべく早く朝にしたいところ。
とりあえず2日目・その1です。
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7時過ぎ起床。まあ健康的。
暑さで起きると聞いてはいたが、ほんとだ。
頭が強烈に油っぽい。洗いたい。
先に洗面所行ったU・B殿に様子を聞くと
今の時間なら洗っても大丈夫そう、というので
とりあえず行く。
あ〜、何か頭洗ってる姉ちゃんいるわ。
パッパッパと洗って帰ったんだが、
後日談としてやっぱ頭洗うと非難轟々(そりゃそうだ)なので
来年からは考えよう。ごめんなさい。
歯磨く時間まではなかったので、
近くの店で水買ってテントんとこで磨く。
にしても、茶で磨くとはやるなU・B殿。
さて、時間は9時前くらいになっただろうか。
とりあえず飯でも、と思い2人でホクレンに行く。
しかし売ってんのは飲みもん系ばかり。
なので、とりあえず2人でビール。
ああ〜、炎天下ですきっ腹にビールはやべえなあ。
しばらくだべった後オフィグッズ売り場行くが
まだ開いてない。ていうか混みすぎ。
お前らそんなにTシャツ欲しいか?
いや、俺も欲しいけど。
読売がただで新聞配ってたが、
俺はただでももらう気がしなかったので無視。
ナベツネ菌がうつる(小学生)。
テントへ戻って近く散策してると
アートスペースでお手伝いしてる知り合い2名発見。
U・B殿には申し訳ないが、こっからは別行動に。
そうこうしてるともう1人友人の子発見。
落ち合おうと思っていたので丁度よい。とりあえずカキ氷食う。
マンゴー味って何やねんと思いつつ買う。
あ、案外うまいわ。
共通の知り合い集団が会場外にテント張ってるというので
散歩がてらそこまで行く。
んで途中弟に遭遇。
ていうか連絡もなんもしてないのに、会うの2回目。
スタンド使いか俺らは。
やつの話によると、昨日のアースは1時間45分押しだったらしい。
あなおそろしや。
ちなみに弟を見た友人の感想は
「ちょっと似てる」「眉毛いじりすぎ」など。
うーむ、よく考えたら2001年は2日目だけだったし
2002、2003は一回家帰ってたので
こんなにゆっくり会場回るのは初めてかもしれん。
これだけでもテント張ったかいがある。
あ、張れてねえよという突っ込みは受け付けません。
んで向かったはいいが、ほんと遠い。
こりゃ皆やる気無くすわ。
そのうち道路の両サイドにテントがわらわらと見えてくる。
左側にテントがあるというので行くと、
テントの山の向こうにステージらしきものが。
あれが噂のというほど噂にはなっていないボヘミアンガーデン。
確かにこっちにテント張った人にも何か、という
気遣いは結構なことだ。
んでテント行ったが、知り合いいねえでやんの。
しゃあないので戻りがてらTシャツ1枚買って
友人と別れ、テントへ。
U・B殿がショッピング終了したようで、
CCKグッズ大量購入していた。
さて、やっとまともにメシを食う時間。
ゲート近くのラーメン屋で食おうとしたところ、
「割引券は・・・」
割引券?あ、あるある。思い出した。
昨日テントサイト場所取りの列に並んでて
完全にへばってた時に笑顔で渡してきたアレ。
何でも役にたつもんだ。
テントやら何やらの分ということで、
U・B殿におごってもらう。ごっつぁんです。
冷やしつけ麺を注文。これはうまい。
そうこうしてるともう昼過ぎ。
薄着の姉ちゃんを眺めつつ(殴)氷を食い(本日2杯目)、
いよいよ時間です。いざ。
スクリーンには「EARTH TENTはただ今入場規制を行って・・・」
うわあ、去年と全く一緒だ。
ついでに、俺の立ってる位置もほぼ一緒だ。甦る記憶。
周りはいつの間にかケムリシャツだらけ。
ていうか、ハワイアン6やピザオブデスのシャツ着てる奴は
まだわかるとして、
ドミノ88のシャツって、えらいレアだな。
そう、皆さんのシャツって見てみると結構面白い。
何せ俺の横の人は「げんなり」だし(笑)。
いつも通り山本が挨拶して、
アシードジャパンが挨拶。
ああ、いくら開催前山本に散々文句言ったとはいえ
