その13「そしてボクら、ファンキーになった」

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U・B> みなさんファンキーですか?「そしてボクら、ファンキーになった」(iTS / Amazon / HMV)よ!ってことで、FLYING KIDS※1)15枚目のアルバムの話をします。

空虹桜> ファンキーとはなにかね。ファンキーとは。

U・B> ボクらが大好きなgoo辞書(※2)によると、音楽用語以外だと、「型破りでかっこいい、すごくイカす」とか「ひどくかび臭い、汚らしい」なんだけど、イギリス古語的には「おじけづいた、おびえている」らしいです。

空虹桜> ああ。肝っ玉が小さくて臭いと。

U・B> うん。君ならそこセレクトすると思ったよ。

空虹桜> チッ!読まれたか。んじゃ、1曲目だけど「ワレメユニバース」で、早速下ネタ。

U・B> 信頼と実績の浜崎貴司節(※3)全開って感じですよね。「アブラカタブラ〜 我等ワレメの 奥で生まれた 神の申し子」(※4)なんて、1nmも嘘は吐いていない。

空虹桜> 嘘吐いてるとか吐いてないとか、そういう話じゃなくね?

U・B> でも、結局のところ、生命体にとって、大事なのはワレメじゃないですか。

空虹桜> 言い方。

U・B> もちろん、エロが起点ではあるんだけど、ダブルミーニングというか、トリプルミーニングな解釈可能じゃないですか。

空虹桜> その人がどう読むかだけだから、解釈なんて何通りもできるよ。

U・B> 正論を・・・まずは、最初に引用した歌詞の通り「生命の誕生」で、次に、まぁ、タイトルから直感的にイメージされる「ヴァギナ」で、最後はこのご時世。ディケイドな00年代を過ぎて、10年代の狭間感というか、インターネットで自由になるハズだった僕らの生活は、何故かソーシャルネットワークに雁字搦めにされていて、どんどん自由を失っているっていう。

空虹桜> 気にしなきゃいいだけだよね。

U・B> でも、知らない内に誰かが大金せしめてるんだよね。

空虹桜> じゃあ、常にウオッチしてたら、その大金が自分のモノになるのか?って話でしょ。

U・B> ええ。そうですよね。でも、そこに立ち現れるのは同調圧力だし、躱そうとするところに待ってるワレメに落ちちゃうじゃないですか。

空虹桜> そうね。「はまって動けない」(※5)を繰り返すエンディングは、現状の素描としては違和感が小さい。次、2曲目は「オードレイ!」は微妙にフュージョン感(※6)があるキィボード遣いなんだけど、

U・B> 言われてみれば、サックスの入り方といい、無闇にフュージョン感あるなぁ。そういえば、たしか、メールマガジン(※7

空虹桜> 唐突に人の話カットインしたな。

U・B> なるほど。思って。でさ、この曲は、それこそソウル・フラワー・ユニオンが「踊れ!踊らされる前に」(※8)言ったのから7年遅れて、でも、全然違うベクトルから同じ答えが出てきたっていうのが、面白くて仕方ないわけですよ。

空虹桜> 知らないよ。

U・B> もちろん、ROOTS66組の1年先輩だから知らないわけないんだけど、浜ちゃんの社会性と中川敬の社会性は似て非なるわけですよ(※9

空虹桜> だから、知らないよ。

U・B> いい加減、その辺、ちゃんと受け身取れるようになってくださいよ。何年やってんですか!

空虹桜> ええ〜。そこでアタシが怒られるの?

U・B> 空虹さん的に、それこそ、今を書く作家たらんとするみたいな「気概」っていうとカッコつけすぎだけど、なんかそれっぽいのがあったりするわけっしょ?(※10

空虹桜> いきなり持ち上げはじめた。

U・B> いや、つまらなき世をつまるようにするなら、とりあえず、踊れ!ってのは、すくなくとも指し手として筋は悪くないよね。っていう。結局、「今」しか我々は生きられないわけで、そこをElli(※11)に「目を背けてた 未来を探せ 動き始めた風に 手を伸ばせ」(※12)唄わせるのが絶妙ですよ。曲の構成としても、歌詞の構成としても。

