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Ｕ・Ｂ＞ 年に一度の「RSR2024の前に聴いときたい４曲」です（※１）今年は６曲に戻そうかと思いましたが、４曲のテイを装います。
空虹桜＞ アタシんとこに、スゴい量のプレイリスト送られてきたんですけど（※２）
Ｕ・Ｂ＞ そうですね。30曲以上送りつけてましたね。唯一、女王蜂「油」（Apple Music / Amazon / YouTube）だけは無駄に終わっちゃいましたけども（※３）
空虹桜＞ アヴちゃんの早期回復を心よりお祈りいたします（※４）
Ｕ・Ｂ＞ 本当に。で、いきなり１曲目ですが、たぶん当人たちすらも勧める人がいると思ってないんじゃないかと思う13:00-13:30のdef garage、Hwyl「凡人」（Apple Music / YouTube）
空虹桜＞ 誰？
Ｕ・Ｂ＞ 青森出身なのにヴォーカルがあきたりさのRISING★STARの子ら（※５）
空虹桜＞ 「青森出身なのにあきたりさ」は百億回言われてるでしょうに。心よりお見舞い申し上げます。
Ｕ・Ｂ＞ いや、真面目に悪意無いですからね。ホントに、ただ言いたかっただけなんです・・・ごめんなさい。兎も角、「凡人」いいんですよ。「今は亡きロックスターを 知らない僕らはこう言うんだ アンタらの時代は終わった」（※６）って、要は反体制だったロックが、ロックスターを否定するって、反転の反転なんですよ。しかも、今年はロックスターの追悼をしなきゃいけないフェスになった（※７）んですよ。RSR。
空虹桜＞ ああ。カウンタカルチャが、ちゃんとカウンタカルチャを継続している。
Ｕ・Ｂ＞ そゆとこにこそ物語性は宿るというか。ちなみに、「普通の顔」（Apple Music / YouTube）とか「結局他人」（Apple Music / YouTube）とか、あんま良い恋愛してないのを作品に還元してるところもロックです。
空虹桜＞ 黙れオッサン。ハラスメントだぞ。
Ｕ・Ｂ＞ ごめんなさい。ごめんなさい。ちなみに、この感じはわりと鈴木実貴子ズみも感じたりしています（※８）
空虹桜＞ 鈴木実貴子ズみはわからいじゃないけど、いずれにせよみんな、追い詰められ過ぎ。
Ｕ・Ｂ＞ たしかに。で、14:00-15:00のSUN STAGE、RSR2024✕怒髪天 結成40周年スペシャル ～仲間（ひと）のふんどし祭り～は、タイトルからして祭太郎含めて今年も褌隊が登場することが確定しているのだけど、兄ィ（※９）久々に俺は「サスパズレ」（Apple Music / YouTube）が聴きたいです。兄ィ。
空虹桜＞ 情報過多なんだけど、面倒くさいから掘り返しません。
Ｕ・Ｂ＞ 自分で言っといてなんだけど、たしかに面倒くさい。とりあえず、周年記念で長年連れ添ったベースのシミさんを解雇した（※10）は見逃せないと思うんですけど、裏の14:00-14:50のRED STAR FIELDにLucky Killimajaroだし、14:30-15:20のBOHEMIAN GARDEN奇妙礼太郎BANDだし、14:40-15:30のEARTH TENTはハンブレッダーズだし、裏も強いです。
空虹桜＞ だいぶ色が違う気はするけど。
Ｕ・Ｂ＞ そうですね。色は違います。で、15:40-16:30と真っ昼間のRED STAR FIELDにAwichで、16:20-17:10のEARTH TENTにDISH//とかパンチが強いんですけど、15:50-16:40のSUN STAGEが平井大って、なかなかサプライズ。
空虹桜＞ その並びは、たしかに全部メインステージな印象はある。っていうか、Awich今年も出るんだ。
Ｕ・Ｂ＞ ね。ビックリしました。その裏で16:10-17:00のBOHEMIAN GARDENで離婚伝説ですよ。ちょっとどうかしてるバンド名で有名な離婚伝説。唄上手いのに、何故かファルセット使いたがるので、ちょいちょい耳に障るけど「愛が一層メロウ」（Apple Music / Amazon / YouTube）みたいな狂気の曲がアルバム１曲目だから油断ならない。
空虹桜＞ 全然知らんけど、ツッコミどこが多いのはわかる。
