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2007.09.02.SUN
6日ごろには京都に戻れるっぽい感じです。
レポートも仕上げなきゃならんわけですが、
それより早いとこプレイリスト作成したい。
更新は急がないので適当な時にでも<U・B殿

北海道では3日深夜夢チカにCoccoが出るらしい。
RSR映像出ないかなー、マジで。

今年もスペシャ10時間特集組んでくれるのは有難いんだが
ボヘミアン(というかエゾイストw)は果たして放送されるのか。
選曲も空気読んでねー。

愚痴と相談と自分語り聞かされるのが
とことん嫌になっている今日この頃。
とりあえず空気読めないのなら黙ってなさい(何かあったらしい)。

今年のSUN STAGE登場SEは↓らしいっす。

本日のBGM:CATO SALSA EXPERIENCE「Listen To Me Daddy'O」

 RSRレポ・18日その2

2007.09.03.MON
やっぱり2回じゃ無理かorz

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さて、とりあえず一段落ということで
次はスカパラ・テナー・メタルチックスというゾーン。
M.J.Qは次のこと考えると距離的に無理っす。
朝まで体力残すこと考えて、
休みつつメタルチックス眺める感じで行くことに決定。
グリーン横のJTで一服してたら
横でコーネリアス帰りの兄ちゃん達が談笑中。
「一番好きなドロップ聞けたし〜」などなど。
特に面白いネタはなかった(苦笑)
んで、プラプラしつつレッドの横で飯どうしよっかなーと
思ってたとこで、どうやら開始時間のようです。


21:50 METALCHICKS

シュガーさんの触れ込みは
「ライジングサン・唯一のメタルバンド!」
色んな意味で、誰かハジメタル呼んできてー。
遠くで聞いてても結構カッコいいなあ。
何曲か終わると「次もメタル!」
この日シュガーさんは確実に10回以上メタルって言ってました。

その間俺はメシ調達に行く。
しかしどこも結構混んでるもんで
結局空いてるとこ行く。チャーハンみたいなのと明石焼きみたいなの。
そして明石焼きの汁を見事にこぼすorz
どうせ小汚いジーパンだしいいや(結局そんなにこぼしてなかった)。
しかし・・・
そこらへんにコップやらパックやら散乱してるってのはどうだろ。
目の前にゴミ箱あるんだからさあ。
ついでに(目に付いたのだけだが)捨てておく。

「10000 db」で、
ようやくわかるの来た、ということでチラッと前に出る。
確かにここから更にブンブンていう流れは最高だろうね。
あれだ、曲名は把握できてなかったけど予習いらんわ。

「みんな、メタルの醍醐味がわかってきたところで・・・
次は、テクノとメタルの融合を」

踊れる曲来ました。
多分「St.Wonder」収録曲なんだけど、曲名は忘れた。
んで、(多分)次に来たのがその表題曲「St.Wonder(Theme Of St.Michael)」
終わった後には曲解説。

「この曲は『大天使ミカエル』という映画に使われた曲なんですけど・・・」
調べたところ、どうやら上野樹里や伊勢谷友介が出てる
「笑う大天使(ミカエル)」って作品らしいです。
でも主題歌はつじあやのな件。
んで、これが出品されたのかどうか知らんけど、
映画祭か何かでフランスかどっか行ってきたらしい。

「私たちが(映画)作ったわけでも何でもないんだけど(笑)、
赤いじゅうたんの上をね・・・」
「私たち、セレブです」

んで、聞こえんかったけど「シュガー!」とか声援が飛んだんでしょう。

「気安くシュガーとか呼ばないように。「シュガー様」って呼びなさいw」
よっちゃん「何でそんな上からw」

バッファロードーターやメタルチックスのライブって
あんまベラベラ喋んなそうなイメージあるんだけど、
とりあえず、シュガー・・・様が面白いということは分かった。
個人的にはむしろ吉村由加様に命令されt(殴)

さて、馬鹿なこと考えてる間に尿意が。
が、夕方見た並びっぷりを見れば橋の向こうは
おそらくとんでもない状況のはず。
ということで、ムーンのトイレに行く作戦を取る。
グリーンはsleepy.abがやってるはずなんだけど音がしない。
押してんのかな?
ボヘミアンからミチロウの声。
ムーンでは誰かが回してる。(確認したところ田中フミヤだったらしい)
うん、やっぱ人少ない。
んで戻ろうとしたら、道路のとこで誰かがインタビュー?受けてた。
アーティストじゃなくて別の関係者っぽいけど
よくわからんのでスルー。
そういや(さっき書き忘れたが)8時過ぎにタワレコで
誰かライブやってたけど、看板見えないし誰だったのか。
(事後情報:藍坊主でした)
そこらへんの遭遇やサプライズあんまりないなー、今年。

んで何気なく2chチェック。
「スカパラにふみお」の文字。

ΩΩ Ω<な、なんだってー

永積は昨日出たからないだろうと思ってたら、まさかの展開。
SPECIALSの「MONKEY MAN」やったらしい。
何か悔しい。

レッド戻ると、「We Are The Warriors」プレイ中。
次で最後の曲らしい。
「皆まだヘッドバンギングしてないよ?」

んでどういうくだりか忘れたけど
シュガー様「私たち、ビジュアル系です。・・・足出てるし」
由加様「セレブだしね」

ラスト「Need Your Love」終了と共に橋クランクへ向かう。
チラチラ見てたらよっちゃ・・・
由加様がスティックをお投げになられて
「大丈夫?思ったより強く投げちゃった」と
飛んだ方向を心配なさっておられました。

セットリスト(一部)
・10000 db
・St.Wonder(Theme Of St.Michael)
・All I Want
・We Are The Warriors
・Need Your Love


移動移動。
サンステはスカパラ。「White Light」プレイ中。
トイレ付近横切るのは人多くてアレなので
テントサイト内突っ切ることに。
突っ切ってる間に「ゴッドファーザー愛のテーマ」が、
途中JTで休憩中に「Tongues Of Fire」聞こえてました。
これ以上サプライズ無さそうなので、アース行く。
アース到着。人多い。ただしトイレのとこだけ。
さっきので終わらしたかったけど、次行きたくなったらどうするべ。
んでテントの中の様子だけど、またもや人少ねー!
いくら開始時間まで間があるっつったって・・・
やっぱ皆バンプとブンブンに流れたのか。

