雑感・レヴュ集 メタセコイア
洋画

作品名記述者記述日
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、
カンザス・イヴニング・サン別冊
唸るバクテリア2022/03/04★★★★

本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。

みんな大好きウェス・アンダーソン「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」見ました。
もちろん当然思うところは、<font size=“5”>タイトル長ぇよ!</font>です。ありがとうございます。
あえてちょっと遅い上映回を取ったのだけど、それなりの人入り。先にパンフ買う人もボチボチ(含む俺)
それにしたって、なんて映画だ!
終わりしな、声にして口から言ってしまったではないか。
あまりにわからず、しかし、極めて映画的な経験である。
そりゃ、好きな人は大好きだよな。ウエス・アンダーソン。
いや、予告の時点でわかってはいたんですよ。突拍子がないのは。しかし、想像の斜め上を行く、ある種の想像の範囲内。
それにしたって、素晴らしき、なにを見ているのだ?映画。
最終的にはちゃんと帰ってくるのだけど、結構な時間、遠くへ飛ばされていた印象はある。
3つの物語に頭とお尻が付いていて、ちょっとした短編集なのだし、白黒とカラーの切り替えには明確な理由がある気はしたのだけど、アニメパートとか、計算し尽くされたセットやカットや場面転換等々、その辺の意図までは読み切れず。
けれど、悉く、たしかに俺の見たかったフランス感は溢れていた。
エンドロールのさんざ作ったであろう、フレンチディスパッチの表紙が、なんであんなにもフランスっぽいのか?ゴリゴリのアメリカ映画だぞ。これ。
なにかちゃんとしたルールがあるんだろうなぁ。割合とか。これを解読して明確にすると、オシャンティな人になれる気がする。
読解力が欲しい。読解力。
にしたってさ、シモーヌ(レア・セドゥ)のヌードが超綺麗なの。
36だし、一児の母だし、それであの体って凄いなぁ。エロい意味でもアート的にも。しかも、ツンだし
つかねつかね、出てくるヒロインが全員ツンってどういうことやねん。
単にウエス・アンダーソンがツン好きってことで良いですか?
フランシス・マクドーマンドがツンなのは言わずもがなじゃないですか。
ノマドランド」でヌードになったと思ったら、今度はティモシー・シャラメと恋仲とか、なんなの?この人。恐ろしい人!!
そうじゃない。ジュリエット(リナ・クードリ)のヘルメットとか、ある種の「フリクリ」感というかすら感じたり。
嗚呼、なんて好みな女性ばかりなんでしょう!(変態)
つまり、端的に言ってしまうと、物語はどーでも良くて、目に楽しい映画でした。そして、結構爆笑。
楽しい映画は良い映画。
そうじゃなければ、刑務所の壁に描かれた壁画を、その部屋ごと飛行機に乗せる無茶は描けんってな。

広告

BACK

雑感・レヴュ集 メタセコイアBANNER
(C) Copyright Unaru Bacteria,2022
e-mail bacteria@gennari.net