Ｕ・Ｂ＞ このペースで喋ってると相変わらず終わらんのでテンポアップしますけど、何故か17:50-18:40のBOHEMIAN GARDENで森山直太朗で、さらにBOHEMIANは頭おかしくて、19:30-20:20にnever young beach、21:10-22:00に折坂悠太（band）という。たしかに、この並びは良いのだけど、BOHEMIANでやるのか？って感じはあって、だったらHygge（※11）のがいいんじゃないかなぁっていう。
空虹桜＞ 夕焼けぐらいで森山直太朗はいいんじゃないの？
Ｕ・Ｂ＞ ステージ位置的に、森山直太朗からしか夕焼け見えないんですよ！客にも見せてやれよ！
空虹桜＞ 知らんがな。
Ｕ・Ｂ＞ もちろん、メイン級のミュージシャンがSUN STAGEとRED STAR FIELDに並んでるんで、やっぱりこの２つが主力なんだなぁって気はするんだけど、EARTH TENTはちゃんとバンドが並んでいて、19:40-20:30のsyrup16gは全然予習できてないんだけど、たぶん見に行くんです。っていうかその前18:00-18:50のBAND-MAIDを超久々に見る予定だったりもするんですけど。
空虹桜＞ アレだよね。アイドルがメタルやったらベビメタ（※12）だし、メイドがメタルやったらBAND-MAIDって理解であってる？
Ｕ・Ｂ＞ だいたいあってます。ちょうど今クールのアニメ「グレンダイザーU」（※13）のエンディングが「Protect You」（Apple Music / Amazon / YouTube）なんだけど、もともと買ってたベスト聴いてたら「FREEDOM」（Apple Music / Amazon / YouTube）とか「輪廻」（Apple Music / Amazon / YouTube）とか最高ですよ。
空虹桜＞ 最高ですか？
Ｕ・Ｂ＞ 足裏診断しないよ！（※14）
空虹桜＞ なんつー返し方するかな。
空虹桜＞ なにを言っているのか。
Ｕ・Ｂ＞ そうそう。def garageで20:20-20:50のKID FRESINOで、21:20-22:00のTHA BLUE HERBと、何故かヒップホップ勢がここに固められました。
空虹桜＞ いちお、ヒップホップリスナですけど、その辺はアタシ詳しくないんですが・・・
Ｕ・Ｂ＞ わかってて振りました。for CAMPERSだと23:00-24:00のRED STAR FIELD、フジファブリックが年内で活動休止（※17）ってことなので、8/16出演者の中で一番話題性あるのはここかなぁって感じなんですけど、23:40-25:00のBOHEMIAN GARDEN、ROTH BARTBARONがビックリ80分枠ってことで、21:00-22:00のSUN STAGEクロージングのVaundyよりも長い。
空虹桜＞ なんかあるんだ。
Ｕ・Ｂ＞ そんな予感はあるけど、実はそこはかとなくドスドス言ってるのにドーパンみ（※18）を感じる23:20-24:20のWurtSを見ようかなぁと思ってますが、いずれにせよ、8/16のEARTHはバンドだけ並べたんだから、ここはちゃんとバンド置けよ！と。
空虹桜＞ あえての外しじゃない？
Ｕ・Ｂ＞ まさかのフォロウ。ちなみに、WurtSは「分かってないよ」（Apple Music / Amazon / YouTube）がいい曲なんですが、アルバム「ワンス・アポン・ア・リバイバル」（Apple Music / Amazon）を油断して聴いてると、次の「魔法のスープ」（Apple Music / Amazon / YouTube）と区別が付かない時があります。
空虹桜＞ 褒めてるのか貶してるのか。
Ｕ・Ｂ＞ だって「魔法のスープ」って凄い歌詞ですよ。「幸福感、マジカル魔法で大破して」（※19）とか歌詞に出てきて、思わず聞き間違えたかと思いましたもん。
空虹桜＞ 「チゲ鍋」的な重言だなぁ・・・って、だから褒めてるのか貶してるのか。
