Attention!!
MCなんかは細部曖昧です。ご了承ください。
朝 https://gennari.net/meta/arf17.htm#morning
もの凄い風の音で目が醒めたのが午前1時。
このままだとテントごと吹き飛ばされるんじゃね?思ったんだけど、さすがにそこまででは無かった。
ただこの台風か!っていう嵐は、子どもだったら、泣いてんじゃね?ってぐらい。
そのあと、カラスの鳴き声に起こされ、寝相の悪さで首痛くて起きたりもしたけど、正式には7時過ぎに起床。
斜面に建設したから目が覚める度、谷の方に落ちてるのな。被ってたアルミがいつの間にかどっか行って結露してたりで、3年も4年もテント張ってるんだから、いい加減学習してくださいよ<自分
それはともかく、コーヒーを飲みたくて仕方ないけど、お粥とセットでしか売ってなかったりで、
お粥がいらんわ。
パッタイ注文したら、「まだやってないんですよ」とか言われて前に並んでた4人組と被ったなぁ感じながらガパオを食べると、
これがなかなかウマかったり。
こゆ時の炭水化物は落ち着くねぇ(しみじみ)
前日朝からのボトルコーヒーを、こんなこともあろうかと飲み残してたんで、わずかなカフェインを摂取。ある種作戦勝ち。
徐々に日が出てきて、体を温めるためにテント内を片す。
アレもコレも濡れてるからまだ畳めないな・・・あっ、着替えましょう着替えましょう・・・
そんな感じで体と頭がほぐれたところで、
ビール!
本当に朝ビールは
幸福の象徴。
本読んだり、さらにテント内を片したり、ビール呑んだりしてたら11時。
まずは呑み友達が絶賛してたのWith A Splashを見に。
時間的に見れるのは1曲だけだけどナー。
11:25〜11:55 With A Splash https://gennari.net/meta/arf17.htm#was
ちょっと早く着いたので、ジントニ呑みながら、動物たちの写真を撮りつつ、With A Splashがはじまるまでの時間を潰す。
ステージ最前はお友達が占めてるようで、HASEKURA Revolutionで出てきたから仕方ないとはいえ、そこはもうちょっと一見に対する空気を作ればいいのにとか。
四つ打ちメロコア系というか?ヴォーカルの声は嫌いじゃないんだけど、一曲目から浮かれすぎ感は多少あり、申し訳ないけど、
思い出作りに来た印象は拭いきれなかったなぁ・・・
11:45〜12:15 竹原ピストル https://gennari.net/meta/arf17.htm#pistol
スゲェな。クリープハイプ。「アンパンマンマーチ」サンプリングしてるのか!
とか思いながら、トコトコと津軽ステージへ。
渋滞してる直通路は通らず、ちょっと遠回りでも、荒吐側を通過していくよ!
「
リハーサルの時と服装変わらんですみません 」
といって現れたピストルはアルバム表題曲の「youth」ではなく「よー、そこの若いの」からライヴをはじめる。
もしかしたらサウンドチェックで唄ってしまったんだろうか・・・しまった・・・
2曲目の「LIVE IN 和歌山」から、俺の斜め前で見てる小笠原(巨人時代)のレプリカ着てるアンちゃんが踊り出す。
結構周りの人も注目なダンス。
歌詞に合わせた振り付けに見えるけど、踊る曲と踊らない曲があるので、もしかしたら仕込んできてたのかもしれない。
たぶん「youth」の曲は知らないと見た!
その辺、音に導かれたダンスではないので、ある種の予定調和感がウザくて仕方が無かったりもするけど、大声で唄う派の人間でもあるので、あまり文句もつけられない。つか、
髭キモい。
3曲目「Rain」終わりで、自ら「
声出てますねぇ 」言っちゃうぐらいに乗ってたライヴは、「キャリーカートブルース」なんて初めて聴いた曲(歌詞カードが風で飛んでった・笑)もあって、新鮮でもありつつ、やはり最後の「俺のアディダス 〜人としての志〜」で、感無量。
そして栄光へと続くリングの上で勝負するチャンスを与えるべくで、俺をドサ回りから引っこ抜き、銀色に輝くスクリーンの中に放り込んでくれたあの人の涙を。
(from「俺のアディダス 〜人としての志〜」竹原ピストル)
いつもこの曲を聴く度、頭の中に「松本人志問題」が浮き上がりはするのだけど、でも、
この曲の良さは凄まじいまでの敬意に尽きるのだから、余計なことを考えてしまう自分に憂鬱にもなる。
セットリスト
- よー、そこの若いの
- LIVE IN 和歌山
- RAIN
- みんな〜、やってるか!
- カウント10
- ちぇっく!
- キャリーカートブルース
- 俺のアディダス 〜人としての志〜
12:30〜13:10 清水ミチコ https://gennari.net/meta/arf17.htm#4325
15分で津軽から磐越まで戻れた!
