11月に有休取る余裕が無かったので、12月になって「
漫画家・森薫と入江亜季 展 —ペン先が描く緻密なる世界—」@世田谷文学館にようやく行ってきました。
超ウルトラ久々の世田谷文学館。特急と各駅を乗り間違えたりもしたけれど、わたしは元気です。
もうね、70分ぐらいかけて見歩いて、「出口」にぶつかってから、慌てて入江さん見てないと慌てるぐらいに熱中して見てしまったり。
30分ぐらいで入江さんパート見切るのは結構厳しい。
余裕を持ってきたはずなのに、2時間の見積もりでも足りなかった。
乗り間違えが無かったら・・・京王線嫌い・・・
閑話休題。
森薫は「
大乙嫁語り展」も見ているのだけど、今回は入江さんがいるからこそ対比というか比類みたいなもので、香り立つものがあるなぁと。
とくにやっぱり動物パートが最高で、森薫がモフモフに対して、入江亜季が昆虫だなぁと。
「北北西に曇と往け」を読むのパスしてしまったので、どうしても「乱と灰色の世界」の物量が自分の中で大きいのだけど、モフモフと昆虫の話の中で、昆虫の存在感の強さは抜群だなぁと。
その中で、時折、全然違うタイミングで描かれた甲虫の甲虫らしさが、溜息が漏れるほどの「良い絵」なのです。
無論、アイスランドの羊がおいしそうに描かれてるのは、羊肉が日常の離島に生まれ育った人間としてはたまらんものがある。
あと、入江さんのコメントを見ていると、たしかにこの人は車好きなんだなぁと。
横転したジムニーたしかに可愛い。
そして、そんな入江亜季に「『旅』こそが入江亜季」と喝破した森薫たるや!
「旅」は買ってなかったから、慌てて購入しました。Amazonの評判微妙だけど、良い短篇集。
もちろん、オイラが圧倒的に森薫が好きだというのはあるのだけど、いちいちコメント付けてくる森薫が、「マンガを描くべきだ」と切々に語るのは、本当にこの人は人間が良いというか、ヲタクだなぁと。
しゅき。
今更ながら、こんだけ原画展見てきて、ようやくトーンの指定の見方がわかりはじめてきたのだけど、森薫のなにを何処まで描けば良いのかのコントロールが、全然理解できないところからはじまっていて、
絶対に俺はマンガ家にはなれないなと。
そして、エマ最終話の原画は、何度見ても泣きそうになるので、
公共の場で展示しないでいただきたい(暴論)
んで、入江さんはイラストというかワンカット絵がすんばらしかったので、Tシャツとかトートバッグとかあったら、いくらでも散財する気になったのに、なにもないのな。
ぎゃふん。
森さんは前回個展やってたので物販豊富だったけど、入江さんが思いの外だったので、コーヒー以外にも買いやすい物販を・・・
このコーヒー何時飲めばいいの?わたし・・・(年末飲んだ)
せめてポストカードがあれば欲しかったのに・・・
なお、ヲタ的には奥村さんに連載希望!と手描きしたネームの表紙にテンション爆上がりでした。
なに?このマンガの歴史書に掲載されそうなの。
あと、似たようなので、原稿遅れて、ハルタの封筒に詫びとイラストを書き添える入江亜季もキュート。
ちなみに、クールビューティーみたいな感じのお嬢さんがセクシィな薫りを身に纏ってらして、ちょっと2人の作品にいそうでいないタイプだなぁと。