Ｕ・Ｂ＞ さっき言った「分かってないよ」や「エヴォリューション」（Apple Music / Amazon / YouTube）とか、ダンスロックで良いですよ。夜中に踊ってクタクタに寝ちゃえばいいんじゃね？って感じはあります。全般的にもうちょっと灰汁強い方が好みですけど。で、6/17です。12:00-12:30に登場RISING★STARのArataが、去年のRISING★STARだったFirst Love is Never Returnedのギターらしいんだけど、「サニデイズ」（Apple Music / Amazon / YouTube）あたり好ましいんですけど、やっぱり、12:30-13:20のRED STAR FIELD。日本の米は
空虹桜＞
Ｕ・Ｂ＞ 日本の米は
空虹桜＞
Ｕ・Ｂ＞ 日本の米は
空虹桜＞ 高い？
Ｕ・Ｂ＞ そうですね。今米の価格が上がってますからね。って、違うわい！
空虹桜＞ ノリツッコミにしては酷いな。
Ｕ・Ｂ＞ 無理めなパスを通そうとしておいてなにを。打首獄門同好会の「日本の米は世界一」（Apple Music / Amazon / YouTube）をドスルーですか。
空虹桜＞ いや、知らんし。
Ｕ・Ｂ＞ 空虹さん、そういうノリじゃいかんのですよ。元ネタ知らなくても、こういう流れのフリには乗っかれる人でしょ？あなた。知ってますよ。
空虹桜＞ 面倒くさい。
Ｕ・Ｂ＞ もっとポジディヴに生きましょうよ。人生。
空虹桜＞ そこまで言われること？とりあえず、話し続けてください。
Ｕ・Ｂ＞ とりあえず？まぁいいや。たしか打首をしっかり見るのが初めてなので楽しみです。14:20-15:20のSUN STAGEがLiSAだったり、15:10-16:00のEARTH TENTがTHE BACK HORNだったり大きいとこがいる中、久々に14:30-15:20のBOHEMIAN GARDENスガシカオ with FUYUを見ようか悩んでるんですが、やっぱりメインはその次。２曲目に聴いておきたいのは16:10-16:50のBOHEMIAN GARDEN泉谷しげるで「野性のバラッド」（Apple Music / Amazon / YouTube）
空虹桜＞ 出たー！見事に老害チョイス。
Ｕ・Ｂ＞ 最近は自分で老害アピールしてますから、まったく否定しないですけど、この曲をクソ暑い中にちょっとだけヒンヤリした風が入り込む夕方手前にBOHEMIANで聴くこと考えてくださいよ。汗だくの老人が「Oh なんてお前に伝えよう 騒ぎの好きな俺について Oh なんてお前に伝えよう 静かに暮らすいらつきを」（※20）って唄うんですよ。
空虹桜＞ ある種、執着への恐怖だ。
Ｕ・Ｂ＞ 否定しないです。ただ、このいらつきには共感もあるんですよ。だから、今年全然テント当たんなくて、もしかしたらRSRに呼ばれてないのかなぁみたいなこと考えたりもすんだけど、でも、この曲をそゆ時に油断して聴いてしまうと、もうどうしようもないんですよ。たしかに、俺も騒ぎの好きな人間で、カオスが好きで、いくつになっても落ち着きから縁遠いっていう。
空虹桜＞ その割には、穏やかな人に見られたりね。
Ｕ・Ｂ＞ 猫なんていくらでも被りますからね。そうじゃなく、ある意味で、泉谷は自分のロールモデルというか行き着く先の最高峰のひとつですらあるんじゃないかなって気もする。
空虹桜＞ アコギ弾けるようにならなくちゃ。
Ｕ・Ｂ＞ いや、そゆ意味じゃ・・・まぁ、弾けるに越したことはない気がしますけど。
空虹桜＞ 泉谷って、もう70後半とかでしょ？それでちゃんとフェスに呼ばれるのが凄いよね。
Ｕ・Ｂ＞ そうですね。CHABOさんよりたしか歳上（※21）だから、たぶん、RSR史上最高齢アクトです。その意味では、もうこれが泉谷見る最後かもしれない。
空虹桜＞ そうね。そゆ覚悟を伴うライヴだよね。
Ｕ・Ｂ＞ 新しい人の新しい価値観こそが大事なのはその通りなんだけど、ロックミュージシャンやフォークミュージシャンで、70代80代で最前線やってる人は世界史上当然いないわけだから、自分たちの行き着く先みたいな意味でも見た方がいいかなぁっていう。もちろん、超名曲の「春夏秋冬」（Apple Music / Amazon / YouTube）もあるし。
空虹桜＞ 「春夏秋冬」は知ってる。
Ｕ・Ｂ＞ で、問題は17:30-18:20で、片やRED STAR FIELDは9mm Parabellum Bullet、BOHEMIAN GARDENが小山田壮平（bandset）。で、18:00-19:00にSUN STAGEがスピッツで、18:10-18:40のdef garageが-真天地開闢集団-ジグザグという被り。