10分前くらいに中へ。
何か周り見ても女子率高いんだけど
須藤さんキャーって方々なんだろうか?
ていうか、音出ししてるんだけど・・・
・・・あれ、本人らじゃねえか。
紫・黄色・グレーのパーカーの須藤。何か歌いだした。

雨が降れば上機嫌なのさリーダー

1曲始めちゃった!
原曲よりだいぶスローな「アメニウタエバ」
スタッフ数人ステージ登ったまんまなので本番ではないんですが。
歌い終えて一発皆さんを煽って一旦引っ込む。
数分後、まず出てきたのは斉藤・フィリポ・宮っteaの3人。


23:20 髭(HiGE)

ポワーンとした雰囲気の中、
コテイスイが須藤をおんぶして登場。
何か手に懐中電灯みたいの持ってんですけど・・・

「暗いから、照らしてあげるよ」
なんじゃいなそれw
(注1:以下、MCは須藤の声に脳内変換して読むことをおすすめします)
(注2:終始こんな感じなので、各自優しくツッコんであげてください)
ライブでの喋りがどういう感じかは何となく知ってたけど
終始つかみどころがありません。
狙ってんのかなー、とは思ったけど。

「僕たちがH・i・G・Eだよ」
1発目は「1mg」でゆったりとしたスタート。
須藤はフードかぶりっぱなしで、
ハンドマイクでステージ右から左へフラフラ。
曲終了後、定位置につく。
あー、ほんとにスタンドに花ついてる。

「寒いけど、僕はこれくらいじゃ風邪はひかないよ」
「僕はいつだって本当のことしか言わないんだ」

3曲目イントロで前方大興奮。
「ブラッディ・マリー、気をつけろ!」(※U・B殿更新用の注:曲名です)
やっぱり「フフゥ・フフゥ・フゥー」で皆拳上げちゃうんだ。
俺も上げたけど。

「やっぱり、北海道は沖縄よりも暑いところだよ。
沖縄に行ったことはないんだけどね。
テレビで見る沖縄なんかより、ここの方がずっと暑いよ。
僕は目で見たものは信じない、耳で聞いたことは信じない、
感じたことしか信じないことにしたんだ」

再び沸き上がるみなさん。「MR.アメリカ」
序盤からずいぶん飛ばすなあー。イイヨイイヨー。
続いてのイントロで俺もMAXに上がってきました。
まだ中盤だというのにオーラスのような盛り上がり。
コテイスイが立ち上がり拡声器を手に。
「ギルティーは罪な奴」

 曖昧 曖昧はギルティー YEAH
 (曖昧 曖昧はギルティー)
 太陽 太陽はギルティー YEAH
 (太陽 太陽はギルティー)

しかしアレだね、俺も周りもノリノリなのはいいんだけど
姉ちゃんばっかだと微妙に居心地悪くなるのは俺だけなんだろうか。
最後のコテイスイの絶叫。

「北海道は!でっ・かい・どーーー!!」

ジャーン

でっかいどう2発目いただきました。
そろそろこのセリフの正確な出典が知りたくなってきた今日この頃。

「前半戦終わったから、後半戦に行くよ。
ちゃっちゃっと後半戦終わらせるからね」(注:別に怒ってるわけではない)

みなさん(え゛ー)

後半戦1発目は「みんなの好きなアレだよ」
で、「王様はロバのいうとおり」
続いての須藤MC(MCもクソもずっと喋りっぱなしだったわけだが)

「(何か色々喋った後で)黒く染めることにしたんだ。どうかな?」
みなさん(イエーーー)
「そうだろ?僕んちのペンキを真っ黒に染めて(以下長いので省略)」

新曲「黒にそめろ」
ギルティーと「ボニー&クライド」の中間みたいな感じで、かなり好きです。
曲終了後に須藤シャウト。
「あ゛ーーー!!」
あっという間に次になだれこむ。

そうです、これが聞きたくてブンブン蹴ったのです。

 ロックンロールは死刑
 熱が冷めたらそれが合図

久々に俺を撃ち抜いたこの必殺フレーズで一気に終盤戦突入。

「最高の最高の最高の最高の最高だ」
そして長尺MC。おそらくあの曲の合図だ。
ダンスダンスフーリガン・ダンスフーリガン。
飛び跳ねる一同。

「君たちの最低な気分を最高の気分に変えることが出来る男たち
君たちの最高な気分を最低の気分に変えることが出来る男たち」
「居心地はどうだい?」「もっと最低な気分にしてあげるよ」

しばらくすると、須藤が消えていることに気づく。
下降りたか?
って、うわ!こっち来やがった!
センターの凹部分に突入した須藤、柵の上で煽る。
こんなキャラだったっけ!?

セキュリティに止められたらしく、ステージに戻る。
開口一番

「ファーーーーック!!!」

いいライブでした。
後の関係もあって時間が妙に気になってしまったが、
前半の飛ばしっぷりの素晴らしさと乱入のサプライズで満足。

セットリスト
00:アメニウタエバ
01:1mg
02:ドーナツに死す
03:ブラッディ・マリー、気をつけろ!
04:MR.アメリカ
05:ギルティーは罪な奴
06:王様はロバのいうとおり
07:黒にそめろ
08:ロックンロールと五人の囚人
09:ダーティな世界(Put Your Head)
10:白い薔薇が白い薔薇であるように


さて。
結構ギリギリまでバンアパか迷ったんだけど
あの方とかあの人とか彼らまで降臨という噂が濃厚な今、
そっちに行く価値はある。猛ダッシュ。
サンステの音聞こえ出したとこで
なんとタイミングよく「天体観測」
今の俺はどう見ても「髭ちゃん終わったんでバンプ見なきゃ・・・
うわ、天体観測だ!急げ!!」です。本当にありがとうございました。
レジャー後方通路通過。あ、藤原歌詞飛んだ。
「ええ〜」という姉ちゃんの落胆と
「ガラスのブルース」のイントロ尻目に橋方面へ。
レッド。ブンブンまだやってるようです。
デ〜デ〜デ〜デ〜デ〜デ〜デ〜デ〜デ〜デ〜(だんだん高い音で)
あー「FOGBOUND」だわ。もうオーラスかな。
グリーン通過。よく覚えとらん。
この間約10分。
この寒いのに汗かいて、俺死ぬんじゃね?