空虹桜> 印象には残るよね。

U・B> ええ。あと、この曲の歌詞カード、Elliさんから溢れるエロスが最高。

空虹桜> ホントキモいわ。3曲目は「メタモルフォーゼ ~GO GO HEAVEN~」は、いかにもFLYING KIDSっぽい、頭悪いフレーズのグルーヴ感が良いなぁ思うんだけど、出だしが「初めまして 二割増しで 修羅場にしてみようよ」(※13)が酷いよね。

U・B> あと、1番と曲の終わりに入る、Elliさんの「へんしーん」ね。SWING-O(※14)の作詞作曲に、浜ちゃんが入ってる形だけど、言葉遊びの質の悪さが最高ですよね。

空虹桜> そうね。そういう意味では、欲情的な曲があって、直情的な曲があって、質の悪い曲があるっていうこの3曲の並びは、いかにもFLYING KIDSっぽい。

U・B> たしかにそれはそうですね。それを基本的にファンクチューン包んで客に提示するバンドがFLYING KIDSですからね。

空虹桜> 4曲目が「アソボ」で、アタシはこの曲が一番好きなんだけど、今の並びからすると、紹介が終わって、こっから本番みたいな。曲聴くだけでフロアの盛り上がりがイメージできるし、なによりサックスが良い。

U・B> 宇賀まり(※15)最高ですよね。で、空虹さんが好きっていうのはよくわかって、この曲楽しそうに散々な目を唄ってる自虐性ですよね。初期スチャダラっぽい(※16

空虹桜> そっか!「ついてる男」っぽい!!(※17)駅前でチャリ盗まれるし、態度が悪くてバイトクビになるし、中目のバーでビッケに会うし(※18

U・B> そうそう。なんでここでBIKKE出てくんねん!思いましたよ。素直に。一聴目、聞き間違えたかと思ったもん。

空虹桜> そりゃハングアウトするよね。

U・B> 「携帯電話を 窓から投げた エリーが笑う 「そんなの捨てろ!」」(※19)ですからね。

空虹桜> 50過ぎたオッサンたちのぐでんぐでん。

U・B> 駄目。酔っ払い。駄目。でも、そゆのが一番楽しい。

空虹桜> 屑がッ!5曲目は打って変わって、ヤケにメロウというか、イージーリスニング感のある「Long and Deep Breath Inside」

U・B> でも、言うても、基本このメンバ美大卒(※20)ですよ。今で言えばKing Gnuですよ(※21

空虹桜> ちげぇよ!

U・B> でもさ、フュージョン感にしろ、イージーリスニング感にしろ、アトロク的(※22)というか、日本のレアグルーヴ(※23)の掘り起こし的で、2020年に発売するのがベストタイミングって思えるじゃないですか。

空虹桜> ああ。たしかにそれは一理ある。

U・B> メールマガジンではAOR的って言ってたけど、どちらにせよですからね。あとは、この曲は丸山さん作曲(※24)なので、ちょっとした懐かしさが匂うメロディになってる。

空虹桜> 6曲目が、このアルバムのメイン感のある「祈りと祭り」で、このちょっと南米ファンクっぽさに乗っかる「飛ぶ子供達 ファンキータイム 懲りずにわっしょい!」(※25

U・B> アレですよ。この曲聴いて思ったのは、小沢健二(※26)が、実はやりたいことってこういうことなんだろうなぁっていう。

空虹桜> あっ!!!駄目だ。その話は駄目だ。

U・B> まさか空虹さんが我慢するとは!あと、この曲はなんと言っても「ハーイ! 右に見えますのは ビッグブラザーのパーティー会場」(※27)で、監視社会化する世界で、でも「祈りと祭り」が生きる上では必要だよ。みたいなことを最初考えてたんだけど、Fortnite戦争でホントにビッグブラザーが出てきた(※28

空虹桜> 幸か不幸か、世界が呼応した。

U・B> だから、Fortnite戦争以後に聞くと、じゃあ、Appleを「ビッグブラザー」と呼ぶことの理不尽さと、エピックゲームの脅迫と、でも、30%下がるといいよね!(※29)っていうのがこの曲と重なるわけですよ。それも含めて「祈りと祭り」だ!っていう。