空虹桜＞ 出た。漢字読めないジグザグ。
Ｕ・Ｂ＞ 「しんてんちかいびゃくしゅうだん」
空虹桜＞ 「開闢」ぐらい書けんけど、読めるわ。
Ｕ・Ｂ＞ 読めないって言ったじゃないですか。
空虹桜＞ 一般論の話をしています。
Ｕ・Ｂ＞ めんどくせぇなぁ・・・とりあえず、小山田君ソロアルバム「THE TRAVELING LIFE」（Apple Music / Amazon / YouTube）だと「スランプは底なし」（Apple Music / Amazon / YouTube）が最高なんですが、今年出たアルバムの「時をかけるメロディー」（Apple Music / Amazon / YouTube）は１曲目「コナーラクへ」（Apple Music / Amazon / YouTube）と２曲目「マジカルダンサー」（Apple Music / Amazon / YouTube）３曲目「アルティッチョの夜」（Apple Music / Amazon / YouTube）と、３曲立て続けで「俺が飛びついた頃みたいな歌詞だ！」と思いました。
空虹桜＞ 凄いわかりにくい喩えをしましたね。
Ｕ・Ｂ＞ こう見えていちお、前身バンドであるandymoriの解散武道館ライヴにいた（※22）ので、すこしは知った顔してもいいと思うんですけど、「モンゴロイドブルース」（Apple Music / Amazon / YouTube）とか「ベンガルトラとウィスキー」（Apple Music / Amazon / YouTube）みたいに、なに言ってるのかわかんない歌詞が好きだったんですよ。意味なんかいらんのですよ。偉い人にはそれがわからんのですよ。
空虹桜＞ アンタ理屈臭いのに、わけわかんないの好きだよね。
Ｕ・Ｂ＞ ええ。もう、頭おかしんじゃね？みたいなのが大好きなんですよ。もちろん、なんだか今の若い子に流行ってるらしい「すごい速さ」（Apple Music / Amazon / YouTube）も好きなんですけど、「すごい速さ」だって、速いこと以外わけわかんないじゃないですか。
空虹桜＞ 雑なパスをアタシに出すな。
Ｕ・Ｂ＞ そのわけわかんない感じが「コナーラクへ」や「マジカルダンサー」にはあって、久々にアルバム聴いてて「頭おかしい」って、ニヤニヤ声出しかけましたよ。
空虹桜＞ キモいわ。
Ｕ・Ｂ＞ いや、ヲタクってそゆもんでしょ？時間帯話に戻すけど、スピッツは「8823」（Apple Music / Amazon / YouTube）に尽きるんですが、RSR想い出話はガチな人たちがたくさん話してくれるから、そっち聞いてください。
空虹桜＞ 投げた。良田君（※23）とか書いてなかったっけ？
Ｕ・Ｂ＞ ヤツは死んだ。忘れろ。で、花火あけですが、21:00-22:00のSUN STAGE東京スカパラダイスオーケストラは、たぶん菅田将暉筆頭にゲスト大量登場だと思うし、21:00-21:50のEARTH TENT木村カエラは久々だし、同じく21:00-21:50のHedigansはYouTube見てたら「論理はロンリー」（Apple Music / YouTube）なんてアレな曲名でアがるし、21:30-22:00のdef garageに小樽出身Furui Riho出るしで、全部見たいんですけど。
空虹桜＞ がんばれー
Ｕ・Ｂ＞ 適当な。なお、タイムテーブル的にFurui Rihoは、同じ小樽のthe pillowsがRED STAR FIELDで22:00-22:50と、時間つながってしまってるます。WESSは小樽愛が足りないと思ってます。
空虹桜＞ あんまり小樽ばっかり贔屓すると、石狩に嫉妬されちゃうから。
Ｕ・Ｂ＞ なるほど！って、なんだよ。その三角関係。Furui Rihoは1stアルバムだと「ABCでガッチャン」（Apple Music / Amazon / YouTube）聴いて、中学生エロネタみたいな曲をやりたいのか？思ったら、2ndアルバムで「LOA」（Apple Music / Amazon / YouTube）とか「SAPPORO TOKYO」（Apple Music / Amazon / YouTube）、自分の人生に寄り添った曲を唄ってて、そっちのが俄然良いなぁと。