ボヘミアンまでの道路、聞こえてくるのは
「夏祭り」
しかも演奏聞いた限り、ジッタリンジンバージョン。
でも分かった。そういうコンセプトか、と。
フォレスト突入すると聞こえてくるのはあの方の声。
「いやー良かったよー、よっちゃん」


0:20 EZOIST

(おことわり:当然ですがMCは事後情報頼み&うろ覚えです)

着いたはいいが、まだまだオーラスって感じじゃないなあ。
最後の10分くらい見れればいいやーと思ってたのに。
もしかしてアレか、キュウ祭で押したか?ラッキー。

ステージ確認。
司会はもちろんあの人。増子直純。
先ほど歌ってたのはどうやら吉村由加様、改めよっちゃん。
そういえば元DMBQだった。すっかり忘れてた!
(期せずしてよっちゃん出るとこ全部見てる件)
ドラムはもちろんキュウ。
ギター、よく見えんがコメントでの前フリもあったし
多分Pちゃんだろう。
そして気になる両サイド。
ああ、間違いない。噂は本当だったようだ。
ベースはプレデターズの彼。
それだけならともかく、もう一人のギター。
タクローじゃねえか!
「GLAY来る、ジローだけじゃない」って噂は聞いたものの
俺バクチク絡みでテルとヒサシだと思ってたよ。
でも、この場じゃバクチクのバもないよ。むしろバカ騒ぎのバだよ。

もう1人呼ぶらしい。
この場にいないのは、もう奴しかいないだろと思ってたら予感的中。

兄「銭函の、山中キツネ、ルールルルル♪」

さわおキタ━(゚∀゚)━!!!
・・・遠くても分かる。顔色おかしい(笑)
約1/4日ずっと飲んでたな!?
さ「いやー、メタルチックスよかった!俺5列目で踊ってたよ!
  矢沢もよかったけど、バースデイもよかった!」

兄「あのー、ここにいる人は邪道だから」
さ「ていうか君ら、バンプも髭も見ないでこんなとこで何してんだ!」

で、次はさわおメインボーカルのよう。
兄「バッドガールね」
さ「俺がカラオケで20年間歌ってきた歌だ!」

バッドガール。もちろん相川七瀬ではない。
日本語訳すれば、あっという間に藤○子に通っていたあの方の曲。
「悪女」
最後の方でさわおが客席突入してました。
どうみても宴会です。本当に(ry
兄「見ろ、みんな泣いてるぞ。情けなくて」
さ「(苦笑)」

さ「じゃあここでね、皆の地元の、お勧めの食べ物を紹介してもらおう!」
何で急にお前が仕切るんだw
で、まず言いだしっぺから。

さ「あのー、銭函に何でも売ってる『大山』って店があって・・・」
兄「何でもってことはないだろうw」
さ「あるの、田舎だから!大山の寿司はうまい」
兄「大山の寿司、イェー!」
客「イェー!!」

兄「じゃあ、ジロー君!函館のおすすめを!」
ジ「あのー、地元に『ハセガワストア』っていうコンビニがあるんですけど、
  そこの焼き鳥弁当がうまいです」
兄「焼き鳥弁当、イェー!」
客「イェー!」

兄「じゃあ、よっちゃん!○○のお勧めを!」
よ「増子さん、私○○じゃなくて××ですw」(地名失念・札幌のどこか)
兄「では××の美味い店を紹介してくれ!」
よ「あのー、××にはお店がない!」
客「(笑)」
よ「でも、日本で売り上げ一番の小僧寿しがあったんです」
兄「小僧寿し、イェー!」
客「イェー!!」
よ「潰れちゃったw」
客「(爆笑)」
兄「大人になれなかったんだね、小僧だけに」
さ「うまいっ!」

兄「じゃあキュウ!北見のお勧めを!」
キ「あのー北見って、タマネギが名産なんだけど・・・
  前に子供ばんどが来た時に、うじきつよしが
  『モスバーガーはタマネギも美味かった』って言ってたんで、モスバーガーです」
兄「モスバーガー、イェー!」
客「イェー!!」

兄「じゃあ次真鍋君!お勧めを!」
P「あのー、僕地元澄川ってとこなんですけど、昔近所に小さいラーメン屋があって、
  そこに光GENJIがやって来て」
客「おー」
P「その店には『光GENJIが使ったどんぶり』が飾られてて、
  それ以来客足が途絶えることもなく、有名店になってったんです。それが『純連』」
客「おおー」
さ「光ゲンジって、あの平安の?」
客「(笑)」

兄「じゃあタクロー君、地元・函館のお勧め!」
タ「地元ってんじゃないですけど・・・石屋製菓、なんでだー!!」
兄「石屋製菓ー!」
客「イェー!」
兄「いやあ、俺なんかちょっとぐらい賞味期限切れてても
  安く売ってくれるんなら買うけどね!・・・これ、絶対放送できないね」
客「(笑)」

兄「じゃあ、次はちょっとメロウな曲をね。これ歌ったらまたモテちゃうなー」
さ「増子さん、名言あるじゃないですか!『モテるのは俺のせいじゃない』」
兄「(笑)」
客「(歓声)」

兄「あのー、本当は皆で歌おうとしたんだけど、リハの段階で
  楽器演奏しながら歌うのは無理ということがわかった!
  アレね、セーフティーゾーンね。息漏れ系ね。
  あのー、山中が一番モノマネ上手いから」
さ「(いやいやいやのジェスチャー)」
客「(歓声)」
さ「(照)」
兄「息の漏れ具合がね。
  お前、下手なことやるとアレだぞ、怒られるぞあの人に。
  デンジャーゾーンになっちゃうぞ」

兄「歌ってほしいって言ったんだよね・・・山本さん来てる?来てない?
  山本!山本!」
客「山本!!山本!!」
兄「来ない?来てくれって言っといたんだけどなあ。
  わっかばやし!わっかばやし!」
客「わっかばやし!!わっかばやし!!」
兄「来ない?」
客「え゛ー」

・・・
ハッ!ツッコんでる暇がなかった!!
というわけで、続いては「ワインレッドの心」
結局増子兄・よっちゃん・さわおの3人がボーカルに。
一番は増子兄が歌う。
というかバックのみなさん、
そんな真面目にやらんでいいと思うよw特にGLAYの2人。
二番。
誰か来た!?あのヒゲと帽子は・・・
ウエス若林氏!
そして、なんというジャイアンリサイタル!(いきなりだから当たり前なんだが)
皆で手を振って終わり、若林氏が紹介されたはいいんだが・・・