空虹桜> そういう意味では、さっきの「踊れ!」っていうのと同じだよね。

U・B> うん。そうですね。

空虹桜> で、7曲目が「キミが大好き」で、ホントに「キミが大好き」を連呼するという。いろいろ社会メッセージは出てくるけど「キミが大好き」

U・B> 実際問題「キミが大好き」なわけですから仕方ないし、このアルバムで一番この曲が好き。最初聴いて、いい曲思って、作曲「宇賀まり」に驚くっていう。ホント、宇賀まり大好き。

空虹桜> うっせーよ。

U・B> 空虹さんに聞きたかったんだけど、結構頭韻的というか、音を揃えてきてるじゃないですか。この歌詞。

空虹桜> それこそ、桑田佳祐(※30)以降日本語作詞は同音異義語を使うのが、ある種一般化してるんだけど、脚韻をラップに取られてしまったら以上、頭韻を攻めていくぐらいしか新しい道が存在しないんだよね。でも、その道もスチャさんが「シン・スチャダラパーのテーマ」(※31)を先にドロップしてるっていう。

U・B> そういう解釈ですか・・・ツッコみたいところはあるが避けて、

空虹桜> 避けるなよ!

U・B> いや、避ける。ぜってぇ、話がめんどくさい。なので気を逸らせるために、超くだらないこと言います。音数的に「鎮魂歌」が「チンコ」に聞こえるせいか、絶対この曲ライヴでやる時、浜ちゃん「キミが大好き」唄いながらチンコ押さえてると思います!見えます!!

空虹桜> 見事なまでの最低さ。いいや。次、8曲目が「ドッグトゥース」で、つまり、犬歯。

U・B> なんと素直な。とりあえず、アルバムに1曲必ずある、雰囲気の大きな曲は、今回これだと思うんです。それこそ、さっきから話題に出してるメールマガジンだと「青春」って単語が踊ってるんだけど、それはやっぱり世代間格差があって、俺個人としては、この曲に青春よりもフラキ感を強く感じて、きっと「初期型のFLYING KIDSがあますところなく表現されている気がします」って浜ちゃんが言ってるのを、そっくりそのまま受けとってんだと思う。

空虹桜> まぁ、作者の言い分を100%受け入れて、それが「正」みたいな言い分を繰り広げるのって、学術的には下の下の下だけどね。

U・B> なに?その新しいロジック。

空虹桜> あと、「ドッグトゥース模様のキャスケット」(※32)って、なにかと思ってググったけど、ブライアン・ジョンソン?(※33

U・B> 知らん。

空虹桜> つかえねぇー

U・B> 洋楽を俺に聞くな。

空虹桜> ホント、使えねぇ。9曲目「抱きしめたい」は「キミを キミだけを 強く 抱きしめていたい」(※34)の伸びやかさが心地良い曲。

U・B> ですよね。もう、「キミが大好き」無かったらこの曲が一番好き。

空虹桜> なんだそれ。

U・B> やっぱり、Elliはいいヴォーカリストですよ。そして、ソロ曲!もう、この曲は完全にElliを売るための曲ですよ。だから、バックトラックもシンプル。

空虹桜> たしかに。

U・B> さっき空虹さんが引用したとこの2番の続き歌詞が大好きで、「流れ続けていた 音楽を止めないで 肩に顔を埋めて 全てをはね返す」(※35)って、実際に音楽が止まりかけてしまった世界で、もしかしたら、今もどこかの音楽が止まっている世界で聴くと、無性に泣きたくなるぐらい切実だと思うんです。

空虹桜> そだね。最近、ちょっと思ってるんだけど、時空間において、時間は一定方向に流れ続けるわけだから、物理現象として「止まり続けること」って、むしろ、不安定なんじゃないかなぁっていう。

U・B> 説得力があるのか単なるトンデモなのか。

空虹桜> もちろん、単なるトンデモです。ただ、なんとなく連想される叙事性にこそ物語があります。10曲目は「背中の彼女」で、珍しく母親の曲。

U・B> スローテンポを優しさと取るか、老化によってスローテンポにしかなれないのか?と取るかで、印象はまた変わる気はするんだけど、

空虹桜> そこまで斜に構えて聴くのはアンタぐらいじゃないの?