空虹桜＞ 「ABCでガッチャン」をエロネタだと思う、アンタのがよっぽど中学生な気はするけど。
Ｕ・Ｂ＞ エロを隠そうとする方がよっぽど卑猥で非道徳的ですから！で、今年8/17が売り切れた理由の一因だろう22:50-23:40EARTH TENTですよ。俺のATOK（※24）が絶対「須玉先」変換したがる菅田将暉 a.k.a フィリップですよ（※25）
空虹桜＞ 出たー。凄いね。菅田将暉見に来た客をその日の内には帰らせないタイムテーブル。
Ｕ・Ｂ＞ 悪意のある。とりあえず、このために菅田将暉のアルバム買い込んだんですけど、「さよならエレジー」（Apple Music / Amazon / YouTube）がせっちゃんの「やさしくなりたい」（Apple Music / Amazon / YouTube）にしか聴こえなくて（※26）、「クローバー」（Apple Music / Amazon）は、あいみょんの曲にしか聞こえなくて、スゲェな石崎ひゅーい（※27）っていう。
空虹桜＞ アンタのがよっぽど悪口言ってんじゃん。
Ｕ・Ｂ＞ 悪口じゃ無いです。本心です。っていうかね、1stと2ndは「ピンクのアフロにカザールかけて」（Apple Music / Amazon）や「7.1oz」（Apple Music / Amazon）みたいに、忘れらんねえよ柴田（※28）の曲にグッと来てしまうんですけど、トータルでどの曲が良いかと言われれば、菅田将暉が自分で書いてる楽曲が良くて、空虹さんは悪口って言いましたけど、石崎ひゅーいと作った「サディステックに生きなくちゃ」（Apple Music / Amazon）は良い曲だと思ってますし、なにより全然評価されて無さ気なんですけど、３曲目として「ゆらゆら」（Apple Music / Amazon）が抜群に良いです。
空虹桜＞ アタシは悪口言ってないだろ。人のせいにすんなや。あと、それは単にタイトルが好みとかそゆのじゃなくて？
Ｕ・Ｂ＞ 気づいたか。とりあえず、ついつい吉田拓郎を頭に浮かべたりもします（※29）けど、歌詞全部引用したいぐらいなんだけど、「左足の小指 タンスの角にぶつけて 悶絶しながら笑った ゆらゆらゆら」とか「焼き鳥屋のおばさん に言われた言葉 なんか悔しいけどありがとう ゆらゆらゆら」みたいな感じ方が菅田将暉という人を表してるんだろうなぁと思っていて、最後に「見えたものを見えたように 好きなものを好きなように」（※30）でしまるんですけど、これを言える人はすくなくとも悪い人じゃないよなぁっていう。
空虹桜＞ なにも深読みしてない発言で申し訳ないけど、素直な人だなぁって感じはある。
Ｕ・Ｂ＞ そうですね。素直すぎてムカつくことはあっても、素直な人を嫌いにはなれないじゃないですか。
空虹桜＞ う〜んと、言わんとしてることはわかるんだけど、たぶん、それだけだと語弊があって、自分の欲望に素直な人は気持ち悪いんだよ。自分の感受性に素直だと欲望の反映であっても嫌いになれない。
Ｕ・Ｂ＞ おっと。なるほど。たしかに、それは考えたこと無かったけど、一理あるかも。
空虹桜＞ 場合によっては、無邪気さみたいなモノなのかもしれないけど、その反射というか反響が創造物になるわけだしね。
Ｕ・Ｂ＞ なるほど。こういう話してると、空虹さんって、悪口言うだけの人じゃないなって気がしますね。
空虹桜＞ 悪かったわね。つか、さっきからアタシを悪者にしようとしてるけど、アンタのが悪口多いからね。
Ｕ・Ｂ＞ いずれにせよ、菅田将暉は楽しみにしております。ちょっと「SPIN」になって雰囲気変わった（※31）からこれからもうちょっと方向性変わるのかな？とか思ってます。で、その菅田将暉の裏で22:40-23:10のdef garageにBillyrromって、また読めないバンドが出るんだけど、「DUNE」（Apple Music / Amazon / YouTube）って楽曲があるので、シャラメ好き（※32）のみなさんは押さえるだけ押さえとくと良いのではないかと。
空虹桜＞ でゅーん。