さ「ていうか若林さんが歌っちゃったから、俺モノマネできなかったんですよ!
  モノマネさせてくださいよ!!」
駄々をこねる銭函の大酔っ払い。
さ「モノマネできなかったんで、来年もエゾイスト出させてください!!」
みんな、大歓声はいいんだけど
来年もってのはさすがにどうかとw
・・・そうか、わかった!
増子兄だけ固定にして、あとは現地組&自費で来た奴でやればいいんだ!
キュウは絶対いるし、さわおは実家から来れば問題なし。
若林「みんな、本当にありがとう!楽しんでってください」

兄「えー、次が最後の曲です」
客「え゛ーーーー」
兄・客「(チャッ、チャチャチャ)」(←いいとものタモさんのイメージで)

最後にサービスというかプレゼントコーナー。
サイン入りEZOISTステッカーをばら撒くとのこと。
さらに・・・
兄「これはPLANET KYU全員のサインが入ったスネアとバスドラのヘッドだ!
  これを曲の最中に投げる!頭に当たって死ねばいい!」
普通に危ないんですけどw
兄「あれだ、ライジングってのは俺にとって“祭”なんだよ」
この時点で最後の曲が分かってしまった!
各地で散々ネタになっていたことがまさかの現実に。
しかし、なんかもう一人呼びそうな雰囲気が・・・
まさかサb(ry  なわけない。
兄「名寄のキタキツネ!」
名寄って誰かいたっけ・・・

兄「ライジングには欠かせない男!祭太郎!ルールルルルル♪」

ちょwwwwwwwwwwwww

兄「これは絶対予想できなかっただろ?」
当たり前です。
またも事後情報ですが、永ちゃん開始前に増子兄が直接交渉したらしいです。
当然ながらガラガラ声でのご挨拶。
祭「わたくしー、完全にアウェイでございますがー、
  一生懸命盛り上げたいとー思います!」
 「この豪華なバンドが、僕が入ることで
  一気に売れないバンドになってしまいましたー!」
兄「祭、お前はジェームス小野田的ポジションだから。好きに動け」

ということで全員で
ま〜つりだまつりだまつりだ〜♪の大合唱。
さわおはまた客席乱入。
ラスト、本当にヘッド2つ投げました。
結構な奪い合いだったけど、無事取れたんでしょうか。

以上、北海道一の「豪華なカラオケ大会(by増子兄)」の巻。
いやーおもしろかった。走った甲斐あったわ。

セットリスト
01:北酒場(細川たかし)
02:長い夜(松山千春)
03:夏祭り(Whiteberry)
04:悪女(中島みゆき)
05:ワインレッドの心(安全地帯)
06:まつり(北島三郎)

メンバー
増子直純(Vo)怒髪天
真鍋吉明(G)the pillows
クハラカズユキ(Dr)The Birthday/qyb/M.J.Q/うつみようこ&YOKOLOCO BAND
吉村由加(Vo)METALCHICKS
JIRO(B)GLAY/THE PREDATORS
TAKURO(G)GLAY
山中さわお(Vo)the pillows
若林良三(Vo)WESS
祭太郎(ジェームス小野田)妖精
谷中敦(幻影)東京スカパラダイスオーケストラ

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あと1回。多分京都戻ってからになるでしょう・・・

 帰ってきた

2007.09.07.FRI
台風のせいで空港大混乱だったようで
飛行機遅れてやたら疲れた。

やっとプレイリスト整理できるぜよ。
ああ〜思い出がよみがえりんぐ。
レポはあと5時間分。近日中に仕上げます。

そして、本日購入してきた「音楽と人」
毎年完全セットリスト載せてくれる「WHAT'S IN?」除くと
唯一RSRレポ載せてくれる雑誌。
今年ももちろんあります。エゾイスト満載です。増子兄の顔色がおかしいですw
青木優も中々いい文書いてます。是非買うべし。

そして、だ。
なんと音人、今年は増刊出すとのこと。
ただし蝦夷オンリーではなく、ラッシュボール・モンバスetcと合同の特集号だが。
ある意味スキマ産業だよね。
でもねー、俺は非常に嬉しい。
01以降、雑誌で11ページ以上のレポが書かれたことなんて多分ないもん。
メディアが取り上げようと取り上げまいと俺たちにとって最高のフェスならそれでいい、
って以前U・B殿が言ってたと思うけど、
いや、もちろんそうなんだけどさ、
単純に写真やインタビューいっぱい見れるのは嬉しいよ、やっぱり。
オフィの写真もあるけど、楽屋裏写真は無いしねえ。
(第一今年はそれどころじゃなさそうな気が)
ありがとう金光編集長。ありがとうUSEN。
その増刊『ロック・フェス・グラフィティ2007』は9月27日発売。
A4判・980円。チェックせよ。

「BUZZ」?なにそれ?

さーて、RSRもいいんだけど
そろそろ卒業レポ中間発表の準備しなきゃ・・・

本日のBGM:Theatre Brook「生理的最高」

 RSRレポ・ラスト

2007.09.11.TUE
ラストです、ハイ。

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さて、宴会終了後引き返そうとするとトイレに長蛇の列。
どうやらサンステ側のトイレは全部やられたらしい。
人多いからってレベルじゃねーぞ?
ここで冷静に考える。
ほんのわずか尿意のある今、果たしてトイレここで行っとくべきか?
ラスト2組の最中にトイレ行きてーなんてなりゃ死亡確定だし
このぐらいの列ならまだいける。
よし、並ぶ!
・・・んで、男子専用の方並んだはいいんだけど
俺の横とか後ろとか、女性がチラホラ・・・
「ここ男子専用っぽいっすよ」とチラッと言ってみたり。
「え?あ、でも何か普通のもあるみたいだし」
結局両方あったんで問題なかったんですが
誘導上手くいってなかった気がしないでもない。
お姉さん方とは多少会話はしましたが、
その後別に面白い展開はありませんです。

さーて、スッキリしたとこで戻るか。
レッド通過。FRICTIONプレイ中。
橋渡る。ACIDMANのようだが・・・
「廻る、巡る、その核へ」やってる!
確かにこのシチュエーションにはピッタリだな。
でもスクリーンが何か・・・PVじゃん!
このPV、前にとある映像イベント行ったらノミネートされてました。
影絵風で、木がどんどん伸びてくやつ。
ほへーって感じで眺めつつ喫煙所・・・
・・・トイレの列が蛇行してます。百人軽く超えてますね。
こりゃ終了後もめるぞー。