この場にいると、ワクワクしてたまらない。
そして昨日の雨が嘘のような太陽の光がふりそそぐ中・・・
彼らが帰ってきた。
13:00 KEMURI
1曲目は「Prayer」。
優しげなホーンとギターの音色で始まる
「Little Playmate」収録の定番ナンバーだ。
続けて「Rockin'」。
ベストの1曲目を飾る、俺も大好きな曲。
ふみおが飛び跳ね、南がギターをかき鳴らし、
変なグラサンの津田のコーラスが入り、
庄至さんが暴れ、コバケンがサックスを吹く。
出戻りのトロンボーン、霜田。そして・・・
トランペットの場には、オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーが
サポートで入っていた。
次は、今度のアルバムに入る曲をやるという。
「白いばら」
そして「スカコアっぽい曲をやります」と言って続けられた
「Cherry Pie」
ひたすら体は揺れる。そして「Five O'Clock at Night」
その間、俺は目線はメンバーを見つつ
時に空に移ったりした。なぜかはわからない。
ふみおは、しきりにアルバムの宣伝をする。
タイトルは「Circles」
このライジングサンのモッシュの円を思ってつけたという。
本当かどうかはわからない。
でも俺は、嘘とは思えないほど
ケムリはライジングを気に入ってくれていて、
何より、どこまでも真っ直ぐに突き抜けてくれるバンドなんだと
自分なりに解釈している。
だから、素直に嬉しかった。
久しぶりのインストナンバー「Sunset」では
ふみおが後方に下がり、
他のメンバーはまったりと演奏。
おいおい、まだサンセットには早いぜ。
そしてホーン隊がキレのいい音を鳴らしだす。
1年前に聞けなかった「葉月の海」。
PVの、爽やかなスカイブルーの中で演奏する
メンバーの姿を思い出した。
もうライブは終盤だ。
ふみおは序盤から、曲の合間合間にMCを入れてきた。
アルバムの宣伝、メンバー紹介、盛り上げ。
終盤のMC、ふと言葉が詰まる。スクリーンを見た。
ふみおが泣いてる。
ケムリのライブに涙は似合わない。
でも、俺は最後まで、目がうるんだままだった。
最後の3曲。
「Ato-Ichinen」
「Along the Longest Way」
「PMA(Positive Mental Attitude)」
3年前、同じステージで初めてケムリを見た。
知っていた曲はほんの少し。
でも、覚えてることはいくつかある。
暑かったこと。
ふみおの髪が長かったこと。
砂煙が舞い上がっていたこと。
皆が「あと一年!あと一年!」と
空を指さし、飛び跳ねていたこと。
メンバーも観客も、すげえすげえ楽しそうだったこと。
そして俺も。
あの時と同じ気持ちが、またここにある。
もっともっと笑おうよ
花火をあげようよ
まだまだこれから
あと 一年
こんなに熱く、優しく、楽しい音がある。
だから何とかやっていけそうな気がする。
いつでも心に、
Positive
Mental
Attitude!!!!
できるなら、来年もまた会おうぜ。ありがとう。
何だかんだ言って結局前の方に来てしまった。
ちょいとU・B殿の所まで戻り一時的に合流する。
実はこの時間帯ギリギリまで何見るか迷っていた。
イナ戦で汗かくか、CHABAでまったりするか、
名物・無戒に流れるか、EL-MALOで轟音にうなるか、
Dragon Ashはまあいいや(爆)
という感じだった。
結局U・B殿と別れ、向かう先は・・・
14:10 無戒秀徳アコースティック&エレクトリック
というわけで、いざ酔っ払いのもとへ。
やっぱそれなりに人多いなあ。
とりあえず後方からでいいや、と思い
ワラにもたれかかってステージを眺めることに。
右前方を見ると、紫雨林のシャツが。ドミノよりレアだ(汗)。
それで着てるのが結構ゴツい男だったんでよりレアだ(汗汗)。
おっと、無戒無戒。
グラサンかけた無戒は、ビールとアコギ1本抱えて登場。
そのグラサン外すと、下にはメガネ。
何でやねん!