Ｕ・Ｂ＞ でゅーん。で、今年のRSRのメインアクトはどうしたって24:00-26:00のWEEKEND LOVERS 2024 "with You"なわけです。RED STAR FIELD。で、どうもミッシェルとバスデのトリビュートステージ（※33）になるようなんだけど、その辺は詳しい人に聞いてください。俺の一京倍ぐらい魂が入ってる人たちが山のようにいるので。
空虹桜＞ t.A.T.u.は？「All the Things She Said」（Apple Music / Amazon / YouTube）誰か唄わないの？（※34）
Ｕ・Ｂ＞ ごめん。悪ノリ過ぎてノれない。
空虹桜＞ ちっ。つまんない大人になったな。
Ｕ・Ｂ＞ いや・・・RSR的には、10周年本でMount Alive山本（※35）も言ってるとおり、RSR誕生のキッカケの一端はミッシェルとブランキーなわけで（※36）、文脈魔というか物語性として、もちろん、達ちゃんがいるので良いんだけど、今年AJICOなりなんなりでベンジー呼んでないのはどうよ？（※37）と思うし、イマイアキノブがゲストでいるのは大きいんだけど足りない感じはある（※38）
空虹桜＞ シークレットとかなんじゃないの？
Ｕ・Ｂ＞ ねぇ。それは期待してもいるんだけど、すでにブランキー肩透かし案件というか、みんなの妄想が集まりすぎて妄想玉になっているので、考えすぎは体に悪いですよ！っていう（※39）
空虹桜＞ まぁ、こっから先どんどんみんな死んでくだろうからね。
Ｕ・Ｂ＞ 不吉なこと言わないの。っていうかさ、ガチで四十代ってそういう世界線ですよね。
空虹桜＞ まだ聞いてないけど、そろそろ高校同級生で誰か死ぬ頃合いだと思ってんだよね。
Ｕ・Ｂ＞ だから、不吉なこと言わないの。ちなみに、バスデ最後のEPとなった「April」（Apple Music / Amazon / YouTube）は「S.P.L」や「I SAW THE LIGHT」のがバスデっぽい印象なんだけど、「サイダー」がやっぱり沁みます。
空虹桜＞ 「沁みる」は、わりと良い表現なんじゃないかしら。知らんけど。
Ｕ・Ｂ＞ 「知らんけど」付けたらなに言ってもいいって風潮は止めた方がいいと思いますよ。マジで。さて、25:00-25:30のdef garage、Bialystocksはせっかく２枚ともアルバム買って、まだ１枚目の予習中だけど見れそうになく、とりあえず「ごはん」（Apple Music / Amazon / YouTube）とか「夜よ」（Apple Music / Amazon）とか好きです寄ってところで、残りのタイムテーブルを眺めると、29時にメインスクリーン見ながら「With or Without You」（Apple Music / Amazon / YouTube）唄うだけでOKそうなので（※40）、最後の４曲目に紹介したいのは26:10-27:00のBOHEMIAN GARDENクロージングアクト、ZIONの「Eve」（Apple Music / Amazon / YouTube）
空虹桜＞ パルマか！（※41）
Ｕ・Ｂ＞ ボケがわかりにくいですよ。「Hurricane」（Apple Music / Amazon / YouTube）も好きなんですけど、ここでは「Eve」で。ちゃんとフィジカルで買いたい人なのだけれど、「道の駅 ピア21しほろ」はなかなか行けないからオフィシャルからポチりました。「道の駅 ピア21しほろ」のチラシが入ってて最高でしたよ。まったく。
空虹桜＞ んと、それは道の駅でしか売ってないってこと？
Ｕ・Ｂ＞ はい。士幌でしか売ってないです。もしくは通販です。元NICO Touches the Walls（※42）が、今となってはゴリゴリの北海道ローカルバンドですよ。誰が2010年代にそんな未来を想像したか？いや、しない。
空虹桜＞ 反語。
Ｕ・Ｂ＞ 「待ち焦がれてる 夜明け この未来に光あれ」（※43）ですからね。もうちょっと遅い時間にして、ホントに夜明け頃に聴いたら、たぶん泣いちゃいますよ。
空虹桜＞ 泣くのは好きにすればいいんだけど、明けない夜は無いハズなのにまたトランプとか言ってるし、ウクライナは疲弊が激しいし、イスラエルはガザ虐殺を、習近平はウイグル虐殺を認めなくて、先に暴力振るっちゃえば勝ちみたいになってるんだだから、世の中、存外明けない夜はあるのかもしれないよ。