さて、一息ついたとこでスタンディングゾーンへ向かう。
ウインドブレーカー持ってこようかと思ったけど
時間微妙だったし断念。まあ大丈夫だろ。
何か霧が凄い。そしてやっぱり人少ねー。
トイレに並んでる人数の方が多いんじゃねえか?
前方に向かうと、左側の関係者通路に何人か人が。
・・・
あのロン毛、そしてその向こうのアフロ・・・
もうちょっと近づくと首から「ARTIST」のパス。
ナカヤマシンペイ(ストレイテナー)!
そしてMOBY(SCOOBIE DO)!
どっちのステージも見てないという後ろめたさもあり、
さすがに話しかけはしませんでした。
何より、RSRではむやみに声かけるのは野暮ですから。
シンペイはコップ片手にスタンディングゾーン突入していきました。
MOBYの側にも何人かいるが、暗いし特徴ないので分からん。
やっぱ同業者は興味津々なんですかね。

張り詰めた空気の、真夜中のSUN STAGE。
彼らには絶好のシチュエーションだろう。
どれほどのものか、見せていただこう。


2:10 THA BLUE HERB

青い照明の下、まずライブDJ DYEが登場。
続いてBOSS。
「ボスー!」の声援も飛ぶ。
曲間MCもへったくれもない。
絶え間なく押し寄せるのは言葉の洪水。

「RUN 2 YOU」に続いて、復活第一作「PHASE3」
最初ブルーハーブ聞いた時は、
言葉数の多さにまず「何じゃこれ?」って感じで、
確かにちょっとばかり異質な感じはしたんですよ。
でもアティテュードとして結局あっち系なのかーって気がして
イマイチ好かなかったんですが。
「未来は俺等の手の中」が出た頃から、
何かよくわからんが気になってきまして。
多少おっかなびっくりだけど、一度は見てみようということで
今ここにいる。

 JAP HIP HOP 名物 SEX ベンツ ナンセンス 高みの見物

少なくとも、彼らは高みの見物には見えなかったよ。
上手く言えんが、確かに「真っ向勝負」って言葉が合うステージだった。
次第に人も増えてくる。

未だに札幌で活動し続ける彼らが
地元最大のフェスで、3回目にして一番デカいステージに立ってる。
今どんな思いで演ってるんだろうなあ。
そんなことを考えながらも、次第にそのパフォーマンスに引き込まれていった。

 例えばな 1日1cmずつ進む 5日で5 一年で365

前方で歓声が上がった。
当然俺には何やら分からない。
でも、この時のボスのパフォーマンスからは尋常じゃないものを感じた。

 先は長い 深い 言葉にならないくらい

DJ KRUSHらによるユニット「流」にボスが参加した時の曲、
「ILL-BEATNIK」
この曲すげーって声を聞いたことあるけど、分かった気がした。

2回ほど水を飲んだだけで、
50分間、言葉の途切れる間はほとんどなかった。
時計はもうすぐ3時。

 まだ夜明けは来ない 夜明けがやって来るまでは
 俺は譲れやしない この夜だけは

上手く言い表せないのが悔しいんだが、
「誰かが何かを成し遂げる光景」をライブで客観的に見て
本当にかっこいいと思ったのは、初めてかもしれない。
素晴らしかったと思うよ。

途切れなく続いた言葉が、終点を迎える。

 俺が最後に伝えたいのは 一言だけだ

 「ありがとう」

一礼をしたボスが、帽子を取って両手を上げた。
今まで見てきた姿からは想像もつかない、満面の笑顔。

 「やったぞーーーー!!!」

本当に、本当にうれしそうだった。

でも、これが終着点じゃないでしょう?
言葉にならないくらい、先は長いんだから。
彼らにとってのゴールがどこなのかは分かんないけど、応援するよ。
ありがとう。


・・・
ここで終わってれば最高にカッコよかったんだけどなあ(汗)
感謝してもしきれないのはよくわかるんだけど・・・
・・・長い(汗)
まあいい物見せてもらったし、よしとしようか。

セットリスト(未確定)
01:RUN 2 YOU
02:PHASE 3
03:C2C4
04:MAINLINE
05:STOICIZM
06:AME NI MO MAKEZ
07:ILL-BEATNIK
08:TENDERLY
09:BROTHER
10:この夜だけは


終了後、前に向かう人が続々。
俺も少しばかり前へ。
向かう最中、ボスのリアル知り合いであろう集団が
ステージに思いっきり本名叫んでましたw

しかし・・・寒いな。
やっぱウインドブレーカー取ってくればよかったい。
しかし、もはやんなこたどうでもいい。

ボスの語りで(苦笑)10分ほど押しのステージ。
まあ多少は仕方ないと思い、その時を待つ。
スクリーンには、NEXT ARTISTの文字。
何度も、何度も、この光景を思い描いてきた。

・・・と、ステージ上の様子がおかしい。
開始時間になり、サウンドチェックも一通り終わってるはずなのに
明らかにスタッフが慌てている。
どうやらドラム付近に何らかのトラブルがあった模様。
しかも、何か致命的な。
ハイハットかバスドラかどこか壊れたのか?
マイクが入らないのか?
時間はどんどん過ぎていく。
隣のカップルの兄さんも「何かヤバそうだな」と呟く。
そして猛烈な寒さ。
勘弁してくれよ、ここまで来てよお・・・。
東の空は白んできている。

SEが鳴った。
よっぽど急で合わせられなかったのだろう、
本来アーティスト名が映るタイミングで
スクリーンには会場案内の映像が流れてる。
俺も、待ったことやら寒さやら何やらで
よく分からないうちに始まった、というのが正直な話だ。

ああ、始まるんだ。

ごめんなさい。
ここだけは、ライブレポートというより
ただの自分語り・駄文(というかオ○ニー文章)になります。
許してください。

・・・

97年末。
CDTVか何かのランキングで、また新しい名前を目にした。
結構いいじゃないか。
98年。
何となく勢いで、アルバムを買った。
その後、当時好きだった子も彼女のファンと知った。
それが主な理由ではないけども、以来完全にハマってしまった。
ちなみにその年の5月に亡くなったhideの口からも、彼女の名前が出ていた。
沖縄から来たという彼女の歌は、
優しいような、恐ろしいような、悲しいような
でも何か引きつけられる不思議な力があった。
歌以外で話している姿を見たり、インタビューを読んで、あっけにとられた。
どこか暗闇をさまよっているような、危うさを感じた。
いつか、抜け出ることができるんだろうか。
頭のどこかで、その時が来ることを待ちつつ、彼女を追い続けた。
2001年。
新聞の全面広告。驚きというより、悔しかった。
「その日」その時間、俺は外出していたのでビデオで見た。
彼女は、かつてなりたかったというバレリーナの礼をした後に
投げキッスをして、笑顔でピースサインをして走り去っていった。