U・B> 否定はしない。で、まぁ、端的にいい曲ではある。

空虹桜> いい曲はいい曲なんだけど、いくつになっても、母親と正対できない幼いオッサンの曲だよね。

U・B> 言い方。

空虹桜> 甘ちゃんなんだよ。男は。どいつもこいつも。

U・B> フェミニスト文脈で解釈しますか。

空虹桜> 別にいんだけど、オジサンのセンチメンタリズムって、こういう形で表出化しやすいよなぁとは思う。

U・B> そこまで怒らんでも・・・

空虹桜> 怒ってはいないです。11曲目が「Le baiser」はインタールード(※36)で、本編最後の12曲目「JUST MOVE ON」への前フリなアカペラ。

U・B> イントロ的に「Le baiser」が入るので、「JUST MOVE ON」の盛り上がり感出ますよね。しかも、ちょっとしたフュージョン感がありつつ、サビの「JUST MOVE ON」繰り返しが、なんともファンキィっていう。

空虹桜> それこそさ、若い子が安直に応援する曲とか、その道を進め的なこと唄うの馬鹿にする方じゃない。アンタ。

U・B> もうちょっと言葉を選んでいただきたいですけども、仰ることは否定しません。

空虹桜> そのクセ、この曲良いと評価するのは自己矛盾だったりはしないの?

U・B> あ〜あ。そうですね。難しいとこですよね。「捻りの良さ」みたいなのにどうしたって評価軸を置きがちだけど、別にそっちは売れ線じゃないって現実がひとつにはあって。

空虹桜> 売れ線って話であれば、今ドキFLYING KIDSなんてファンしか買ってないわけじゃん。

U・B> 大半そうですよ。ファンでもないのに聴くのって、米津玄師か星野源かぐらいじゃないですか?あと、あいみょん(※37)それこそ、Spotifyのプレイリストの恩恵を受けやすい(※38

空虹桜> disった。

U・B> 違う違う。別に俺も詳しいわけじゃないけど、今あげた3人って、たまに聴くとポピュラリティは高いけど、相当変なことしてるじゃないですか。

空虹桜> うん。知らん。

U・B> でしょうね。彼らの共通点はソロだってところがひとつなんですけど、星野源は同年代だからちと違うけど、あとの子たちは完全に今の子たちだと思っていて、彼らにとっては変なことじゃないんだろうなぁとも思うんです。

空虹桜> そうね。そこは「いろんなことが等価」な世代だからね。

U・B> なにかの価値観に依存することがない子たちには、これぐらい時代感がハチャメチャな曲に「何気ない夢さえ 語れないのは いったい誰のせい?」なんて歌詞から「乗り越えて行け 途切れぬ想いのまんまで 飛び越えて行け さて、行こうか NOW! JUST MOVE ON! MOVE ON!」(※39)唄うのは、逆に捻れてるんじゃないですかねぇ。

空虹桜> 「捻れてる人が捻れてるままにストレートなことを吐くのは捻れてる」って見方がすでに捻れている。

U・B> まぁ、お互い様の話で。ラストの13曲目は「オードレイ! SWING-O re-edit version」ってことで、ある種、ライヴ終わりの追い出し曲みたいなポジション。

空虹桜> 今回初めて納得感のあるたとえ話。では、まとめを。

U・B> 何回も引用してて申し訳ないんだけど、メールマガジンで、「今回のアルバムが今の体制で作る意義がようやく見えたアルバム」みたいなことを浜ちゃんが語ってるんだけど、その予備情報が無かったとしても、結構、バランスが取れたというか、持ってる武器を一通り全部並べて使ってみました。って感じが凄いあって、こっから歪さえ特別さや、それこそ破綻だって起きるんだろうけど、2020年って奇怪な年に、こういうアルバムでリスタートするFLYING KIDSの運命みたいなのが興味深いし、触れ合えないとか制限されればされるほど、FUNKに生きたいですよね!っていう。

