作品名 | 記述者 | 記述日 | 星 |
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス | 唸るバクテリア | 2023/04/21 | ★★★★ |
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でだ、エヴァみたいに毎週連続で25話見てたら、ここまで疲れなかったと思うんですよ。
予備知識値というか、「シン・エヴァ」からエヴァ見た人とか、どういう体力と理解力で映画見てるんだよ。スゲェ。
でも、たぶんこの映画の解釈において押さえるべきは、やはりメインの時間軸において、ミシェル・ヨーが背中に「パンク」刺繍されたセーターというか中華味のある服着てたとこなんですよ。
パンクならわかる。俺の領分だ。悩まなくていい。
そう考えると、無駄にスペースシャトルの発射シークエンスを差し込んだりするのも、単にカッコいいからなのだ。そこに意味はない。
つか、意味はない。
もうさ、ハチャメチャで面白いカンフー映画を撮りたかっただけですよね。
そうじゃなかったら、格闘シーンでモザイクかけ続けるなんて、面倒くさいことしないでしょ。
しかも、アナル a.k.a ケツ穴にトロフィーだのを差しっぱなしですよ。馬鹿じゃないの?爆笑したけど。
チンコ、ウィンナー、ケツ穴、ゲロ。
もう、残念な男の子が大好きなガジェットの共演。頭わりぃ。
黒いベーグルだってケツ穴ですよ。ケツ穴。ケツ穴。
完膚無きまでな厨二病。
宇多さんがムービーウォッチメンでクレしんとの類似を語るのはなるほど。たしかに。
そういう残念な子たちが好きなものはパンクしかない。パンクしかないのですよ!
常識をぶち壊すのがパンクなのだから、この映画のは固定観念をぶち壊しに来ただけに過ぎない。
ただやっぱり、そこで着地点が「幸福な家族」であることに違和感はある。
おそらく、ダニエルズの二人は幸福な家族で育ったんじゃないか・・・
まぁ、パンフの町山さんコラムを踏まえれば「親切でいる」ことの映画なので、家族はどうあれ「親切」であれば幸福なのかもしれないけれど。
プーチンもゼレンスキーもムネオも親切にしようよ。親切に。
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