その後の「SWITCH」でのインタビューを読んだ。
彼女の歌がまた聞きたい。でも、もう歌ってとは言わないよ。
もしもまた歌いたくなったら、戻ってくればいい。

同じ頃、某雑誌の特集を読んで憧れていたフェスに初めて参加した。
すっかりそこの住人と化し、今に至る。

2002年に絵本を出した彼女は、
翌年、故郷で子供達と共に歌っていた。
以来、トリビュート参加や地方フェスの飛び入りなどの話を聞くにつれ
戻ってくるかもしれない、と少しずつ期待するようになった。
すっかり蝦夷バカとなった自分に、一つの願いが生まれた。

「あの地で、彼女の歌が聞けたら、どんなに幸せだろう」

くるりの岸田と共に、彼女は帰ってきた。
鬼気迫るような彼女はもういなかった。
「うんこ」と言っていた彼女の歌は、もう「うんこ」ではなかった。

だが、茨城とベッタリな状況を見て
もう正直無理だと思ってたんだ。
でも、彼女は来てくれた。
それも、夜が明けるその瞬間に。

・・・

笑顔で手を振りながら現れた彼女は、
白いワンピースで、頭には花飾りをつけていた。
横のお姉さんが「かわいい〜」だって。よかったね、あっちゃん。


4:00 Cocco

1曲目は、やっぱり「きらきら」のオープニング曲だ。
透き通った、綺麗な歌声。
寒さもあったんだろうけど、思考が追いつかない。
正面に彼女がいて、歌ってる。
・・・ああ、ギターほんとに達身だ。高桑さんだ。
左のスクリーンには歌う彼女のアップと、
その後ろには、明るくなり始めた空。

本当に、ただただぼーっと聞き入っていた。
目の前の光景が現実なのか夢なのか、分からないんだよ。
信じられないんだよ。

 雲が動き出す前には 行こうぜ

冷たい風が吹いてる。
正直、寒くて体が震える。
いや、寒さだけじゃなかったかも。

 Hi highなのにgood-bye bye-bye

音が、空に溶けていくみたいだ。
さっきまで暗かった空が、どんどん明るくなっていく。
まるで、彼女の歌声に合わせるように。

歓声や拍手はまばら。
みんながどういう気持ちだったのかは、正直わからない。
俺みたいに変な思い入れある人ばっかりとも思えないし。
でも後からみんなの感想見て思った。
きっと、聞き入ってたんだ。

「おはようございます(笑)こっこです」

「何かトラブルあって大変だったみたいで・・・
 みんな待っててくれたのね?大変だったかや〜
 スタッフの人も、ありがとうやー」

「みんな、寒くない?大丈夫?」

Mステで聞くトークとは全然違う。
沖縄弁丸出しなのは一緒だけど、
変に緊張してなくて、とても柔らかくて、優しい。
和んだ。

「あんま、こんな喋ってる時間ないんだろ?
 さっさとやった方がいいんだろ?(笑)」
「早くしないと朝になってしまうばよ(笑)」

長田が、ギターをかき鳴らす。

ああ。
もう、わかんねーや。

スラムダンクのゴリじゃないけど、
何度も何度も、想像してきた光景だもん。
夢なのかなんなのかわかんねーよ。

東の空が、赤い。

 この港はいい所よ 朝陽がきれいなの
 住みつく人もいるのよ ゆっくり休みなさい
 疲れた羽根を癒すの

 だけど 飛魚のアーチをくぐって 宝島が見えるころ
 何も失わずに 同じでいられると思う?

 人は弱いものよ とても弱いものよ

震えがとまらなかったことと、空が赤かったことと、
とても綺麗な声だったこと。
それしか覚えてない。

「みんなほんとに大丈夫?寝たかったら寝てていいからねー
 ・・・あ、でも寝たら死んじゃうから、起きてた方がいいかー」

「やんややんやー」

本当に心配だったのだろう。
盛り上げようとしたのか分からないが、笑顔で手を叩く。
俺も寒かったけど、拍手した。
でも、みんな静かだったのは眠さや寒さのせいだけじゃないし、
ましてやライブが悪かったからじゃ決してないはずだよ。

誰かが「大丈夫ー?」とか「寒くないー?」とか声をかけたのだろう。

「だからよ(笑)沖縄の女だから寒いばよ」

「樹海の糸」「カウントダウン」・・・
俺にとってはどちらも、かつては「森から抜け出せないCocco」を
象徴するみたいな曲だった。
でも、もう違った。
言葉は変わっていなくても、
「樹海」は透き通るように美しかったし、
「カウントダウン」は迫力のあるロックナンバーだった。
あの時のような悲しみは、もう感じなかった。

あの体中が痺れるようなイントロが鳴る。
青空と、紫の雲が見える。

 蝋燭ヲ灯セ 錆ビ附イタ手デ

冗談でもなんでもなく、
彼女が歌い終えるごとに空が明るくなっていく。

もうすぐ太陽が昇るだろう。
目の前では「タイムボッカーン!」が軽快に流れている。
しかも振りつきで。
「撃ち殺してあげる」などと歌った後に、なんとまあ・・・
なんだか微笑ましかった。

「夏も終わりだね。終わるって言ってくれればいいのに(笑)
 ・・・毎年、夏が来るってなってから、
 わーあれもしたいこれもしたいってなって、
 気がついたら秋になってて、すぐ冬が来て春が来て、
 新しい夏になってまた何しようか考えてよ・・・