※1^ FLYING KIDS:ボーカル浜崎貴司を中心とした日本の9人組ファンクバンド。現在は、オリジナルメンバ5人に2017年からElli、SWING-O、宇賀まり、竹本一匹の4人が加わっている。
※2^ 僕らが大好きなgoo辞書:実体としてはデジタル大辞泉。
※3^ 信頼と実績の浜崎貴司:FLYING KIDSのオリジナルメンバで、フロントマンのヴォーカル。大半の作詞も担当。
※4^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※5^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※6^ フュージョン:ドラゴンボールとは無関係に、1970年代半ばに発生した、ジャズを基調にロックやラテン音楽、電子音楽などを融合した音楽ジャンル。
※7^ メールマガジン:浜崎貴司メールマガジン「ウラハマ@」のこと。時々、浜崎貴司インタヴュがあって、これが結構読みである。
※8^ ソウル・フラワー・ユニオンが「踊れ!踊らされる前に」:iTunesもLinkshareも糞味噌なのでAmazonへリンク。名曲。
※9^ ROOTS66組:1966年生まれの丙午は、存外ミュージシャンがいっぱいいて、50歳を機になにかとイヴェントとかやっている。 中川敬:ソウル・フラワー・ユニオンのフロントマンにしてヴォーカリスト。クドいことで有名。
※10^ 今を書く作家たらんとする:空虹さんは、いちおセミプロみたいな超短編作家で、一時期COVID-19に掛かる物語を毎週書いていた
※11^ Elli:※1の通り、2017年から加わったヴォーカリスト。エロくて素敵。
※12^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※13^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※14^ SWING-O:※1の通り、2017年から加わったキィボーディスト。もともとソロやサポートなど、多方面でやってた人。
※15^ 宇賀まり:※1の通り、2017年から加わったサックスプレイヤ。コーラスもやってたりする。好き。
※16^ 初期スチャダラっぽい:空虹さんが大好きなヒップホップグループ、スチャダラパーのこと。初期は「オモロラップ」と形容されていた。
※17^ ついてる男:スチャダラパーの3rdアルバムにして名盤「WILD FANCY ALLIANCE」収録曲。
※18^ 「駅前でチャリ盗まれるし、態度が悪くてバイトクビになるし、中目のバーでビッケに会うし」ってのは、ほぼ歌詞の引用で、たぶん、ここに登場する「ビッケ」はTOKYO No.1 SOUL SETのBIKKEだと信じて話してます。
※19^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※20^ 基本このメンバ美大卒:オリジナルメンバは東京造形大学の学生が多かった。なお、浜崎貴司は東京学芸大学教育学部卒。
※21^ King Gnu:日本の4人組ロックバンド。フロントマンの常田大希や井口理は東京藝術大学出身。
※22^ アトロク:RHYMESTER宇多丸のラジオ番組「アフター6ジャンクション」の略称。フュージョンやイージーリスニングの特集を過去に行っており、FLYING KIDSも特別編成でスタジオライヴを行っている。
※23^ レアグルーヴ:エアグルーヴの血族っぽいけど、過去の音楽や海外の音楽を現在の価値観で捉え直し、新たな価値を見出した音楽のこと。主にヒップホップで使われる用語。
※24^ AOR:Adult-Oriented Rockの略。1980年代の日本で音楽用語として用いられた。 丸山さん:FLYING KIDSのオリジナルメンバでギタリストの丸山史朗のこと。
※25^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※26^ 小沢健二:弊サイト内では、なにかにつけて名前が出てくることで有名な日本のシンガソングライタ。
※27^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※28^ Fortnite戦争でホントにビッグブラザーが出てきた:TVゲーム「Fortnite」を発売するEpic GamesがAppleに仕掛けた販売手数料の値引き請願脅迫合戦。何故かGoogle Playは相手にされてないのな。何故?ちなみに、ビッグ・ブラザーはジョージ・オーウェルの小説「1984年」に登場する架空の人物。
※29^ 30%下がるといいよね!:値下がりした結果、俺だって得するでしょ?
※30^ 桑田佳祐:ご存じサザンオールスターズのフロントマン。しかして、原由子の旦那。
※31^ スチャさんが「シン・スチャダラパーのテーマ」:スチャダラパーの16thアルバム「シン・スチャダラ大作戦」収録曲。弊サイトのレヴュはリンク先で。
※32^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※33^ ブライアン・ジョンソン:AC/DCのヴォーカル。ドッグトゥース模様のキャスケットを被っている。
※34^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※35^ 直前の鉤括弧は歌詞より引用。
※36^ インタールード:もともとは幕間狂言。ここでは間奏曲のこと。
※37^ 米津玄師:ハチ 星野源:SAKEROCK あいみょん:台湾では「愛繆」
※38^ Spotifyのプレイリストの恩恵を受けやすい:Spotifyって、どれぐらいの人が課金してるんでしょうか?
※39^ 鉤括弧3つは歌詞より引用。

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