第4回 バイソン(★)

U・B  >俺も空虹桜も好きなミュージシャンが売れ筋でないからと企画した第1回。今回は、
     読んでくれてる何人が知ってるか?SKIP COWS※1)の「バイソン(★)
空虹桜>あたしが「演歌」って言った非ビジュアル系バンド(※2)ね。でも、今は「スキップ
     カウズ」じゃなかったけ?
U・B  >ある理由(※3)で変わったんだけど、スペース無いからさっさと本題。このアルバ
     ムはSKIP COWSのファーストアルバムで、1曲目が「眠る男
空虹桜>ただ、男が寝てるだけの歌でしょう?
U・B  >否定はしない。でも、この曲が1曲目にないと全体がまとまらない。で、2曲目が
     「いいヤツ」。オチが強烈
空虹桜>歌詞が全体的にわかりやすいんだよね。その事象をそのまま切り抜いてる
     感じ。
U・B  >さすが作家。で、基本的にこの2曲が前菜。ここからが副菜。3曲目「雨が止んで
     曲入りのイマヤス※4)の声だけで場面が想像できるいい曲。
空虹桜>この歌も結構オチが強烈だよね。さすがココ○コ※5)を喰ったミュージシャン。
U・B  >これの前がエフェクタ結構効いてるから聞き易いしね。4曲目かつ2ndシングル
     「背筋」。リフレイン男イマヤスの真骨頂。
空虹桜>ホント、同じ歌詞繰り返すよね。一曲一曲は短いし。5分越える曲(※6)はまず無い
     もんね。
U・B  >無い。はず。俺はこの曲初めて聴いた時、ちょっと幻滅した。次にかかる1stシン
    グル
赤い手」と比べちゃったから。ただ「背筋」のサビは頭に残る。
空虹桜>確かにあのサビは残るよね。で、「赤い手」だけど、今のところあたし的にはスキカウ
     の中で一番これが好き
U・B  >今のところはね。この曲は夜中ラジオ(
※7)で聴いたんだけど、曲入る前にイマヤス
     がしゃべってて、そのキャラ聴いてからこの曲だから
空虹桜ショックが大きかったと。
U・B  >でかいよ。一発でハマった。ホント、カラオケに入ってない(※8)のがイタイ
     で、次「ハッタリ
空虹桜>この曲も歌詞は繰り返しだけ(笑)ギャップ大きいよね。「赤い手」との。
U・B  >エフェクタ効きまくってるせいもあって大きい。でも、どうやらアマの初期はこんな感じ
     だったらしい。7曲目が「もっと光を」。ここら辺の歌詞からイマヤスが出てくる。
空虹桜>「演歌」ね。基本的にU・B惨めな男※9)が主人公の歌が好きだよね。
U・B  >俺の人生が惨めだったからなぁ。それはともかく、出だしのアコギから遠回りな
     ※10)してる男には響くよこの歌。そして8曲目が「遠い雲
空虹桜>だいたいここまではアップとスローの交互だよね。これは女に逃げられた男の歌?
U・B  >そう。やっぱり、この曲はハーモニカが一番効いてる。9曲目「うわの空」。
空虹桜>これも繰り返しだけの歌だよね。でも、言いたいことが恥ずかしいから叫ん
     でる感じ。
U・B  >箸にも棒にもかからん男が必死に振り向かせようとするけど結局失敗する歌。いつ
     の間にか最後の曲「朝のひととき
空虹桜>やっぱり「演歌」じゃない?なんか男の情念を感じる。
U・B  >「赤い手」を除けばこのアルバムの中で俺は一番好き。イマヤスの半端っぽさ
     が一番出てるから。この曲は。彼女に選択を迫りきれないんだよな、優しいって言うよ
     り半端ものだから。
空虹桜>結局の所、スキカウ(※11)が好きな理由って自分と似てるからじゃないの?
U・B  >否定しきれないから痛い
空虹桜>関係ないけど、今回の話めちゃくちゃ行数オーヴァーしてない?
U・B  >大抵のアルバムは1枚に10曲前後入ってるから仕方なし(※12)。


※1 SKIP COWS(現在スキップカウズ)1997.2.21 10年のアマチュア時代を経て、Sony Records(現在は違う)より「赤い手」でデビュー。 Vo.今泉泰幸 Gu.遠藤肇 Ba.小川雄二 Ds.直井茂雄
※2 デビュー時のキャッチコピーが『日本一ぶさいくなバンド」だったはず・・・(詳細忘却)
※3 Vo.今泉泰幸がカラオケに行った際「SKIP」だけで探し、違うバンド(洋モノ)の曲を入れてしまったことからわかりやすいように改名。
※4 Vo.今泉泰幸(いまいずみやすゆき)の愛称。その昔オールナイトニッポンの水曜1部も担当した。
※5 ココ○コがオールナイトニッポンの月曜1部を担当していた際、ゲストで来たイマヤスのキャラに圧倒されて、ぐうの音も出なかったというハナシ。
※6 アルバムに限って言えば、1曲の長さ。最長4分57秒(雨が止んで)。最短2分22秒(のりましょう)で、この会話は正しい。シングルを探せば5分を越える曲もある。
※7 ニッポン放送「ゲルゲットショッキングセンター」内「ぽっぷん王国」にて。懐かしい。
※8 の知る限り、「返事はいらない(詳しくはここ)」がいくつかの通信カラオケにあるだけ。
※9 そうさ。どうせ俺は・・・
※10 こういうところで改行されるのがU・Bの恋愛らしさ。
※11 当然「スキップカウズ」の略称。
※12 そんなわけで、今回は行数数える気も無し。


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