「無い戒めと書いて、無戒秀徳と申します」
確かになさそーー(遠い目)
1曲目は「SI・GE・KI」
ZAZENバージョンとはまた違った趣き。
次は「Delayed Brain」。おお、ナンバガナンバー。
ところが音合ってないのか、途中でチューニング。
おいおい、早くも酔ってんじゃないだろな。
ナンバガでは爆音仕様だった「Tuesday Girl」なども
天気のよい昼下がりが似合うまったり仕様へ変化。
変わらないのは相変わらずの向井語。
だから「くりかえされる諸行無常よみがえる性的衝動」は
もういいっちゅうの(苦笑)
ソロ用の未発表曲もいくつか披露。
「NEKO ODORI」という曲に続き、向井が喋りだす。
「Rock Tranceformed状態におけるフラッシュバック現象」
後ろの女約2名が「意味わかんないしょ?(笑)」
などと喋っている。
いや、例えば俺なら、さっきのケムリの終盤の時のアレが
「Rock Tranceformed状態におけるフラッシュバック現象」
の一種じゃないの?
そして向井の中では「記憶が妄想に変わってく」わけで。
それが向井の作り出す世界なわけで。
んなこと考えてると曲は終了。
「Rock Tranceformed状態におけるフラッシュバック現象でした」
曲名だったんかい!
そしてビール片手に語りだす。
「ライジングサンロックフェスティバル、
わたくしは毎年来ております」
そういや呼ばれなかった2002年も
勝手に会場内でゲリラライブ始めたっていうしね(笑)。
「未成年の方はカルピスでお願いします」
んなこと言っても、
この会場で法律守ってるやつがどんだけいるやら(笑)。
そんなこんなであっという間のラストは「自問自答」
何も知らずただガキが笑っていた
純粋な 無垢な 真っ白なその笑顔は
汚染された俺らが生み出したこの世の全てを何も知らずに
ただ 笑っていた
ふとブランキーの「不良の森」の一節を思い出した。
あれに出てくる少女も、このガキも似てる。
でもベンジーと向井はやっぱり何かが決定的に違う。
言えるのは、俺はどっちの世界も好きってことだけ。
最後はいつも通りの一言で、酩酊詩人はステージを去った。
「乾杯!」
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始まるまで長すぎる(汗)
残りは後日!
2004/09/09 22:56
間をつなぐ
というわけで、寝ようと思ったが
これほど間があいてるとさすがに気が悪いので
更新してみます。
更新遅れてすいません。まじで。
あと2日で多少楽になるものの
すぐさま帰省命令が・・・。
実家にいる間、レポ考えます(大汗)
しかし、酒も飲んでないのに「いつ寝たかわからん」てのは
非常に珍しい。
そんなにやられてたのか?俺。
出さなきゃいかん書類が週明けすぐ締め切りで、
金曜の夜に連絡くれるってのはどうなんだ?
土日学校開いてないのに。
しかも明日は昼休みまで使って夜まで作業、
実家は実家で早く帰れるなら早く帰れと言う。
あ〜〜〜うぜ〜〜〜。
たのむから寝かしてくれ〜〜。
「ぴあ」やら「日経エンタ」やらでフェス特集やってた。
何か「5大フェス」とかうたってるくせに
RSR特集大々的にやるとこはどこもないのな。
「音楽と人」は載ってただけマシだが。
んでぴあもぴあで、いくつか対談のっけてるんだが
ハスキン磯部×クラムボン郁子:フジ
ビークルヒダカ×GOGO7188ユウ:ロキノン
スチャダラBOSE×ライムスター宇多丸:サマソニ
おい!!RSRは!?
チャー兄貴とか田島とか谷中さんや欣ちゃんとか
民生とかふみおとかまさやんとか、色々いるだろ!!