行きとは逆で、帰りに渋滞コースを通ったのは、津軽→鰰の方が流量が多いからです。鰰→津軽の抵抗が大きすぎると言い換えても良い。
あの道、常に半分占めとく必要ないよなぁ・・・
それはともかく、ウォッカトニック買う内に、ミッちゃんはじまったのでスクリーン手前の方へ。
過払い金102030ネタが今ひとつウケなかったのは、東北じゃTVCMしてないからなんじゃ無かろうかと思いつつ、ともかく、
素晴らしかった。
やっぱりミッちゃんパネェッス。パネェッス。ミッちゃん。
また、ミッちゃんが誰にでも許されるのは、悪意が全方位向いてるからだよなぁ。
ミッちゃん大好きな大好きな矢野顕子の物真似がアレなんだから、他の人を多少誇張したって許されるというか。
スクリーンネタも良く出来てて、終止爆笑に次ぐ爆笑。
今年の年末は武道館見に行こうか・・・(あったら)
しっかし、ミッちゃん見るのに
クリープハイプの知識が必要になるとは!
オーラスに言い放った
「
今年はゲスで食べていきます 」
は至極名言。それでこそ、
ゲスもベッキーも報われる(待て)
14:10〜14:45 女王蜂 https://gennari.net/meta/arf17.htm#joobachi
テントをまたちょっとだけ片しても、女王蜂まであと1時間あるから、今年陸奥行く予定ないんで、
取材旅行だ!(いろいろ間違い)
道すがら、HEATWAVE×Reiで「BLACK BANANA」が聴けたので、軽くテンションが上がる。
この曲キャッチィで好きなんだけど、下ネタだよね。どう考えても(待て)
陸奥行く前にチラッと寄り道して、今日分の牛串を食らおうと思ったら、グッズ売り場で大森靖子がちゃんと握手してたりで、
出自がアイドルの人は偉いなぁと。
そのまま陸奥目指したら、大量に人が押し寄せてくるので、なにかと思ったら、ちょうどRIP SLYMEが終わったところだったと。
未だ相当数のファンいるんだね>リップ
アジカン待ちの人が残った陸奥の写真だけ撮って、カラーゲ食べに行きましょうと。
行ってみたら恐ろしく大行列で音速諦め(苦笑)並ばなくても食えそうなのってことで、馬刺串焼食べたらあまりのしょっぱさに、多少体調を崩す(苦笑)
まぁ、こんだけ歩いた分、平原綾香の「ジュピター」聴けたので、元は取ったかと。
スペアザ終わりの大群にもぶつかったけど、なんとか6分前に花笠着。
しょっぱさと、ちょっとだけ歩き疲れで、軽く眠気にも襲われつつ、
アヴちゃんに鳥肌か立ったし、なんだろ?
覚悟の強さみたいなモノをまじまじと見せつけられたようなライヴ。
攻めきると決めた人は強い。
圧倒された35分でした。
しっかし、だいたい女王蜂持ってるハズなのに、
なんでこんなに曲わからないんだ?
ん?そうか、俺、「
失神(初回生産限定盤)」持ってないからか!
にしてもだ・・・アヴちゃん、5年前は十代か・・・初めて女王蜂見たのが
2011年のRSRだったんだけど、アレも十代か・・・
15:20〜16:00 くるり https://gennari.net/meta/arf17.htm#quruli
眠気に逆らわない今年のコンセプトを守って、テントで小休止しながらくるり。
メンバ紹介からの「ロックンロール」が個人的ハイライト。
晴れわたる空の色 忘れない日々のこと
溶けてく景色はいつもこんなに迷ってるのに
8の字描くように無限のビート グライダー飛ぶよ
さよなら また明日 言わなきゃいけないな
(from「ロックンロール」くるり)
正確にはくるり、この曲だけ異様に好きだってだけな気もしないではないが、自分のテントの中にいたとはいえ、ロックフェスでの「ロックンロール」は気持ちよく響く。
新曲は「琥珀色の街、上海蟹の朝」
一時期のHipHop接近から、だいぶ距離を取り直してた印象だったのに、まさかここに来てまたがっつりHipHopに再接近するとは思わず驚く。
にしても、「すけべな女の子」たしかに速いけど、そゆイメージで聞いてないわぁ。
くるりが終わってすっかりテントを片付けたら、今年もヤマトさんで発送。
ガラガラに空いていたけれど、着払い限定でしか発送できなかったので仕方無し。でも、
日付指定したよ!
16:40〜17:10 野宮真貴 https://gennari.net/meta/arf17.htm#missmakinomiya
トイレ行って、ケバブ食べてマキちゃん!
やっと見れるよマキちゃん。御年56歳だよ。
花笠の中はわりに空いてるんで、スルスルと前から三列目ぐらいをキープ。
斜め後ろでは酔っぱらいに絡まれるJD二人組。
俺の隣りに立ってる男の子も一緒に来てる人のハズなんだけど、まるで他人のようにいたりするあたり、
嫉妬か!?
