雑感・レヴュ集 メタセコイア
邦画

作品名記述者記述日
大怪獣のあとしまつ唸るバクテリア2022/03/11★★

本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。

予告編の時からわかってはいたけど、公開初日にTwitter上で「糞」が踊ってた「大怪獣のあとしまつ」見ました。
特撮ヲタとして、腹は括らねばなるまいて。
糞糞糞って、途中のネタで
ああ、そういうことか!
思ったんだけど、みんな本気で糞言ってたんだね!
エンドロール終わってまで酷いって、映画の有り様として相当だけど、たしかに、ふせえりは素晴らしかった。太鳳様はなんとか頑張ってる感はあった。
つか、太鳳様をチョイスした監督やスタッフの悪意を見た。
喧嘩売ってる?と思ったことは否めない。
もしくは太鳳様仕事選んで!あなたは、エスメラルダの姫様なのだよ!!!
いや。違う。
シンゴジ」みたいなことがやりたかったんだと思う。うん。
「シンゴジ」が流行ったけど、俺がやったらもっと面白いの撮れるもんね!感がアリアリと。
予算半額でガメラパロディを本気でやるんだったら、オマージュとして素晴らしいので、褒め称えよう。
いちお書いとくけど、ふせえりが
聞かせてもらったわよ
と、これから進むはずの鉄扉から顔出したシーン、爆笑したぞ。もしくは、西田敏行とふせえりだけなら喝采だ。
大丈夫、そんな勇気が無いことぐらいわかってる!!
でも、駄目だ。
上野耕路が音楽やってても駄目だ。
西田敏行の使い方がわかってないのもあるけど、濱田岳は太鳳様とキスできていいな。
って違う。
なにが駄目って、「シンゴジより面白い」の証明が、ウンコ・チンチンなのです。
平たく言うと、小学生に映画撮らせちゃ駄目!!!それが芸風というのはいいわけに過ぎない。
松竹と東映による初の共同製作作品。
松竹がこれを撮ったという衝撃。
東宝でも大映でも無いとこが撮ったらこうなるのだ。
アレを風刺と読むか、単に痴呆老人が杖を振り回してるだけと見るかで、だいぶその人の立場が見える。
周りの大人たちが、空気を読みつつ遠回しな批判に準じる中、龍臣プロが賛辞を送ってるあたり、流石プロ。
姫様の手前、きちんと目下を演じてらっしゃる。
潘めぐみを隣に並べてるし、確信犯なんだよね(掲載は五十音順)
兄ィやみうらじゅんにコメントもらうけど、樋口真嗣や氷川竜介にはコメントもらわない。
なにもかも。すくなくともスタッフはわかってやっている。
だから、この映画は「そういうモノ」として、「小学生ガハハ」と受け入れるのが正解なのです。
映画下手糞だな」とか、思っても書いちゃいけない。見てる間、つい口を突いたけども。んで、ここに書いちゃったけど。
このご時世に、金かけてC級怪獣映画を作れるのは凄いのです。
ご武運を。

広告

BACK

雑感・レヴュ集 メタセコイアBANNER
(C) Copyright Unaru Bacteria,2022
e-mail bacteria@gennari.net