Ｕ・Ｂ＞ 不吉なことを平然と仰いますね。厭だわぁ。
空虹桜＞ さて、一通り紹介し終わったみたいなので、今年のまとめを。
Ｕ・Ｂ＞ オフィシャルにテントが確保できないんだったら、友達に出演してもらうか、自分がRISING★STARになるしかないなと。
空虹桜＞ 夢は寝てから見てください。
※１^ RSR：Ｕ・Ｂがなによりも大切にしているロックフェスティヴァル「RISING SUN ROCK FESTIVAL」の略称。以降、出演ミュージシャン名がたくさん登場しますが、注釈してるとキリが無いので省略です。逆に言うと、注釈に名前のある人は出演しない人です。
※２^ スゴい量のプレイリスト送られてきたんですけど：いちお、空虹さんには予習しとけと、触れる可能性がある曲のリストを送りつけている。
※３^ 女王蜂「油」だけは無駄に終わっちゃいましたけども：女王蜂は、出演発表後にヴォーカルアヴちゃんの体調不良を理由にキャンセルとなった。
※４^ アヴちゃんの早期回復を心よりお祈りいたします：アヴちゃんは、上述の通り、女王蜂のヴォーカル。結構長めの体調不良なので心配で鳴らない。復帰を心待ちにしています。
※５^ RISING★STAR：RSRの若手オーディション。2012年以降は２組が選出され、金・土のトップバッターを飾る。
※６^ 直前の鉤括弧は「平凡」の歌詞より引用。
※７^ 今年はロックスターの追悼をしなきゃいけないフェスになった：チバユウスケに2023/11/26が亡くなったという話。詳しくは続きを読んでください・・・
※８^ 鈴木実貴子ズ：2019年と2022年のRISING★STAR（2019年は台風で鈴木実貴子ズ出演日が中止）同じ2022年RISING★STARのZIONが今年呼ばれたんだから、鈴木実貴子ズ呼べよな＞WESS
※９^ 祭太郎：祭の妖精。 褌隊：石狩の皆様。過去に２度SUN STAGEに立っていることを考えれば、下手なバンドよりもロックスター（言い過ぎ） 兄ィ：怒髪天のヴォーカル増子直純の愛称。
※10^ ベースのシミさんを解雇した：バンドメンバーで一番歳下のベース清水泰次は、1999年に「もう一度、怒髪天やろう」と再結成を提案したにもかかわらず、2024/2/9、数年来に渡る過度の飲酒と素行不良を理由に解雇された。
※11^ Hygge：2022/2023年にBOHEMIAN GARDENの代わりに設置されていたステージHygge STAGE。雰囲気が素晴らしかったのだけれど、BOHEMIAN GARDEN復活に伴って消滅。なにが良くてなにが悪いのか。
※12^ ベビメタ：日本のメタルダンスユニットBABYMETALの略称。2023に出演し、準急Xにアップした終演後の夕焼け写真がプチバズした（個人的に）
※13^ グレンダイザーU：みんな大好き永井豪原作によるテレビアニメ「UFOロボ グレンダイザー」のリブート。GAINA製作なので、いろいろ思うところがないわけじゃないが、キャラデザ貞本義行だし。つか、兜甲児がシュッとしてる方がよっぽど気になるのだが（アニメ版「マジンガーＺ」を見てるせい）
※14^ 足裏診断しないよ！：a.k.a 福永法源。もう若い子にはわからないネタ。いちいち説明しませんよ（それも古い）
※15^ GLAYまったなし：RSR界隈の隠語。
※16^ WESS:RSRを主催する北海道のライヴプロモート会社。いっつも彼や是や言ってるけど愛してるぜ（DV男みたいな言い回しだな・・・）
※17^ フジファブリックが年内で活動休止：移行、オフィシャルより引用「金澤ダイスケより、自分のすべてをこのアルバムに注ぎ込み、20周年イヤーを全力で駆け抜け、その後バンドを脱退したいとの申し入れがありました。」
※18^ ドーパンみ：ロックスターつながりってわけでは無いけど、ダンスロックバンドDOPING PANDAっぽさを感じることを「ドーパンみ」と表しております。
※19^ 直前の鉤括弧は「魔法のスープ」の歌詞より引用。
※20^ 直前の鉤括弧は「野性のバラッド」の歌詞より引用。
