鳥獣戯画展で180分並んだあとで、結構疲れつつ、
マグリット展。
わりとベタな感じのもあるんだなぁとか思いながら眺めてたんだけど、初期でも「夏」なんて、今でも全然手垢がついてない感じで、なかなか見事だなぁと。
あとは「凌辱」の
ゲスさね。
思わず「
ゲスだなぁ」と口にしてしまったり。
いくつかあった、楽譜の挿し絵とかの新鮮さというか、デザインされてる感が、現代っぽいなぁと。
デザインの基本は、画家だって当然押さえてるっていう。
たしかに戦中の作風は評価分かれるよなぁ。
思いつつ、素直に、ラストの「即自的イメージ」や「テーブルにつく男」の存在感みたいなのがジリジリ来て、そんな長い時間見てたわけじゃないけど、「見たなぁ」思えました。
あとアレ、体に人の顔が描かれてると、一瞬、
入れ墨かと思うね!(馬鹿)
ちなみにだ、宮崎美術館が思いの外マグリットいっぱい持ってて驚き。
つか、わりと日本の地方美術館がマグリットいろいろ持ってて、
日本人はマグリット好きだなぁと。