いくら「雑誌の扱いなんざ関係ねえ」と言っても
ここまでひどいとさすがに腹たつな。
他の音楽誌見ても、
ロキノンジャパン:ロックインジャパン
ロキノン:フジ・サマソニ・オデッセイ
バズ:同上
クロスビート:同上
スヌーザー:フジ・サマソニ・オデッセイ・ワイアー
あれですか、やっぱ邦楽だけじゃだめですか。
それとも総動員数10万いかないとだめですか。
ついでに今年はスカパーでの扱いも縮小されてるし。
あー、悔しい。
本日のBGM:奥田民生「スカイウォーカー」
ほどよいまったり感。
個人的に民生では、「休日」とか「コーヒー」とか
「野ばら」みたいに、日曜の午後
窓際で鳴ってて欲しいようなナンバーが好み。
歌詞がまたいい。
「どっちでも いい事だ しあわせと呼ぼう」
地味かもしれんが、かなり名曲。
それだけになあ・・・CCCDがなあ・・・。
2004/09/13 02:56
RSRレポ2日目・2
レポ続きです。どーぞ。
今回も途中までっす。
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時間は14時45分といったところ。
次まで結構時間空いてるので
アートスペースでも覗きに行こうと思い、サンの横の土手へ。
すると、妙に(自分の中で)懐かしい音が。
サンではDragon Ashが演奏中。「Invitation」だ。
高2の冬にドラゴンアッシュにはまった時
初めて買った奴らのアルバム「Buzz Songs」収録ナンバー。
うそ、こんなのもやってんの?
思わずステージに目を向ける。
麦わら帽にタオルかぶった降谷。
お前、農作業のオバハンか。
続けて「Sunset Beach」。まったり系が続く。
こんな選曲とは思ってなかったので、ちょっと驚く。
当初「別にいいや」と思ってたのだが
結局アートスペース付近で休憩しつつ数曲聞いてしまった。
アートスペースでは先ほどの2人が商売中。
祭太郎タオルを売ってたので、断りきれず購入。
頭に巻いてたタオルを首に巻き、祭太郎を頭に巻く。
客が来たので、ちょっと喋っただけで場を離れる。
ステージでは「百合の咲く場所で」「Posse in Noise」など
荒いナンバーに突入。
スタンディング付近では砂煙が上がっている。
若者は元気だなあとふと思う。
Dragon Ashの音って、
ハードにいこうとしてもマッドまではいけないし、
まったりいこうとしてもハナレグミとかまではいけない。
かといって万人に受けるポップな音出そうとしても
HYとかモンパチまでソフトにはならない。
だからあちこちからギャーギャー言われるんだよね。
でも高校時代俺がはまったのは事実だし、
正直、前ほど聞かなくなったけど
頑張っとくれって気持ちもある。
前日記で書いた、林檎やトライセラとかへの気持ちと
一緒なんですよ。
「Fantasista」をバックにレッドへ向かいながら
ちょっとだけ昔を思い出した。
15:20 勝手にしやがれ
事前にアルバム聞いた時は
「夜の方が映えるのになあ」などとも思ったが
終わった時には「いや、昼もいけるぞ」と思うことになる。
クソ暑い中、スーツのコワモテ集団登場。
ドラム、ベース、ピアノ、
そして、何とフロントにホーン隊4人が並ぶスタイル。
曲が始まると、こちらに背を向けていた4人が
一斉に振り返る。
1曲目は「35°5」
U・B殿のように俺もしばらく気づかなかったが
歌ってんのはドラマーの武藤なんですな。
2曲目からスピードアップし、じわじわと沸点へ。
はしっこのトロンボーン、トランペットの2人が
合間に「もっと来い!」という感じで煽る。
とにかく、音から動きから何から
いちいちカッコイイんだ、彼ら。
「Melancholic Decadance Pierrot」では
再び武藤がボーカルを披露。
この酒とタバコでつぶれたようなしゃがれ気味の声と
やたら巻き舌の歌い方。
土曜の夜にバーで流れるような音楽。
んな小洒落たとこには中々行かない俺だが、
最初に彼らを聞いた時浮かんだ
俺のそんなイメージは崩れないまま、
昼でも野外でも映えるステージを魅せつけてくれる。
「カバーをやります」と言って鳴らされた音は・・・
うお!「スローなブギにしてくれ」かよ!