※21^ CHABOさんよりたしか歳上：CHABOこと仲井戸麗市が1950年生まれ。泉谷しげるが1948年生まれ。
※22^ 前身バンドであるandymoriの解散武道館ライヴにいた：バンド名はアンディ・ウォーホルと「メメント・モリ」（藤原新也によるインドの写真集）を繋げた造語だそうな。当時のレポは短いけどこちら。
※23^ 良田君：高校の同級生。実はRSRをＵ・Ｂに紹介した人。たぶん実際はまだ生きてるハズ。
※24^ ATOK：JUST SYSTEMの日本語入力システム。30年近いユーザ。
※25^ フィリップ：菅田将暉の俳優デヴュ作「仮面ライダーＷ」の役名。
※26^ せっちゃん：斉藤和義の愛称。真意は貴方の耳でご確認ください。
※27^ 石崎ひゅーい：日本の男性シンガーソングライタ。菅田将暉にいろいろ楽曲提供をしている。
※28^ 忘れらんねえよ柴田：日本のロックバンド「忘れらんねえよ」のヴォーカル柴田隆浩のこと。忘れらんねえよもRSRになかなか呼ばれない勢。事務所オーガスタなのに。
※29^ ついつい吉田拓郎を頭に浮かべたりもします：「ひらひら」という曲がある。
※30^ 鉤括弧３つはいずれも「ゆらゆら」の歌詞より引用。
※31^ SPIN：2024年発売の菅田将暉3rdアルバム。各サイトへのリンクは「サディステックに生きなくちゃ」のから飛んでいただければ。
※32^ シャラメ好き：嫉妬することすら許されないぐらい、世界トップクラスのイケメン、ティモシー・シャラメが主役だった映画が「DUNE」
※33^ ミッシェル：日本のロックバンド「thee michelle gun elephant」の略。 バスデ：日本のロックバンド「The Birthday」の略。いずれのバンドも、※７で触れたチバユウスケがヴォーカルだった。
※34^ t.A.T.u.：ロシアの女性ヴォーカルデュオ。たぶん、今のプーチン政権下では絶対活動できないレズビアンチックなMVで当時話題を攫った。有名な話ですが、ミュージックステーション出演時にはドタキャンをカマし、そのフォロウをミッシェルがやったので、空虹さんの発言になっております。
※35^ 10周年本：ちょいちょい付属のDVDを見返すことで有名なメモリアルブック。 Mount Alive山本：RSR10年目までWESSに所属し、RSRのプロデューサだった人。今は独立しJOIN ALIVEを企画・運営している。
※36^ ブランキー：ここでは日本のロックバンド「BLANKEY JET CITY」のこと。ブランキーがイカ天出身だと思うと、日本のカオスだよなぁ。
※37^ 達ちゃん：BLANKEY JET CITYのドラムにして、RSR唯一の皆勤賞中村達也のこと。 AJICO：RSR第１回出演のUAとBLANKEY JET CITYヴォーカル浅井健一が組んだユニット。 ベンジー：BLANKEY JET CITYヴォーカル浅井健一の愛称。
※38^ イマイアキノブ：日本のミュージシャン、ギタリスト、画家。FrictionやTHE GOLDEN WET FINGERSで中村達也と、ROSSOやThe Birthday、THE GOLDEN WET FINGERSでチバユウスケと活動をともにしていた。
※39^ ブランキー肩透かし案件：解散24周年記念？で、BLANKEY JET CITYのオフィシャルYouTubeとXが開設されたことから、一部の人たちがRSR出演フラグだと妄想していたが、実際はサブスク解禁だけだったという話。でも、未だにサプライズが無いとは言いきれないとも思っている・・・（一部の側の人）
※40^ 29時にメインスクリーン見ながら「With or Without You」唄うだけでOKそう：全ステージが終わったあと、来年の日程発表のBGMにU2「With or Without You」がかかるのです。今年は「古い灯台」かもしれないけど。
※41^ パルマか！：こちらは空虹さんが大好きなGK鈴木彩艶の移籍先の話。「ザイオン」つながり。
※42^ 元NICO Touches the Walls：ZIONのヴォーカル光村龍哉が、2019年までやっていたバンドがNICO Touches the Walls。
※42^ 直前の鉤括弧は「Eve」の歌詞より引用。