 でもまた必ず夏は来るから、
 だから一生懸命生きないとよ。

 生きてれば、また会えるからや」


「こんな空に似合う、一番新しい曲をやります」

 悲しみはいらない
 優しい歌だけでいい
 あなたに降り注ぐすべてが
 正しい優しいになれ


最後の曲はアルバム通り「Never ending journey」だった。

 明日は どこへ行こう
 晴れたら 行くからね
 雨なら 傘の代わりに
 やさしいキスを携えて

「ありがとうやー」

彼女が去った後の地平線の向こう、
雲の切れ間からもうすぐ太陽が昇る。

こんなに綺麗な空があって、
大好きな音楽がそこら中に溢れてる。
最高の場所と、最高の瞬間。

死んでもいいって思ってたけど、やっぱりまだ死ねないわ。

RISING SUN ROCK FESTIVALに、
Coccoに、出会えてよかった。
音楽を好きでよかった。

ありがとう。
本当に、本当に幸せだった。

セットリスト
01:燦
02:甘い香り
03:強く儚い者たち
04:樹海の糸
05:カウントダウン
06:音速パンチ
07:タイムボッカーン!
08:ジュゴンの見える丘
09:Never ending journey

メンバー
Cocco(Vo)
長田進(G)
大村達身(G)
高桑圭(B)
堀江博久(Key)
椎野恭一(Dr)


終了すると、前方から大きな人の波が。
おそらくバイン行きか、飛行機に間に合わない人たちだろう。
前者はともかく、後者には対策取ってあげるべきだと思うんだよねえ。
もったいないよ、マジで。

そちらこちらで「あ!」「おおー」という声。
雲の切れ間からかすかに太陽が見える。
3年ぶりのRISING SUN。
ああ、日の出の瞬間をはっきり見るのは久しぶりかも。

ステージでは、機材がやたらと中央に固まっている。
サウンドチェック中。
・・・もしかして、本人か?
やっぱりここ最近ライブ慣れしてるだけあって、
何か動きがテキパキ・・・
・・・あれ?何か雰囲気が・・・

「みんな、おはよう!!曽我部恵一BANDです!!」

この間約10分。
早い!早いよ!すげえ!


5:00 曽我部恵一BAND

あっという間に開始。
そしていきなり「恋人たちのロック」

 そしてたった一度だけ 愛の言葉ささやいて
 僕ら昇る太陽と一緒に旅をしてる

先ほどよりは少し後ろにいたんですが、
我慢できなくなり前のゾーンに突入。
同じような人々は他にもいたようだ。

「石狩のシルバースター!」って聞こえたから
てっきり「シルバー・スター」来るかと思ってたが
「トーキョー・ストーリー」でした。
聞き間違いだったか?

それにしても、
夏の朝がこれほど似合うバンドが今日本にいるだろうか。
ブルーハーブもこっこもだけど、
最高のシチュエーションだったと思う。
何より、曽我部は第1回で大トリを務めた男。
その時のことを話し出す。

「第1回のライジングサン、来てた人どのくらいいる?
 ・・・あの、9年前にサニーデイ・サービスで出た時もトリで、
 その時もこんな空だったんだ。
 その、9年前にもやった曲をやります。
 『恋におちたら』」

 晴れた日の朝には きみを誘って何処かへ
 行きたくなるような気分になったりする

まだサニーデイのサの字も知らない頃に
第1回RSRの記事を読んで、
CD借りに行って、写真を見ながら想像したりしていた。
ああ、こんな感じだったんだ。
9年前この場所にいた人は、どんな気分だったろう。
一部で伝説とまで言われるようになったあの日の出来事が、
物語のように続いてるってことを実感するような、
そんな感じなのかもしれない。
それを味わえないのは、ちょっとだけ悔しい。

曲が終わるごとに「曽我部恵一BANDです!」と自己紹介。
もうわかったっちゅうの(苦笑)
チューニング中の間も気になるようで、
何か繋ごうとしている光景が微笑ましい。

「ベースの大塚君は北海道出身なんだけど、
 9年前、そこの、皆のいるところから
 サニーデイのライブを見てたんだって」
「不思議なもんだよねえ」

サラッと言ってたけど、凄い話だと思う。
そう考えると、9年ってすげえ長いよね。

ちょっといい話、みたいな前フリで何やら小芝居が。

「あー、ライジングサンも終わったなあー。
 そういえば、会場で会って電話番号聞いたあの子、どうしてるかなー。
 電話してみようかなー・・・やっぱりやめとこうかなー、
 よし、電話しよう!(ギターで着信音)
 ガチャッ!あー、でも仕事中だったら・・・」

「・・・何か、どうでもいい?この話(笑)
 一応前フリだから」

何かと思ったら、ようやく分かった。
「テレフォン・ラブ」じゃないか。

T E L E P H O N E
YEAH YEAH TELEPHONE LOVE

で、コール&レスポンス。
何度も煽る曽我部。

「じゃあ男の子だけでー!」
「知らなくても、適当でいいんだよー!」
「特に意味はないんだよー!」

何度もバンド紹介してたのも、この煽りも、
多分自分たちを知らない人が大勢いると思ったからだろう。
どっかの芸人じゃないけど、でもそんなの関係ねえって感じだよ。
みんな笑顔じゃないか。

「『キラキラ!』という新曲です。こっこちゃんと一緒だけど(笑)
 向こうは平仮名だけど、こっちは片仮名だから」

先日発売のアルバムにも入ってない新曲。
いいノリの曲で、タイトル通りキラキラした感じの曲だった。
早いとこCDでも聞いてみたい。

聞いたことのあるメロディーで、曽我部が歌い出す。
「ラーーララララーラーラーラー」

 そっちはどうだい うまくやってるかい
 こっちはこうさ どうにもならんよ
 今んとこはまあ そんな感じなんだ

サニーデイ時代よりも、もっとロックンロールな仕上がりになってた。
9年前ときっと変わらないだろう夏の朝、
あの時鳴っていたはずの曲がさらにもう1曲。

 愛し合うふたり はにかんで
 なんにも喋らず 見つめあう
 それは天気のせいさ せいさ

いつの間にか、太陽の位置がずいぶん高くなってる。
ああ、日が昇るのってこんなにあっという間だったっけ。

「最後に、ロックンロールな曲を・・・
 もう星は見えなくなっちゃったけど、みんな見たよね?