「ウォンチュ〜〜〜」の出だしが余りに有名な
南佳孝のナンバー。
こんなのもやるのか。
しかしこれがいいんだ、また。CD化されないかなあ。
そしてシングルカットもされている「ロミオ」
カップリングでチバがボーカルとってるバージョンが
収録されてたりもするので、
もしかしたら・・・などとちょっと期待してみたが
「んなわきゃねえだろ」と爆笑の田中ばりに
脳内でツッコミが入る。
終盤に差し掛かり、テンションは頂点へ。
アゲアゲナンバーが続き、砂煙舞い上がる中
ホーン隊はステージの端から端へ動き客を煽り
いつの間にか帽子が脱げた武藤が叫ぶ。
「スレェェェーーイヴ!!」
ラスト「円軌道の外」までその勢いで突っ走り、
ルードボーイ7人衆は颯爽とステージを去っていった。
男が心底「カッコイイ」と思える男たち。最高。
ここでまた時間が空いたので
飲み物調達に近くの店へ。
しかし砂埃がひどい。
このカンカン照りじゃしゃあないけど、ちったあ水まけよ。
するといきなり電話が。しかも東京の友人。
俺がRSR来ていることは知っていたので、その話すると
リストバンド買ってくれーと頼まれる。
幸せおすそわけということで承諾。
相変わらず仕事が忙しそうだ。
何かすんません、フロム学生。
ああ、脳内で昨日の阿部サダヲの叫びが・・・。
「就職しやがれーーしやがれーーしやがれーー(エコー)」
16:30 ゆらゆら帝国
2年ぶりのゆら帝ステージ。
勝手にしやがれ同様、夜が映えると思ってただけに
この時間帯だとどうなるんだろうとちょいとドキドキ。
ていうか、人多すぎ。
一朗さんと、キューティクル千代さんが登場。
今日もきれいな髪ですねー、千代さん(♂)。
そして慎太郎。赤のパンツにワインレッドのシャツ。
2年前は上から下まで真っ赤だったんだが。
何だこの微妙な変化は。
1曲目はやけにまったりした曲が・・・
「砂のお城」。意外だ。
やっぱ会場一帯砂埃だらけだからか?
次は「男は不安定」
予想していなかった曲が次々と。これは結構レアかも。
慎太郎が合間合間にチューニング。
さすがに2年前のようなポカを
またやるわけにはいかんだろうな(笑)。
そしてドラム高速連打が入る。
「ゆらゆら帝国で考え中」キタ・・・って、あら?
いきなり曲ストップ。
曲順間違えてるーーーー!!
しかもイントロで一発でわかるような間違い方しちゃって。
気を取り直して、再びドラム高速連打。
「誰だっけ?」
曲中慎太郎がエビ反りジャンプ。
今年は終始テンション上がり気味な感じで、
見てるだけでも面白い。
そのまま、今度こそ「ゆらゆら帝国で考え中」
「はねるのトびら」効果なのか何なのか知らんが、
やっぱり皆一番盛り上がるのがこの曲。
そのまま定番ナンバー連発ゾーン突入。
にしても「午前3時のファズギター」を午後5時にやるとは。
おなじみ「グレープフルーツちょうだい」も披露し、
ラスト「貫通」に突入。
3分過ぎくらいでノイズだらけになり
展開ムチャクチャになる長尺ナンバー。
当然ライブでもそんな感じで来たんだが、
その間の慎太郎の動きが・・・。
やたら飛び跳ねるわ、
細かく足バタバタさして前へ後ろへ動き回るわで
もうムチャクチャ。
何かコメツキバッタとか、そういう系の虫みたいだ。
一同は盛り上がりつつも笑う。
ある意味、その前の勝手にしやがれとは好対照。
しかし、こんなんでもカッコイイと思えるのは
何故なんだろうか。
「気持ち悪い」と「カッコイイ」は
表裏一体なのかもしれんと思った石狩の午後。
あっという間に、変態3人組の
やりたい放題オンステージは終了。
時間は17時過ぎ。夕暮れは近い。
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ああ〜終わらねえよ〜。
ちなみに明日から土曜まで、実家帰省いたします。
長い目でお待ち下さい(汗)。
2004/09/15 02:53
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