1曲目から期待に応えて「東京は夜の七時」ではじまり、
もう大満足。
マキちゃん綺麗だわぁ。この56歳なら全然(以下自主規制)
2曲目が「Love So Fine」だったかなぁ(記憶曖昧)で、3曲目「世界は愛を求めてる。」からの4曲目「ぼくらが旅に出る理由」と、
予習してきた甲斐があったセットで、お腹いっぱい状態。
さらに5曲目というかとトドメで「PIZZICATO FIVE MEDLEY」
あわせて銀ラメのドレスから、
白ラメのワンピになる!
この56歳なら全然(以下自主規制)
にしても、最近、ピチカート聴いてないから曲名思い出せん(苦笑)
今年のARABAKIの目的はこれで達成したので、
帰ってもいいかなぁ。って、気になりました。
17:30〜18:05 ソウル・フラワー・ユニオン https://gennari.net/meta/arf17.htm#sfu
急いだんだけど、ちょい遅刻ぐらいで着いたら、遅れてたんでサウンドチェック(たしか「荒れ地にて」だったような)に間に合う。
そこから35分にいろいろありすぎたんで、もう語り尽くせぬ日々ですよ。
良いか悪いかはともかく、今年のARABAKIベストアクト。
まずは、「風の市」でようこちゃんが出てくる。
中川と奥野さんが50になる&THE NEWEST MODEL30周年だからとでニューエスト再結成とか言い出して、「こたつ内紛争」から、ようこちゃんがラップして、TOSHI-LOWが出てきて、スコップギター弾いたと思ったら、次の曲でクラウドサーフして、ニューエスト解散と。
なんだこのカオスは!
だいたいさ、メインステージのトリやる人間が、
他人のステージでクラウドサーフするか!?
ARABAKIで久々に、驚愕の展開ってヤツを見ましたよ。
TOSHI-LOW、中川とリハやってる時に、ニューエストやる聞いて、我慢できんかったんだろうなぁ。
いい話だ。
最後は「海行かば 山行かば 踊るかばね」に「満月の夕」
ふぅ。
これが伝説ってヤツか。
セットリスト(SFUソース / NEWESTソース)
- サウンドチェック)荒れ地にて
- 風の市
- こたつ内紛争
- ソウル・フラワー・クリーク
- エンプティ・ノーション
- フィーリング・ファッキン・アラウンド
- 海行かば 山行かば 踊るかばね
- 満月の夕
19:00〜19:40 初恋の嵐 https://gennari.net/meta/arf17.htm#hatsukoi
2年連続で鰰終わりというか、今年来た鰰は、この一度きり。
たぶん、鞄下ろせるという確信もあり、ジャックダニエルほどじゃないけど、ジムビームも甘いんだよなぁ。思いながら、ジムビームジンジャー片手に、ステージ前の方へ。
サウンドチェックで聞こえる
PAの人の声が好みだなぁとか、無駄なことを考えたりしつつ、まったりと暗い空を眺めたり。
時間になってARABAKIのいつものジングルを聞いた瞬間、不意に「今年のARABAKI、これでおしまいだ」と思ったら、泣きそうになる。
「どこでもドア」のインストではじまって、セカンドの曲をほぼ順番になぞり、だから、「どこでもドア」無いのかと思ったら、最後にもう一度「どこでもドア」
いつだって君はイカしてるんだ
怖いほど冷たくされる日を楽しみにしています
そして、どこでもドア連れて行く夜は女の子が待ってるんだ
(from「どこでもドア」初恋の嵐)
「
セカンド」は、
わりと全部好きな曲!みたいなアルバムなので、ライヴで聴けて良かった。
まさか木暮さんや高野勲の歌を聴けるとも思ってなかったし。
オーディエンスの熱すぎず、冷たすぎずな感じがちょっと不思議だったけど、まぁ、それも一興。
アンコール、曲名わかんなかったんだけど、山内総一郎と隈倉さんが唄う、
因果というか、わかっててそれをやるっていうのか、やらざるを得ないっていうかね。
フロントマンが死んだバンドって、数奇だねぇ。
あとそう、そこはかとなく、バスデのフジイケンジが、初恋の嵐で演奏する光景は、ARABAKIに来た甲斐があったなぁと。あの違和感ね。
エピローグ https://gennari.net/meta/arf17.htm#epilog
久々に、本当に一人で過ごしたロックフェスだったなぁとか思ってたら、いつの間にか眠っていた。
帰りのバスはサクサクと進み、1時間程度で仙台街中へ。
もうこの街並みは見慣れていて、春が終わってしまったのだと、しみじみ思ったりもした。
また、来年。
ARABAKIに来たいなと、バスから降りる時に思った。