 『STARS』!」

午前5時。
大切なもの、変わらないもの。
もしかしたら、見つけに行く必要なんかないのかも。
9年前も今も、ずっと、そこにあるじゃないか。
今まで堪えていた涙がこぼれた。

 見てよ 夜が明けるこの瞬間
 なんてきれいな色
 今に 今に 街の向こうから
 太陽が昇る

「ロックンローーール!!」

夢の時間はまだ終わらない。
昨年前例が作られたからなのか、去った後にすかさず起こる手拍子。
山本が出てくる隙も与えないくらいにね(笑)

もちろん出てきてくれた4人。
何やるんだろう。

「今、石狩では病気が流行ってるらしいです。
 それは世界中に広がっちゃってて・・・
 この会場のみんなにも、蔓延しちゃいました。
 恋の病!
 『LOVE-SICK』!!」

最後に会場に鳴り響いた言葉は

 EVERYTHING'S GONNA BE ALL RIGHT

恋の病と、きれいな空の色と、ロックンロール。
大丈夫、明日もきっとうまくいくから。
そう言われたような気がした。
ありがとう。

セットリスト
01:恋人たちのロック
02:トーキョー・ストーリー
03:恋におちたら
04:TELEPHONE LOVE
05:キラキラ!
06:青春狂走曲
07:サマー・ソルジャー
08:STARS
EN:LOVE-SICK

メンバー
曽我部恵一(Vo.G)
上野智文(G)
大塚謙一郎(B)
オータコージ(Dr)


山本の挨拶。
トイレに関しては、散々各所で語られてるから割愛。
来年は10年目。

実を言うと、来年、少なくとも初日は
俺は参加できないかもしれない。家の関係で。
さすがにもう融通が利く雰囲気じゃなくなってきたんだよね。
今年、見たいメンツがことごとく来てくれたこともあって
もしかしたら今回が最後かも、って思ったこともあった。

でも。
ふみおや、Coccoの言葉を思い出す。
来年も、それ以降も、きっとRSRは続く。
生きてれば、きっとまた会える。
何事もなかったようにテント立ててるかもしれないし、
来年来れなくても、次の年にはまたフラッと現れるかもしれない。
それでいい。

全ての参加者と、出演者と、スタッフと、石狩の大地と太陽に。

今までありがとう。
これからもよろしく。

いつかまた会おう。

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一部私情入りすぎだと自分でも思いますが、
今回だけは勘弁してください。

さて、今から寝て昼に起きれるかな・・・

 かゆ うま

2007.09.16.SUN
実家に1ヵ月半いて全く刺されなかったのが
こっちの研究室来て3時間で7箇所刺されるってどういうことなのかと。
ていうかもろこしヘッド大して効き目ねーぞオイ。

中間発表終わってとりあえず一安心なんですが
その後の飲み会でしんどい。
ていうか、俺も酔うとたまに空気読めなくなると思っていたが
世の中上には上がいると思った。
ストップセクハラ(何かあったらしい)

早いとこCoccoのCD聞きたいんですがまだ来ない。
台風で遅れた可能性もあるなあ。

もうWHAT'S IN入荷してるかな。
いつものごとくオフィに動きは無いが
そろそろドカンと写真が見たい今日この頃。

本日のBGM:KEMURI「Umi ni saku nami」

 久々に

2007.09.20.THU
カラオケ行ってきた。タイマンで。
もともとその友人が何やらストレスたまってたらしく
発散したいとのことで。
彼と行く時は、変に気を使わんでいいので
お互い好きなもん好き放題歌えるという。
んで、俺もせっかくなのでRSR07スペシャルにしてみた。

Dragon Ash「Fantasista」
(ハナレグミ)「今夜はブギー・バック(Smooth Rap)」
BEAT CRUSADERS「GHOST」
井上陽水「Make-up Shadow」
ザ・クロマニヨンズ「ギリギリガガンガン」
ソウル・フラワー・ユニオン「満月の夕」
ELLEGARDEN「Red Hot」
BUCK-TICK「Alice in Wonder Underground」
KEMURI「Ato-Ichinen」
THEATRE BROOK「ありったけの愛」
SNAIL RAMP「B.M.W」
the pillows「スケアクロウ」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「或る街の群青」
浅井健一「危険すぎる」
エレファントカシマシ「ガストロンジャー」
矢沢永吉「止まらないHa〜Ha」
The Birthday「Stupid」
cornelius「STAR FRUITS SURF RIDER」
FLYING KIDS「風の吹き抜ける場所へ」
ストレイテナー「MELODIC STORM」
髭(HiGE)「ロックンロールと五人の囚人」
BOOM BOOM SATELLITES「DIVE FOR YOU」
BUMP OF CHICKEN「ガラスのブルース」
(EZOIST)「ワインレッドの心」
ACIDMAN「赤燈」
フジファブリック「Surfer King」
ART-SCHOOL「DIVA」
GRAPEVINE「スロウ」
曽我部恵一「LOVE-SICK」
U2「WITH OR WITHOUT YOU」

ふー、スッキリ。
実際はこの後さらに2時間以上居たんだが。
結局2人で7時間。1人40曲以上。
どうみても自己最高記録です。
これで一人頭千円。フリータイム万歳。

さすがに結構ノドもやられましたが
酒飲んでないとやはりダメージは低いんだということがわかった。
それより何より「まだいけます」と言っていたその友人に脱帽だが。

というわけで、未だに蝦夷ボケが直っていない。いつもより長い。
おそらくスペシャ放映まで続くことでしょう。
余談だが、個人ブログ徘徊していて
06以降のRED STAR FIELDが
フジのORANGE COURTの使い回しというレポを見た。
結局あれか、SMASH様々ってことなのかね。

先日沖縄からCDが。
宛名が手書きなのに驚いた。
全国から殺到してるだろうに、対処しきれてるんでしょうか・・・。
もちろんいい曲なんだが、やっぱ生で聞いてなんぼですな。
だからもうあん時のライブDVDか何かにしてください。いつぞやの電気ばりに。
ていうか、蝦夷DVD化の話どこいったんだ。

今日は髪を切りに行きたい。

本日のBGM:Cocco「ジュゴンの見える丘」

 うーん

2007.09.25.TUE
どうも沈みがちです。
がちっていうか沈んでますね。
いや、別に何があったからってわけじゃないんですが。
しんどいねえ。色々と。

2chのスカパーRSR実況板見てうずうず。

音人ももうすぐだね。

本日のBGM:BUCK-TICK「スパイダー」

 訃報

2007.09.28.FRI
バイオリニスト・HONZIさん急逝

RSRでスキンヘッドだったのは副作用だったのか・・・

あの夢のような40分を忘れません。
ありがとう。
ご冥福をお祈りいたします。

本日のBGM:FISHMANS「Weather Report」


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